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東京ママのインター選び① | 2024年にIB一貫校となる「品川インターナショナルスクール」

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わが子にもおすすめな、インターナショナルスクールはある?

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東京ママチームがインターナショナルスクールを取材し、その魅力をお伝えしていきます!

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「東京ママチーム」は、現在わが子をインターナショナルスクールに通わせているママたちが結成した取材チーム。よりよいインターナショナルスクールが増えれば日本の子どもたちにも恩恵があるはず、という信念で活動しています

年々規模が拡大し、日本人ファミリーの進学先としても選択肢となりつつある「首都圏にあるインターナショナルスクール」をアップデートしていきますよ!

海外大学進学を視野に入れた進路をサポートする、学びのプラットフォーム

進路に役立つさまざまな教育プログラムを網羅するほか、個別の進路相談やサポートも受け付け中。最新のプログラム情報はメルマガでチェック!

Contents

品川インターナショナルスクール | どんな学校なの?

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まずは、学習サポートと放課後アクティビティも魅力のスクールを紹介します!

「品川インターナショナルスクール Sinagawa International School」(SIS、東京・品川区)は、「国際バカロレア」プログラムで学ぶ、3才~G10(高1)を対象としたインターナショナルスクールです。

2022年にオープンした、G3以上が通学する「SISメインキャンパス」

2024年までに毎年度学年が追加され、今後は幼稚園から高校(最高学年のG12)までが揃う国際バカロレア一貫校となる予定です

神宮前スクール(JIES)が品川に移転

SISは、もともとは在日トルコ人が通う教育施設として、2007年に渋谷区神宮前小学校内に併設された「神宮前スクール(JIES)」からスタート。

順調に生徒数も伸び、国際バカロレア(IB)プログラムにふさしい環境を整えるため、2018年に品川区に移転したことで現在の「品川インターナショナルスクール」へと改名

品川インターナショナルスクール校長/理事、Mehmet Deniz(デニズ メフメット)さん

2022年には、G3以上が通学する新キャンパスもオープンし、IBのPYP(初等教育プログラム)とMYP(中等教育プログラム)が継続的に学べる、2キャンパス体制となりました。

SISのポイント

  • 国際バカロレアカリキュラムを都内でも抜群のロケーションで学べる
  • 他のインターナショナルスクールやトップ私学一貫校などへの進学実績も豊富
  • 通常授業以外のESLカリキュラム、学童保育サービスも含めた手厚いサポート
校長Mehmet Deniz
開校2007年
所在地東京都品川区南品川3-6-21(メインキャンパスおよび事務局)
対象3才~G10(15才)
定員1クラス20名(各学年1~2クラス)
年間学費(2023-2024)幼稚部/200万円、G1~G5/210万円、G6~G10/220万円、EAL(ESL)サポート/50万円(対象者)、維持管理費/20万円、入学金/75万円

キャンパスの立地について

神宮前から移転した「SISシーサイドキャンパス」は、りんかい線「品川シーサイド駅」と京浜急行「青物横丁駅」から、いずれも徒歩5分程度の立地。

新設された「SISメインキャンパス」は、シーサイドキャンパスよりやや西側に位置し、青物横丁駅からは徒歩3分程度、品川シーサイド駅からは徒歩7分程度となります。

通学バスサービスも提供しており、新宿区・港区・世田谷区・江東区など広範囲を巡る5路線を運行。

全校生の3分の1が利用する通学バスは、基本的にはPYPの生徒が優先ですが、空き状況によってはMYPの生徒も利用可能です。

学年構成について

シーサイドキャンパスには3才~G2、メインキャンパスにはG3~G10の生徒が通っています。

シーサイドキャンパス

  • プリスクール(3才)
  • Pre K(4才)
  • キンダーガーテン(5才)
  • プライマリースクール(G1~G2)

メインキャンパス

  • G3~G10(小3~高1相当)

メインキャンパスは、セカンダリースクールとしての機能も担っています。

カリキュラムについて

現在、SISは国際バカロレアPYP(Primary Years Programme)認定校ですが、MYP(Middle Years Programme)についても候補校となっています。

IBDP(Diploma Programme)の認定も得られる予定で、生徒たちは一貫して国際バカロレアの理念に則った教育を受けることができるようになります。

クラス編成について

現在、各学年は1クラス制ですが、人数の多い学年から順次2クラス体制に移行しています。

各クラスは、約20名の生徒を2名の先生が受け持ち、生徒と先生およびスタッフは6:1という学習効率のいい環境を実現しています。

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インターでは留年することはめずらしくないですが、SISでは留年しないように最大限の学習サポートを提供しているそう

品川インターナショナルスクール | 学べるコースやカリキュラムは?

SISの理念は、「学問的、社会的、個人的成功への情熱を育む多文化学習コミュニティーの実現」を掲げています。

プリスクールから一貫して、国際バカロレアのPYPとMYPをフォローしたカリキュラムを用意。

PYP(3才~G5)でのカリキュラム

PYP(3才~G5)では、言語・算数・社会・理科・芸術・PSPE(保健体育)の広範な分野を通じて、好奇心を持ち批判的に思考できる自立的学習を育む指導やサポートを提供。

また、学習計画や評価においては、生徒ごとに異なる学習スタイルやバックグラウンドまで考慮し、グローバルコミュニティに貢献する行動力を備えた人の育成を目指しています。

MYP(G6~G10)でのカリキュラム

MYP(G6~G10)は、PYPからの継続性と培ったスキルをベースに、リサーチ能力、コミュニケーションスキル、セルフマネジメントなどを国際感覚とともに向上させるためのカリキュラム。

中等教育に相当する5年間では、以下のようなアカデミックな分野を学びます。また、IBDPの導入に向けて、ふさしい教員の選抜やカリキュラムの構築も進展中です。

  • English Language and Literature
  • Japanese Language and Literature
  • Mathematics
  • Sciences
  • Individuals and Societies
  • Japanese Acquisition
  • Physical and Health Education
  • Visual Arts
  • Design

品川インターナショナルスクール | どのような学校生活をおくるの?

幼稚部からG2までが通う「シーサイドキャンパス」は、建物内に図書室、音楽室、インドア・プレイグラウンドなどが備わるほか、アクティビティ時は、徒歩数分の距離にある鮫洲運動公園内のサッカーフィールド、コナミスポーツセンター(プール)などを利用できる恵まれた環境にあります。

G3以上が通う3階建ての「メインキャンパス」は、広々とした教室や図書室、屋内ジム、ビジュアルアートルームなど快適性と利便性が備わったモダンなビルディング。

PEクラスや休憩時間には、シーサイドと同じく近隣の公園や屋内プールも活用します。

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プールや運動場は学校から至近距離。水泳の授業があるのは嬉しい!

アカデミックスケジュール

年間スケジュールは、8月下旬にスタートする秋期・冬期・春期の3学期制。

秋タームは12月中旬まで続き、3週間以上の冬期休暇を経て1月中旬~3月中旬までの冬タームが再開。

1週間の春期休暇を挟んで、3月下旬に春タームが始まり、6月中旬に学年が修了します。

その後、新年度を迎える8月下旬まで約2ヵ月間のサマーバケーションとなりますが、その間には4才~11才を対象とするアクティビティ主体のサマースクール(1セッション5日間)も開催されます。

毎日のスケジュール

時間割は、朝のホームルームが8時30分にはじまり、スナック休憩(10時05分~10時25分)と昼食(12時35分~13時30分)を挟み、15時ごろまで授業が行われるのが基本のタイムテーブル。

MYPは、1コマ90分がメインですが、1部の科目は40分授業で実施されるケースもあります(1日平均4コマ)。

いっぽう、PYPでは大半の授業が1コマ40分で行われるため、1日平均7コマの授業となります。

品川インターナショナルスクール | 生徒の特徴は?

バランスのいい国籍比

全校生約350名は、日本20パーセント、韓国20パーセント、米国15パーセント、中国8パーセント、欧州13パーセントなど約40ヵ国の幅広い国籍と文化的ルーツを持つ生徒が在籍しています。

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新設のインターナショナルスクールとしては、多国籍な生徒が揃っていますね

開校当初は在日トルコ人の教育を主目的としていましたが、現在はそうした背景に基づく国籍の偏りはみられません。

卒業生の進路

卒業生のおもな進路は、ホライゾンをはじめとするインターナショナルスクール、慶應、早稲田、清心などの私立校に進むケースが目立ち、日本語・英語・数学の入学試験を受けて渋谷教育学園に進学した事例もあります。

将来的には、IBDPが開講することで、SISから国内外の大学に進学するルートも拓ける予定です。

品川インターナショナルスクール | 部活などのアクティビティは?

放課後(15時20分~16時)のAfter School Program(ASP)が充実しているのも、SISならではの特色です。

外部から講師を招くような例外ケースを除き、無料参加できる30種類以上のアクティビティを用意。

After School Program(ASP)も充実

  • バレエ
  • バスケットボール
  • ガーデニング
  • クッキング
  • ロボティクスクラブ
  • ボードゲーム
  • ダンス
  • 折り紙クラス
  • Lego工作
  • アンサンブル(演奏)クラス など
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ASP終了後にスクールバスが出発するので、さまざまなプログラムを経験することができます

品川インターナショナルスクール | 学費や奨学金など

SISに通う費用は、申請手数料(2万円)と入学金(75万円)のほか、年間の授業料と維持管理費(20万円/年)が必要です。

英語や日本語の補習対象となる生徒に限り、EAL(JAL)コストの支払いも必要です(3~4才は免除)。

各学期の授業料

スクロールできます
授業料 (2023 – 2024)秋ターム冬ターム春ターム年間計
Preschool-Kindergarten80万円60万円60万円200万円
Grade1~580万円65万円65万円210万円
Grade6~1085万円67万5000円67万5000円220万円
言語補習クラス (対象者のみ)20万円15万円15万円50万円

年度ごとに学費の見直しが行われ、5月末までには正式な新年度の学費がアナウンスされます。授業料は各ターム単位(3分割)の支払いが可能。

なお、生徒の兄弟姉妹が入学する場合は授業料割引があり、ふたり目の生徒には20パーセントのディスカウント、3人目の生徒には30パーセントのディスカウントが適用されます。

品川インターナショナルスクール | 入学に必要な学力や英語力は?

プリスクールへの入学は、書類選考と面接のみで適性が判断されますが、英語力はシンプルな指示を理解し、自身の要件を伝えられる程度のレベルが求められています。

プライマリーやセカンダリースクールに入学するには、書類選考と面接に加え、英語や数学の入学試験を受ける必要があります。

英語力は各学年の主要な授業に付いていける水準が望ましいものの、SISは応募時点で英語レベルが満たない場合も入学後の補習授業でサポートする体制(EAL)を整えています

そのため、学校側が補習によって英語力のギャップを解消できる判断すれば、英語力が不十分な生徒も入学が認められる可能性もありそうです。

品川インターナショナルスクール | 願書提出のタイミングやプロセスは?

入学願書は、いつでも通年体制で提出が可能です(ただし、入学希望日が提出から1年以内であること)。

申し込み手続きは、「Submit Application」より応募者の個人情報や英語レベル(自己評価)を記入して提出。

ほかにも提出資料として、過去2年の学校の成績記録(英訳)や先生による推薦書が必要です。

最初に提出書類が審査されますが、その結果に応じて学力試験や面接、トライアル授業への参加などが求められます。

入学後にEALサポートが必要かどうかも判断されるほか、面接においては保護者の同席が必須要件です。

一定の入学資格を満たしても定員に空きがない場合は、ウェイティングリスト(2年間有効)に登録され、入学の可能性をキープすることができます。

また、どのタイミングでも入学は可能ですが、日割りや月割りではなく学期単位の授業料をまとめて支払う必要があります。

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