親子留学 DATA
- 子供の年齢:8才2ヵ月(小学2年生)
- 子供の英語レベル:自宅では、英語ネイティブ対象のテキストを使用して学年相応のカリキュラムを勉強。小学1年生で英検2級取得
- 留学期間:6週間(2015年6月〜7月)
- 留学地域:アメリカ・ハワイ州ホノルル
- 留学にかかったコスト:航空代金/27万円(大人ひとり+子供ふたり)、サマースクール参加費/約51万円、コンドミニアム滞在費/約37万円 その他(生活費、交通費、レジャー費など)/約30万円、海外保険+健康診断代/約5万円…合計約150万円
留学先 DATA
- 学校:私立小学校「セントアンドリュース・プライオリースクール St. Andrew’s Priory School」
- 学校の住所:224 Queen Emma Sq Honolulu, HI 96813
- プログラム名:サマースクール(新3年生向けクラス)
- スクールの時間帯:平日8時~17時30分
- 授業内容:午前(学年別の選択授業「モーニングアカデミック Morning Academic)1時間目/8時~9時45分、2時間目/10時15分~12時、午後(遊びが中心のグループアクティビティ「サマーシズラー Summer Sizzler」)毎週月曜日は遠足、金曜日はプール
- 「セントアンドリュース・プライオリースクール」①<学校選び&申し込み>◀
- 「セントアンドリュース・プライオリースクール」②<授業&アクティビティ>
- 「セントアンドリュース・プライオリースクール」③<その他の学び&まとめ>
3回目のハワイ短期留学
2015年6月、8才(小学2年生)の双子の娘とともに、6週間のハワイ短期留学へ出発しました。
ハワイは、プリスクールでの短期留学(それぞれ4週間)を含め、今回で3回目の留学となります。

ワイキキにある「セントアンドリュース」の敷地内にて。
ハワイはファミリーに人気のプチ留学先でもありますが、ハワイがオススメな理由は
- 米国なので、学校以外でも英語を学ぶチャンスがたくさんある
- ハワイ留学をあっ旋する代理店も多く、スクールの情報が収集しやすい
- 夏季に開催されるサマープログラムでは、これまで多くの日本人を受け入れている学校も多く、参加しやすい
- 学校が終ったあとや休日には、ビーチやプール、観光など家族で楽しめるアクティビティがある
ハワイで留学する場合、受入先となる学校や団体も多く、問われる英語レベルなどもさまざまなので、まず悩むのが「学校(プログラム)選び」かと思います。
毎年2月に入ると、例年ハワイでサマースクールを実施している学校では、公式サイトなどを通じてぼちぼち詳細を公開しはじめます。
授業の説明や申し込み方法や申し込み期限なども記載されているので、それらをもとに子供の興味のありそうな内容や学んで欲しい分野などを検討。
わからないことがあれば、窓口の連絡先もあるのでメールなどで問い合わせるといいと思います。
学校選びのポイントは?
今回、娘たちが留学したのは、ハワイでもっとも歴史のある私立の女子校「セントアンドリュース・プライオリースクール St. Andrew’s Priory School」のサマースクール。
サマースクールは、6月初旬から7月半ばまでの6週間実施。1セッションは約3週間となり、娘たちはセッション1と2の両方(6月9日~7月17日)に参加しました。
セントアンドリュースは、普段はキンダーから高校生までの女の子たちが通っていますが、サマースクールの期間は男子も参加可能(共学)となります。

敷地内にある「セント・アンドリューズ大聖堂 St. Andrew’s Cathedral」。
とはいえ、女子校ですので、サマーの参加者には女の子が多く、友達が作りやすいのでは…? という点が、学校選びの決め手となりました。
サマースクールは、学年相当(新学年の準備となる内容)のアカデミックな内容ですが、日本の夏休みがはじまる7月後半〜8月半ばまでの4週間は1週間単位で参加できる「サマーアドベンチャー Summer Adventure」(遊びが中心)も実施されるので、目的と英語レベルに応じて選ぶといいと思います。
また、学校へ通学しやすい点も学校選びの重要なポイントになりました。
通学の際、ハワイでは保護者が子どもに同伴しなくてはならないため、通学手段を確保する必要があります。
セントアンドリュースは、ホノルルのダウンタウンにあるので、滞在先のワイキキから、公共バス「The Bus」の2番、13番、Eなどを使い、乗り換えなしで20~30分ほどでした。
また、セントアンドリュースは、午後のプログラムが充実しているのも魅力でした。
ハワイのサマープログラムでは終わる時間が早いところもありますが、娘たちには午前はしっかり勉強し、午後は友達とたくさん遊ばせたかったので(遠足で「スクールバス」に乗る体験もさせたかった)、午後は「サマーシズラー Summer Sizzler」というオプションクラス(13時〜17時30分、1セッション457ドル)を組み合わせて参加しました。
申し込みは3月にスタート
日本から参加する場合、申し込みは毎年3月初旬にスタートします(2015年は3月2日より)。
ただし、それに先立ち、2月13日より在校生やその兄弟の先行申し込みがあり、すでに希望のコースが埋まっている可能性もあったので、念のため第2希望も考えておきました。

娘たちが参加した「セントアンドリュース」のサマープログラム資料。PDFファイルで公開していました。
申し込み方法は、学校の公式サイトから申請書をダウンロードし、必要事項を記載のうえメールで送信します。
ただ、支払い方法は、キャッシュ(現金)かチェック(小切手)となっています。
問い合わせれば銀行振り込みも可能かと思いますが、送金に不慣れなため、今回は申請書の提出と支払いの代行を現地の代理店にお願いしました(手数料はひとりにつき75ドル×2名ぶん)。
申し込みが完了すると、学校側から申込書に記載したメールアドレスにプログラムに関する連絡が届きます。
学校側から事前に送られてくる書類などはとくになく、サマースクール初日に担当の先生から、授業の内容や準備しておくモノなどの手紙を子供がもらってくるだけでした。
学校により異なりますが、セントアンドリュースでは「ツベルクリン反応」診断書の提出が求められました(結核に感染していないことを診断してもらう)。
ハワイで受診することも可能ですが、受診の予約と診断書をもらうまでに最短でも3日間は必要となるため、今回は都内の米国医師資格のあるドクターのクリニックで英語の診断書を書いてもらい、持参しました。
文と写真/前田晶子
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