日本発グローバル進路図鑑 #06|都内3拠点×IB一貫×GLDで未来の選択肢をひらく:アオバジャパン・インターナショナルスクール

国際バカロレア(IB)の3プログラムをすべて提供し、独自の探究サイクルを育む「アオバジャパン・インターナショナルスクール(AOBA)」。

その教育の真髄は、進学実績や語学スコアよりも、「どう考え、どう問い、どう選ぶか」にあります
1976年に東京・青葉台で産声を上げたAOBAは、今では都内3拠点(目黒・光が丘・文京)にキャンパスを構えるIB一貫校へと進化。1.5歳から18歳まで、問いを立てる力・異文化と交わる感性・リーダーシップを育む“未来型の教育”を実践しています。
AOBA | どんな学校なの?
「高校卒業後に海外大学も視野に入れたい」「英語で学ぶ力を、幼少期からじっくり育てたい」そんな保護者にとって、都内でIB一貫教育が受けられるアオバジャパン・インターナショナルスクール(AOBA)は、今なお注目度の高い選択肢です。


1976年開校という歴史を持つAOBAは、都内3キャンパス体制で1.5歳から高校3年相当までの一貫教育を実施。
国際バカロレアのPYP・MYP・DPに加え、独自のオンライン対応ディプロマ「GLD(グローバル・リーダーシップ・ディプロマ)」も提供し、国内外の進学に対応する多様なルートを整えています。
アオバジャパン・インターナショナルスクール(AOBA)
設立年 | 1976年(文京キャンパスは2022年開設) |
所在地 | 目黒区・練馬区・文京区(都内3キャンパス) |
対象 | 1才半~G12(高3) |
認定 | IB(PYP/MYP/DP)認定校/CIS・NEASC認定校 |
クラス編成 | 1学年最大3クラス(1クラス約20名) |
生徒構成 | 日本人35%、ミックス(mixed)35%、外国籍30%(約30ヵ国) |
学費(2023-2024) | G6~G12で約250万円 |
出願期間 | 通年受付、年齢や空席状況に応じて選考 |
AOBAの学び|“学力”より“思考力”を育てる仕掛け
AOBAが重視するのは、「知識を詰め込む」のではなく、「問い、調べ、考え抜く」プロセス。その中核にあるのが、“Learning Inquiry Cycle(探究学習サイクル)”という学び方です。
- どんな情報が必要か?
- なぜそれが大事か?
- 自分の意見は?
正解を探すのではなく、「自分なりの答えを創る」ことで、子どもたちは自信と表現力を育てていきます。
さらに高校段階では、国際標準のIB DPだけでなく、AOBAオリジナルの「グローバル・リーダーシップ・ディプロマ(GLD)」という卒業資格も選べるのが特徴。
このGLDは、リーダーシップ・プロジェクト・デジタルスキルなどを中心に構成されており、オンラインでも修了可能。
多様な学びのスタイルに対応し、国内外の大学進学に活かせる柔軟な道筋が用意されています。
AOBAのカリキュラム概要
アオバでは、以下の教育方針に基づき、幼児から高校まで一貫した探究型学習を提供しています:
教育の核となる5つのコアバリュー
- グローバルリーダーシップ
- 起業家精神とイノベーション
- コミュニケーション力
- リスクに挑む判断力
- 問題解決スキル
学び方:Learning Inquiry Cycle
自ら問いを立て、調べ、考える探究型プロセスを重視。実社会でも活きる思考力・行動力・表現力を養います。
カリキュラム
国際バカロレア(IB)のPYP・MYP・DPを一貫して導入。英語・日本語のサポート体制(EAL/JAL)も充実。
高等部の選択肢
G11からはIB DPのほか、独自の「グローバルリーダーシップディプロマ(GLD)」も選択可。GLDは完全オンライン受講も可能で、個別コーチングやプロジェクト型学習を通じて国内外の進学に対応します。
キャンパスの特色|“都内で選べる”という強み
光が丘と目黒にはスクールバスの運行もあり、通学面の安心感も◎。2022年には文京区本駒込にある「文京学院大学女子中学校」校舎内に、高等部を移転させるかたちで文京キャンパスをオープンしました。
キャンパス | 対象学年 | 特徴 |
---|---|---|
目黒 | K2〜K5 | 緑に囲まれた都心の住宅地。年齢別クラス。スイミング指導あり |
光が丘 | K3〜G9 | 広い敷地、体育館・芝生フィールド・プール完備。マルチエイジクラス採用 |
文京 | G10〜G12 | 駅近。プレゼン室・ブラックボックスシアター・VRルームなどICT環境充実 |
全キャンパスで英語&日本語両方の言語支援があり、帰国子女でなくても自然と慣れていける環境が整っています。








英語力や出願の条件は?
- 幼稚部は英語力不問、面接で発達状況を確認
- 小学生以上は、面接+筆記試験(英語・数学)あり
- 過去2年の成績+推薦書が基本資料
- サポートが必要な場合はEAL(英語補習)などを組み合わせて対応
AOBAの入試は、スコアや偏差値よりも「その子がどんな学び方をするか」「どんな力を伸ばせそうか」に着目されるのが特徴です。
卒業後の進路は?
卒業生の進学先は国内外多岐にわたっており、
- 北米・英国の大学(リベラルアーツ、STEM、芸術系など)
- 国内のグローバル系大学(ICU、上智、早稲田など)
- 総合型選抜で医療系・芸術系に進んだ生徒も
IBとGLD、それぞれの学びが多様な進路スタイルに対応していることが、AOBAならではの強みです。
AOBAが“海外進学ラボ”視点でアツい理由
- IB一貫+独自GLDで、国内外どちらの進学にも対応できる
- 1.5歳から18歳まで、“思考・言語・表現”を段階的に育てられる
- オンライン・対面・プロジェクト型など、学びの多様性に柔軟
- 都市型でアクセス良好、バス送迎やサポートも充実
「世界とつながる力を、自分の言葉で育てていく」——



そんな学びを東京で実現できるAOBAは、これからの進路づくりを考える家庭にとって注目の存在です