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3つのテスト方式で合否を判定
「上智大学」(東京・新宿区)は、2021年度より、入試制度の異なる「国際教養学部」を除く全学部・全学科を対象に一般入試制度を一新することを、2018年12月11日(火)に公表しました。
新制度では、全方式において、英語4技能を測定する外部検定試験を活用する、「大学入学共通テスト」(英語外部検定試験含む)を導入した選抜方式を新設することを柱としています。
一般入試では、下記の3つの選抜方式を併用することで、各方式に応じた多様な入学者の受け入れを目指していくとしています。
1.TEAPスコア利用型(全学統一日程入試)
事前に受験した「TEAP」または「TEAP CBT」のスコア、および上智独自の教科・科目試験の結果で総合的に合否判定を行う。TEAP/TEAP CBTスコアは、現行の一般入試(TEAP利用型)の出願基準利用から、合否判定基準利用(得点換算利用)に変更。指定された受験科目が共通していれば、複数の学部・学科の併願が可能。
2. 学部学科試験・共通テスト併用型
基礎的学力は「大学入学共通テスト」、英語4技能は「英語外部検定試験」(複数の試験を活用)、思考力などを測る「学部学科独自試験」の3つの試験結果で、総合的に合否判定を行う。学部学科独自試験は、学部ごとに試験日程を設定し、4日間(午前・午後)で8学部の入学者選抜を実施、記述式を含む思考力を問う出題形式とし、 文章理解力、論理的思考力、表現力など、より総合的な学力到達度を測定する。
3. 共通テスト利用型
「大学入学共通テスト」および「英語外部検定試験結果」のみで合否判定を行う。指定された受験科目が共通していれば、複数の学部・学科の併願が可能。
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これらのテストにおける大学入学共通テストの受験科目・配点、利用可能な英語外部検定試験およびCEFRレベルに応じたバンドスコアによる得点換算方式・配点は、後日公表される予定です。
さらに、大学の出願要件として、高校生活において主体的に取り組んだ活動の成果や、留学・海外経験、取得した資格・検定などについて、Web出願時に提出を求める方針ですが、これらは得点化はせず、入学後の学生指導、高大連携に資するための参考資料として活用するそうです。
【「上智大学」2021年度における入試改革】
- 上智大学
- 新制度開始時期:2021年度入試より
- 所在地:
- 入試方式: