東京12/21、大阪12/22慶應NY学院説明会に申し込む

高校生・高専生科学技術チャレンジ2023 | 優秀者は国際大会「ISEF」に出場…21分野で研究作品募集 10/2〆

海外大学進学を視野に入れた進路をサポートする、学びのプラットフォーム

進路に役立つさまざまな教育プログラムを網羅するほか、個別の進路相談やサポートも受け付け中。最新のプログラム情報はメルマガでチェック!

Contents

高校生・高専生科学技術チャレンジ | 科学技術と数学の自由研究コンテスト

「朝日新聞社」と「テレビ朝日」は、全国の高校生と高等専門学校生を対象とした科学技術と数学の自由研究コンテスト「第21回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC2023)」への応募作品を、2023年9月1日(金)〜10月2日(月)まで募集します。

高校生・高専生科学技術チャレンジは、全国の高校生と高等専門学校生を対象に、2003年に始まった科学技術の自由研究コンテスト

幅広い分野から研究作品を募り、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査で優秀な作品を表彰します。

上位入賞者のうち数名(チーム)は、国際大会「ISEF」に出場することができます

また、高校生・高専生科学技術チャレンジは、大学の総合型選抜や学校選抜型などで評価される対象のコンテストという点もポイントです。

第21回高校生・高専生科学技術チャレンジ

主催朝日新聞社、テレビ朝日
対象日本国内の高校生・高等専門学校生(3年生まで)・中等教育学校生(4~6年生)で、個人もしくは3名までのチーム
募集分野動物科学、植物科学、化学、生化学、細胞・分子生物学、微生物学、行動・社会科学、物理学・天文学、地球・環境科学、計算生物学・バイオインフォマティクス、組み込みシステム、システムソフトウェア、ロボット工学・知能機械、機械工学、材料科学、エネルギー:持続可能な材料・設計、環境工学、生物医学・健康科学、生体医工学、トランスレーショナル医科学、数学
募集作品A4縦横書き、10枚以内
応募期間2023年9月1日(金)~10月2日(月)

高校生・高専生科学技術チャレンジ | 独創的な視点による研究を募集

募集しているのは、学術的な研究だけではなく、独創的な視点によるフィールド調査や実験リポート、実験装置の試作、製品開発など、意欲的な研究作品。

募集している21のカテゴリー

分野は、科学・技術・数学の以下の21のカテゴリーとなっています。

  • 動物科学
  • 植物科学
  • 化学
  • 生化学
  • 細胞・分子生物学
  • 微生物学
  • 行動・社会科学
  • 物理学・天文学
  • 地球・環境科学
  • 計算生物学・バイオインフォマティクス
  • 組み込みシステム
  • システムソフトウェア
  • ロボット工学・知能機械
  • 機械工学
  • 材料科学
  • エネルギー:持続可能な材料・設計
  • 環境工学
  • 生物医学・健康科学
  • 生体医工学
  • トランスレーショナル医科学
  • 数学

応募資格

  • 日本国内の高校生・高等専門学校生(3年生まで)・中等教育学校生(4~6年生)
  • 個人もしくは3名までのチーム ※3名がそれぞれ異なる学校の学生でも可

応募規定

研究レポートは、A4縦に、記述は横書きで、表紙を除いて10枚以内という規定があります。

1ページあたりの本文は40行程度。

ただし、同じ国際学生科学技術フェア(ISEF)と連携している「日本学生科学賞」との重複応募はできません。

高校生・高専生科学技術チャレンジ | 審査の流れ

今年度のスケジュールは、以下のとおり。

予備審査(10月上旬~中旬)

アブストラクト・研究レポートをもとに、40名以上の審査委員が1研究作品あたり5人前後で採点。100研究作品以上が選出されます。

一次審査会(10月下旬~11月上旬)

予備審査を通過した研究作品について、アブストラクト・研究レポートをもとに20名以上の審査委員が専門分野を中心に審査し、約30研究作品が選出されます。

最終審査会(12月9日、10日)

各生徒・学生によるプレゼンテーションを踏まえて、各分野の専門家の専門審査と企業審査委員を含めた総合審査で各賞が決定します。

(オンラインによるプレゼンテーション審査の可能性もあります)

表彰式(12月10日)

最終審査は、東京の会場で行われるため一部の交通費は事務局により負担されます。

高校生・高専生科学技術チャレンジは協賛企業が多いため、賞の数が多いのが特徴です。

受賞すると、以下のような特典があります。

賞について

  •  文部科学大臣賞…賞状、盾、研究奨励金30万円
  •  科学技術政策担当大臣賞 …賞状、盾、研究奨励金30万円
  •  科学技術振興機構賞 …賞状、盾、研究奨励金30万円
  •  花王賞…賞状、研究奨励金30万円、国内スタディツアー招待
  •  JFEスチール賞…賞状、研究奨励金20万円
  • 栗田工業賞 …賞状、研究奨励金20万円
  • 日本ガイシ賞… 賞状、研究奨励金20万円
  •  ソニー賞 …賞状、研究奨励金20万円 
  • デンカ賞… 賞状、研究奨励金20万円 
  •  朝日新聞社賞… 賞状、研究奨励金20万円
  •  花王奨励賞 2研究作品…賞状、研究奨励金10万円、国内スタディツアー招待
  •  竹中工務店賞 …賞状、研究奨励金10万円
  •  パイロットコーポレーション賞… 賞状、研究奨励金10万円 
  •  阪急交通社賞 …賞状、研究奨励金10万円 
  •  朝日学生新聞社賞 …賞状、研究奨励金10万円 
  •  テレビ朝日奨励賞 …賞状、研究奨励金10万円  
  • 審査委員奨励賞(3研究作品)…賞状、研究奨励金3万円
  • 優秀賞…最終審査進出作品に対して賞状
  • 敢闘賞…一次審査会で、高く評価された作品に対して賞状
  • 入選…原則として、予備審査通過作品に対して賞状
  • 佳作…入選に次ぐ優れた研究と評価された作品に対して賞状

実績を評価する大学

大学入試で評価されるのは、以下の大学・学部。

  • 大阪大学…理学部(化学科、生物科学科)
  • 神奈川工科大学…工学部、情報学部
  • 慶應義塾大学…理工学部
  • 慶應義塾大学 SFC(湘南藤沢キャンパス)総合政策学部、環境情報学部
  • 神戸大学…7学部(文学部、国際人間科学部、法学部、医学部、工学部、農学部、海洋政策科学部)※一部学科をのぞく
  • 千葉大学…工学部総合工学科物質科学コース
  • 千葉大学…先進科学プログラム(飛び入学)理学部化学科、理学部生物学科、工学部総合工学科、園芸学部応用生命化学科
  • 東京大学…すべての学部
  • 早稲田大学…先進理工学部

ほかにも多数の大学で、出願書類に受賞結果の記載・提出があった場合、参考にされるそうです。

ただし、「最終審査進出者のみ」など、大学によって制限がありますので注意が必要です。

高校生・高専生科学技術チャレンジ | 応募方法について

応募にあたっては、専用の応募フォームから以下の書類を入力・アップロードで提出します。

①アブストラクト

600文字以内で、研究内容を

  • 動機や目的
  • 研究方法
  • 結果
  • 結論
  • 今後の展望

の順に記述。

②研究情報

  • 研究カテゴリーの選択
  • 研究に人間、脊椎動物、微生物、組み換えDNA、細胞組織などを用いているかどうか
  • 自宅、在籍校以外に大学や研究機関などで実験を行ったり、装置を使ったりしたかどうか
  • 今年1月以降に始めた新規の研究か、昨年以前に始めた研究からの継続研究か

③研究レポート

  • PDFファイルをアップロード
  • A4縦、記述は横書き。表紙を除いて10枚以内
  • 継続研究の場合は、今年の研究と以前の研究との区別を表紙や本文内で明確にする

これまでの受賞作品は、公式サイトで概要やアブストラクト(研究の要約)が公開されていますから参考にしてみてください。

詳細は、「高校生・高専生科学技術チャレンジ」公式サイトから確認を。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

新しい学びに挑戦!
Contents