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オリンピックに参加して盛り上げよう
2年後に迫った「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」では、11万人のボランティアが活躍する予定ですが、その募集要項(案)が2018年3月に公表されました。
11万人の内訳は、競技会場などの大会関係施設における会場内誘導・案内や受付、競技運営サポートなどを行う「大会ボランティア」が8万人、そして国内外からの観光客へ観光案内や交通案内を行う「都市ボランティア」が3万人となっています。
大会ボランティアは、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」が募集。大会運営に直接携わり、大会の雰囲気を醸成するメンバーの一員として大会を成功へと導く活躍が期待されています。
都市ボランティアは、「東京都」が募集。東京の「顔」として、選手をはじめとする大会関係者や観光客等を「おもてなしの心」を持って迎えるとともに、盛り上げの一翼を担う大会メンバーの一員としての活躍が期待されています。
応募条件をチェック
応募条件は下記のとおり。
- 2002年4月1日以前に生まれた人
- 東京2020組織委員会、もしくは都が指定するすべての研修に参加可能な人
- 日本国籍を有する人、または日本に居住する資格を有する人
- 日本語による簡単な会話(意思疎通)ができる人
- 「大会ボランティア」は、大会期間中および大会期間前後を通じて合計10日以上活動できる人、「都市ボランティア」は、活動期間中延べ5日間以上、1日5時間程度活動できる人(オリンピック競技大会/2020年7月18日~8月12日、パラリンピック競技大会/8月21日~9月9日)
- 東京2020大会の成功に向けて、情熱を持って最後まで役割をまっとうできる人
- お互いを思いやる心を持ち、チームとして活動したい人
積極的に応募してもらいたい人には、下記のような条件をあげています。
- ボランティア経験がある人
- 東京の観光、交通案内等に関する知識やスキル・経験を活かしたい人(都市ボランティア)
- 防災・防犯・救命救急等に関する知識を活かしたい人
- 英語やその他言語のスキルを活かしたい人
- 東京2020組織委員会オリンピック・パラリンピック競技に関する基本的な知識がある人(大会ボランティア)
活動にあたり提供されるのは、ユニフォーム、活動中の飲食、ボランティア活動向けの保険となっています(東京までの交通費および宿泊は自己負担・自己手配)。
ボランティアの役割とは?
募集する役割と人数は下記のとおり(大会ボランティアは、希望する活動分野を最大3つまで選択可能)。
<大会ボランティア>
- 案内(1万6000~2万5000人)… 会場内などで観客およびオリンピック・パラリンピック関係者の案内、チケットチェック、セキュリティチェックサポートを行う など
- 競技(1万5000~1万7000人)…各競技および練習会場内において競技運営等のサポートを行う
- 運転などの移動サポート(1万~1万4000人)…オリンピック・パラリンピック関係者が会場間を移動する際に車を運転し、快適な移動となるようサポートする
- アテンド(8000~1万2000人)…海外要人などが快適に日本で生活できるよう接遇を行う など
- 運営サポート(8000~1万人)… 競技会場や選手村の運営サポートや車両運行の運営サポートを行う など
- ヘルスケア(4000~6000人)… 観客やオリンピック・パラリンピック関係者などに急病人やけが人が出た場合にすばやく対応するための「ファーストレスポンダー」としての役割を担う など
- テクノロジー(2000~4000人)…通信機器等の貸出や回収などのサポートを行う など
- メディア(2000~4000人)…国内外のメディアが快適に取材ができるよう、各種サポートを行う など
- 式典(1000~2000人)…各競技の表彰式で、選手やオリンピック・パラリンピック関係者の案内や、メダル・記念品などの管理サポートを行う
- 指定しない…どの役割・活動内容でもいい
<都市ボランティア>
- 羽田空港内、東京駅・新宿駅等、観光地(浅草・銀座等)(5000人)…観光案内(観光地、レストラン、ショッピング等)、交通案内(行き方案内、乗換案内等)、大会のインフォメーション(大会概要、競技概要)、東京都のPRなど
- 競技会場最寄駅(2万人)…観客の案内、サポート、大会のインフォメーション(大会概要、競技概要)、観客の盛り上げなど
- 都内ライブサイト(5000人)…来場者案内、サポート、会場内運営サポート など
スケジュールや応募方法
応募期間は、いずれも2018年9月中旬~12月上旬(一部のボランティアは2019年に再募集する場合もあり)。いずれも書類選考後、面接・説明会、研修があります(都市ボランティアはグループによる応募も可能)。
ボランティアとして認定され、活動するまでのスケジュールは下記のとおり。
<大会ボランティア>
- 2018年7月下旬…募集要項公表
- 9月中旬~12月上旬…応募登録
- 2019年1月~7月頃…面接・説明会案内受取
- 2月~…面接・説明会参加
- 10月~…共通研修参加
- 2020年3月~…役割・会場(採用)通知受取
- 4月~…役割別・リーダーシップ研修参加
- 5月~…ユニフォーム等受取
- 6月~…会場別研修参加
<都市ボランティア>
- 2018年7月下旬…募集要項公表
- 9月中旬~12月上旬…応募登録・書類選考
- 2019年1月…面接・説明会案内通知
- 2月~5月…面接・説明会
- 9月頃…面接結果通知
- 10月~…共通研修
- 2020年3月頃…都市ボランティア採用通知
- 4月~…役割別研修・リーダーシップ研修
- 6月~…配置場所別研修、ユニフォーム等受取
応募方法は、サイト内のフォームに必要事項を記入して送信を(都市ボランティアはファックスでも受付)。
くわしくは、大会ボランティアは「東京2020組織委員会動」公式サイト、都市ボランティアは「都市ボランティアナビ」公式サイトで確認してください。
【「東京2020オリンピック・パラリンピック」ボランティア募集】
- 開催日程:オリンピック競技大会/2020年7月24日(金)~8月9日(日)、パラリンピック競技大会/8月25日(火)~9月6日(日)
- 募集人数:大会ボランティア/8万人、都市ボランティア/3万人 ※東京都観光ボランティアおよびラグビーワールドカップ201に向けて都が募集するボランティア等も含む
- 応募単位:個人 ※都市ボランティアはグループ(4名まで)による応募も可能
- 応募期間:2018年9月中旬〜12月上旬まで