子どもの幸福度が38ヵ国中37位の日本
「日本財団」は、「日本大学ユニセフ協会」と共催で、オンラインイベント「日本子どもフォーラム~子どもの権利を基盤とした子ども施策の実現に向けて」を、2021年11月20日(土)に開催します。

11月20日は「世界子どもの日」であり、1989年に国連で「子どもの権利条約」が採択されたことを記念して制定された
「子どもの権利条約」では、世界中の18才未満の子どもたちが自分らしく、守られて育つことなどが権利として定められていますが、2020年、ユニセフが報告した「レポートカード16」では、日本の子どもの精神的幸福度が38ヵ国中37位という結果となり、大きな反響を呼びました。
日本では、2022年に「子ども庁」の創設が予定されており、政府も「子どもまんなかの政策」を推進していますが、いまこそ私たちは子どもたちの幸福度を高めるために「今何が必要なのか」を考える必要があります。
いまこそ子どもたちの意見に耳を傾けよう
イベントには、塩崎恭久さん(元厚生労働大臣)、野田聖子さん(子ども政策担当大臣)が登壇し、国会議員が参加。後半に予定されているパネルディスカッションは、「子どもの権利を基盤とする子ども施策を実現するために」というテーマで行われます。
本イベントに先がけ、事前に「子どもたちが今、日本のリーダーに伝えたいこと」というテーマで、11月20日(土)17時までオンラインアンケートを実施(日本ユニセフ協会サイトからリンクされたアンケートフォームから回答できます)。
アンケートでは、いじめ、貧困、校則、SNSなど、子どもに関わる内容への質問や、大人に対して自由に意見を書ける項目も用意。アンケート結果はフォーラムの登壇者に届けられ、フォーラムでの議論に反映されます。
さらに、イベントには中学生、高校生3名も参加し、「子どもたちはどう考えている?」というプログラムも設けられています。
イベントを視聴したい人は、「日本ユニセフ協会」公式サイト経由で申し込みを。その後、視聴用URLがメールで届くそうです。
【「日本子どもフォーラム~子どもの権利を基盤とした子ども施策の実現に向けて」】
- 主催 :日本財団
- 共催:日本ユニセフ協会
- 開催:2021年11月20日(土) 14時~17時
- 場所:オンライン(Zoom)
- 言語:日英同時通訳、手話通訳、文字通訳(captiOnlineにて提供)あり
- 参加:無料