山口大に人気の国際系学部が新設
「山口大学」(山口市)は、2015年4月を目標に「国際総合科学部」(仮)を新設すると発表しました。
国際教養大(秋田市)を筆頭に「国際系学部」は大きな注目を集めていますが、山口大学でもグローバル化に対応できる高い英語力を持ち、かつ理系に強い人材を育成していきたいとしています。
定員は100名で、学部は8学部から9学部に増えますが、人文社会系の学部の定員を削減して割り当てる予定。
同学部での大きな特徴は、2回の海外留学が組み込まれていること。
1年生の夏休みに東南アジアの語学学校で1ヵ月研修を実施するほか、2年生秋から1年間アジアや欧米の約20の提携大学に交換留学。卒業時にはTOEIC730点以上を目指します。
交換留学生が同学部400名のうち100名を占めることになるので、学部内も国際的な雰囲気のなか学ぶことができるのも魅力。
カリキュラムは、幅広い基本的科学リテラシーと現代国際社会に関する深い理解を身につけるべく、文系と理系の枠を越えた内容となる予定。
また、課題解決型学習「PBL」(Problem-and Project-Based Learning)を導入し、企業などに出向いてさまざまな課題を設定し、解決方法を探ります。
【山口大学 国際総合科学部】
- 開設:2015年4月予定
- 学部定員:100名(1学年)
- 住所:山口市吉田1677-1(吉田キャンパス)