世界の「UWC ISAK Japan」誕生へ
「軽井沢インターナショナルスクール・オブ・アジア」(ISAK)が、「ユナイテッド・ワールド・カレッジ」(United World Collge、UWC)日本校として加盟することが決定しました。
これに伴い、学校名も「UWC ISAK Japan」に移行する予定(時期未定)で、記念式典も2017年9月に開催が予定されています。
UWCは、世界155ヵ国から選抜された高校生を受け入れ、教育を通じて国際感覚豊かな人材を養成することを目的とする国際的な民間教育機関。現在、9500名以上が学んでおり、日本からはこれまで530名超が派遣されているそうです。
UWC校は、英国・カナダ・シンガポール・スワジランド・米国・イタリア・香港・ノルウェー・インド・コスタリカ・ボスニアヘルツェゴビナ・オランダ・ドイツ・アルメニア・中国・タイに16校あり、ISAKが17校目の加盟となります。
UWC校では、国際バカロレアを全面的に導入していることから、世界から集まった優秀な学生とともに「国際バカロレア」DPを取得できるのが大きな魅力。
また、ISAKの代表理事である小林りんさんが、カナダの「UWCピアソン校」卒業生であることは有名ですが、ISAKは開校当初よりそのミッションや核となる価値観の多くをUWCと共有してきた過程での加盟となるので、これは本当にすばらしい!
2017年度からUWC生受け入れ開始
ISAKには、2017年度はUWCから約30ヵ国出身の30名が高校2年生(11年生)の枠に派遣される予定。
なお、新1年生(10年生)の受け入れ枠は約40名(3割が日本人、7割が海外からの留学生)と、これまでの募集人数(50名)よりも枠が狭まりそうです。
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現在、ISAKの7割の生徒が奨学金を受給していますが、UWCに加盟することで、今後は経済的に進学困難なUWC卒業生を支援する「デイビスUWC奨学金制度」から、米国91の提携大学で奨学金を得ることも可能になるそうです。
【インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)】
- 開校:2014年8月
- 住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉5827-136
- 生徒の出身国:約40ヵ国
- 各学年:約50名