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【東京外大】オリンピックに向けて学ぼう…26言語のオンライン教材「言語モジュール」に注目

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翻訳ボランティア育成続々と

2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」に向け、自治体やサービス業、教育機関まで、さまざまなところで英会話を中心とした語学研修が行われています。

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語学教育の総本山といえば、言語教育に関する膨大なる研究・教育の蓄積がある「外国語大学」ですが、日本にある7つの外国語大学も、相互に連携してアスリートや関係者をサポートする翻訳ボランティアを育成していくことを、2015年2月に発表しました。

参加するのは、関西外国語大学、神田外語大学、京都外国語大学、名古屋外国語大学、長崎外国語大学、東京外国語大学(国立)、神戸市外国語大学(公立)。

これらの7大学は、14年6月に、日本における外国語教育を牽引するべく「全国外大連合憲章」を締結。

英語のみならず、世界各地で話されているさまざまな言語を文化や社会的背景とともに理解した、「多言語グローバル人材」を輩出していくことで合意しています。

ちなみに、これらの7外大で専攻されているおもな言語は、下記の27言語。

日本語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ポーランド語、チェコ語、中国語、韓国語、モンゴル語、インドネシア語、マレーシア語、フィリピン語、タイ語、ラオス語、ベトナム語、カンボジア語、ビルマ語、ウルドゥー語、ヒンディー語、ベンガル語、アラビア語、ペルシア語、トルコ語

7大学の学生総数は3万人にものぼりますが、卒業生からもボランティア希望者を募るそうなので、多彩な言語でのサポートが実現することになりそうですね。

26言語を学べるビギナー向け教材

オリンピックに向け、「わたしも新しい言語を学んでみたい」という人も少なくないと思いますが、そんな人にぜひチェックしてほしいのが、東京外国語大学が公開している「TUFS言語モジュール」。

東京外国語大学大学院の21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」の研究成果を活かして開発されたオンライン言語教材で、言語学、言語教育学、情報工学を統合して創成した「言語情報学」に準じた内容となっています。

東京外国語大学大学院の21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」の研究成果を活かして開発されたオンライン言語教材で、言語学、言語教育学、情報工学を統合して創成した「言語情報学」に準じた内容となっています。

こちらのサイトでは、英語と日本語を含め26言語を学ぶことができ、英語以外の言語は大学生がはじめて新しい外国語を学ぶための教材を想定してつくられています。

スペイン語教材。各シチュエーションごとに教材がまとめられており、映像と音声を再生しながら、原語と翻訳文を追うことができる。

こちらはスペイン語の教材。各言語ともにシチュエーションごとに教材がまとめられており、映像と音声を再生しながら、原語と翻訳文章を追うことができる。

英語は、小学校での総合学習や中学校ではじめて学ぶ外国語としての教材を開発。

キッズ版の英語教材。

キッズ版の英語教材もあります。

英語教材では、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語、ニュージーランド英語が学べるのは、さすがは東京外大ですね。ここはぜひ、発音の違いを聞きくらべてみたいところ。

イギリス英語では、パブでのやりとりを再現するなど、その国独自の文化にも配慮した内容となっている。

イギリス英語では、パブでのやりとりを再現するなど、その国独自の文化にも配慮した内容となっています。

スマホ版も公開されているので、新しい言語を学びたいと思ったときに、気軽に活用したいですね。

TUFS言語モジュール(東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)


【TUFS言語モジュール】

  • 運営:東京外国語大学・21世紀COE「言語運用を基盤とする言語情報学拠点事務局」
  • 言語:26言語
  • 利用:無料

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