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親子留学 DATA
- 子供の年齢:8才2ヵ月(小学2年生)
- 子供の英語レベル:自宅では、英語ネイティブ対象のテキストを使用して学年相応のカリキュラムを勉強。小学1年生で英検2級取得
- 留学期間:6週間(2015年6月〜7月)
- 留学地域:アメリカ・ハワイ州ホノルル
- 留学にかかったコスト:航空代金/27万円(大人ひとり+子供ふたり)、サマースクール参加費/約51万円、コンドミニアム滞在費/約37万円 その他(生活費、交通費、レジャー費など)/約30万円、海外保険+健康診断代/約5万円…合計約150万円
- 「セントアンドリュース・プライオリースクール」①<学校選び&申し込み>
- 「セントアンドリュース・プライオリースクール」②<授業&アクティビティ>
- 「セントアンドリュース・プライオリースクール」③<その他の学び&まとめ>◀
図書館は娘たちのパラダイス
休日は、娘たちを連れていろいろなところに出かけました。
ハワイに到着し、まずは学校がスタートする前に図書館へ。
娘たちは読書が大好きなので、たくさんの英語の絵本やチャプターブックが読めることに大喜びです。
学校の近くにある「ハワイ州立図書館 Hawaii State Public Library System」(478 S King St Honolulu, HI 96813)の子供用図書のコーナーはとても広く、土曜日には読み聞かせや、小さい子向けのクラフトなどのイベントも行なっています。
本を借りるには、ビジター用のライブラリーカードの申請が必要(3ヵ月で10ドル)。
ハワイでの滞在先の所が記載されている書類などと、日本の住所が載っている書類(できれば英語で記載されていたほうがめんどうでない)を持参し、申請用紙を提出するとその場で発行してくれます。
大人向けの日本の本籍コーナーもあり、1ドルで2週間DVDを借りることもできます。
また、サマーリーディングプログラムを行なっていたので、こちらも登録。読んだ本のタイトルを所定の用紙に記入して週ごとに図書館に持っていくと、ちょっとしたプレゼントがもらえます。
マクドナルドのソフトクリーム無料券などもあり、子供たちは毎週借りてきた本を読んでは、せっせと記入していました。

リーディングプログラムに参加してもらったプレゼント。
ほかにも、「アラモアナ・ショッピングセンター」内にある書店「バーンズ&ノーブル」でも、子供のサマーリーディングプログラムを行なっていました。
用紙を公式サイトからダウンロードし、読んだ本8冊のタイトル、オススメする年齢や理由を書いてレジに持っていくと、何冊か用意してあった本から無料で1冊もらえました。
このようなプログラムは、本好きにはもちろん、本を好きになるきっかけとしてもすばらしいですよね。
美術館でアクティビティに参加
第3日曜日には、「ホノルル美術館 Honolulu Museum of Arts」(900 S Beretania St, Honolulu, HI 96814)のファミリーサンデーへ。
コチラの美術館は、ワイキキからはThe Bus(2番)で行くことができます。
入場料は、この日は無料。
入口でもらった用紙には展示作品の一部がマップになっているので、館内でそれらの作品を探しだし、質問に答えていきます。地図を見ながら探すうちに、いろいろな作品を見ることができました。
美術館の出口では、記入した用紙を渡すと景品がもらえました。
クラフトコーナーでは、ミニカードなどを家族で楽しみながら作ることができます。娘たちも担当のお兄さんに作り方を教わりながら、完成させていました。
館内ではバンド演奏なども行なわれていて、たくさんの家族がのんびりとしたムードでアートを楽しんでいました。
体験型展示が楽しい博物館
ハワイではこれまで博物館に連れて行ったことはありませんでしたが、「ビショップ・ミュージアム The Bernice Pauahi Bishop Museum」(1525 Bernice St, Honolulu, HI 96817)で恐竜展のようなものをやっていたので、「これはおもしろそう」と出かけてみました。
恐竜展は、いろいろな種類の恐竜の模型を動かしたり、恐竜に乗って写真を撮ることができました。
娘たちは、プラネタリウムや常設展示の火山の溶岩の実演を見るほうがおもしろかったようです。
ハワイで過ごした有意義な6週間
ハワイのサマースクールでは、「友達をたくさん作る」、「生きた英語を学校生活を通じて学ぶ」ことを目標にしていましたが、これらの目標は達成できたと思います。
「友達をたくさん作るために、どんどん話しかけなさい」と娘たちに話して意識させていたこともあって、同じクラスの子だけでなく、校庭でひとりで遊んでいる子などにも声をかけていました。
サマースクールが終わるころには、「日本の学校よりもたくさんのお友達と遊んだ」と嬉しそうでした。
また、ハワイにはさまざまなバックグラウンドの子供たちがいることも知ることができたようです。
「あの先生はJapanese Americanで、 彼女はKoreanだから日本語は話せないんだよ」などと、教えてくれました。
また、学校生活を通じて、さまざまな言葉を覚えたり使う機会がありました。
ある日、娘が「クラスメートの○○ちゃんはAdapted child なんだよ。香港から来たんだって。ママもそういってたよ」と話していました。
本で「養子」という言葉を知ってはいても、日本では実際に使う機会はありません。ハワイでは、さまざまな言葉が生活のなかで使われていました。
学校の外でも、たくさんの人たちとの出会いがあったことも大きな収穫となりました。
コンドミニアムのプールでは、同じ年ごろの女の子やおばあさんに泳ぎを教わったり、毎朝バスで会う運転手さんや顔なじみの乗客にあいさつをしたり。
ハワイでは、日本で勉強しているだけでは得られないこと、体験できないことがたくさんありました。
ハワイで気がかりだったことは、滞在していた時期かなりの円安(1ドル123~125円)で、滞在費がとても高くなってしまったこと。
もともと物価の高いハワイでは、ある程度の出費は覚悟しなくてはなりません(コンドミニアムの滞在費も年々上がっているように思います)。
また、日本の小学校を2ヵ月弱休んだため、滞在中は日本でやっておくべき漢字練習や算数の勉強もしていました。担任の先生に理解と協力をいただき、本人たちの頑張りも必要となりました。
ただ、これらの面を考慮しても、サマースクールで勉強したり、友達とたくさん遊んだ経験は、英語を勉強してきた娘たちにとって、とても有意義なものとなりました。
文と写真/前田晶子
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