5期生の選考結果をチェックしよう
「文部科学省」が手がける、官民協働留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の高校生コース第5期生の選考結果が、2019年5月28日(月)に公表されたので、改めて応募人数、コース別合格人数、最終倍率などをまとめてみたいと思います。
5期生募集の流れを振り返ると、募集人数をこれまでの500名から800名に増やし、1月29日(火)まで募集。応募人数は3018名(国立265名、公立1192名、私立1561名)、応募学校数は993校(国立58校、公立541校、私立471校)となりました(新高校1年生向け「アカデミック・テイクオフ」含む)。
そして、5期生で合格したのは予定人数よりも多い835名で、倍率は3.6倍となりました。
コース別合格人数や合格者多数の高校は?
各コースの合格人数は下記のとおり。
- アカデミック(テイクオフ ※新高1)…121名(応募人数:423名、募集人数:120名)
- アカデミック(テイクオフ ※新高2〜3)…243名(応募人数:914名、募集人数:240名)
- アカデミック(ショート)…128名(応募人数:914名、募集人数:120名)
- アカデミック(ロング)…21名(応募人数:264名、募集人数:20名)
- プロフェッショナル(未来テクノロジー人材枠以外)…47名(応募人数:127名、募集人数:40名)
- プロフェッショナル(未来テクノロジー人材枠)…61名(応募人数:105名、募集人数:60名)
- スポーツ・芸術…102名(応募人数:338名、募集人数:100名)
- 国際ボランティア…112名(応募人数:420名、募集人数:100名)
派遣エリアと派遣人数は下記のとおり。
- アジア(14ヵ国・地域)…108名
- 大洋州(5ヵ国・地域)…120名
- 北米(2ヵ国・地域)…349名
- 中南米(6ヵ国・地域)…12名
- 欧州(19ヵ国・地域)…197名
- アフリカ(8ヵ国・地域)…49名
なお、都道府県別での採用数は、1位が東京(116名)、2位大阪府(59名)、3位北海道(50名)、4位京都府(42名)、5位兵庫県、6位福岡県(31名)、7位が千葉県・神奈川県(いずれも30名)。
10名以上の合格者が出た高校は、札幌日本大学高校(15名)、福岡雙葉高校(10名)、神戸市立葺合(ふきあい)高校(10名)の3校でした。
合格者は、6月中旬に実施される事前研修を経て、7月1日から留学開始となります。
【「トビタテ!留学JAPAN」高校生コース5期生】
- 主催:文部科学省
- 運営:日本学生支援機構
- 留学期間:2019年7月1日~2020年3月31日までの間に留学が開始される計画
- 留学日程:14日以上365日以内
- 対象:日本の高校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、高等専門学校(1~3年次)、専修学校高等課程に在籍する生徒
- 募集人数:800名
- 応募人数:3018名(国立265名、公立1192名、私立1561名) ※新高校1年生向け「アカデミック・テイクオフ」除く
- 合格人数:835名