【スーパーグローバルハイスクール】最高&最低評価はなし…2016年度指定11校を評価

【3】これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成がおおむね可能と判断されるものの、併せて取り組み改善の努力も求められる(5校)

  • 宮城県気仙沼高等学校
  • 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校
  • 創価高等学校
  • 熊本県立水俣高等学校
  • 沖縄県立那覇国際高等学校

宮城県気仙沼高等学校

海を素材とするグローバルリテラシー育成~東日本大震災を乗り越える人材をめざして~

  • テーマごとに主担当の教員を任命するシステムとすることで教員の参加と責任が明白になっており、各教員が事業の運営に積極的・主体的に関わっている点が高く評価できる
  • 「震災復興」プログラムなど地域の力をうまく活用している例もあり、東日本大震災を経験し、その復興に努力している気仙沼地区の期待を担った一層素晴らしい研究となることが期待される
  • 学校が独自で設定している評価の観点や通常の教科の指導の在り方が本事業の趣旨に合致していない点が見られるため、中間評価自己評価票に示された評価の観点を参考として、日常的な振り返りを行いながら吟味し、十分な成果をあげるよう改善することを期待したい

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校

“音楽の力”で世界を魅了する先導的グローバルアーティスト育成

  • 同一法人の強みを生かし、高大連携・高大接続型(SGUとSGH)のシステムやプログラム、指導体制がよく準備されている。とりわけ学長のリーダーシップと指導・支援によって、高度で充実した国際連携型研修や大学での指導などが充実している点は評価できる
  • 広域から意欲の高い生徒が入学してくる学校の特性を生かした研究開発を着実に進めており、学校の特性に合った指標に即して自己評価され、成果および課題が多面的にかつ着実に把握されている点も評価できる
  • 各教科のカリキュラムを生徒たちの探究に関連したものとするために、学習内容の構成の仕方や教科間の関連性、学習活動の工夫の在り方などについて、より明確にしていくことが望まれる。とりわけ専門的能力の育成だけでなく、生徒たちがグローバルかつローカルなテーマでフィールドワークや探究活動を行うことで、本事業の趣旨により合致した取り組みがなされることを期待したい

創価高等学校

言語技術を磨き、地球規模課題解決に取り組む能力育成プログラム

  • 実施体制が適切に構築されており、本プログラムを柱として学校全体の学習内容・学習方法についても積極的に改革がなされつつある
  • 全生徒の参加の上に中核となる生徒が選抜されており、取組の成果が全校に波及・共有されるように組まれている。今後、選抜される生徒の数を増やし、本取り組みのメリットが多くの生徒に還元されることを期待したい。
  • 事業評価の方法が生徒・教員へのアンケートや資格所持者数などに収束していたり、1年目と2年目とがそれぞれ単発的な手法によって評価されていたりするため、今後は統計処理の専門家を擁する大学との連携を進め、評価の客観性を担保するなどの工夫や、とりわけ各学年のつながりについて再度見直し、事業評価を行うことが望まれる。

熊本県立水俣高等学校

「環境首都水俣」に学ぶ水高生から世界への「いのち」の発信

  • 地域の特性を生かした本校ならではの課題を掲げて着実に研究開発を進めており、「環境」という視点から世界を学ぶことを通じて、自分で考え行動できるグローバル人材の育成に取り組み、その成果および課題を明確にしている点は評価できる
  • 生徒が外に発信する機会や海外研修の機会が増えたことで、グローバルな課題に対する当事者意識やグローバルマインドが喚起され、表現力の向上にもつながっている点が評価できる
  • 生徒の活動時間の十分な確保に留意するとともに、3つの学校種が融合することの利点・課題も合わせて分析をする必要がある。また、運営指導委員会が有効に機能するよう引き続き工夫をすることが望まれる

沖縄県立那覇国際高等学校

平成の大交易時代を構築せよ!」 沖縄からグローバルリーダーを創出

  • 多岐にわたる活動が計画的・段階的に構成されており、生徒たちの探究能力の育成と英語能力、コミュニケーション能力の育成とが一体的に遂げられるようなカリキュラムとなっている。また、アンケート調査の結果からも、異文化との共生、異なる価値観の尊重など、生徒の意識の変化について仮説に基づく成果が示されている点が評価できる
  • 20名からなるSGH委員会にて情報や問題の共有がされており、学校全体の取り組みとして実施されている。また、外部委員の意見を反映した軌道修正も実施されている点が評価できる
  • 国内外の高校との交流において、現地でのフィールドワーク、発表・交流活動など多様な体験が遂げられるようにさらなる充実に努め、生徒たちが地球規模の課題について一層深く学べるような取り組みとなることが期待される。

いっそうの努力が求められる2校>>

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