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 【コロナ留学09】新規国内感染者はほぼゼロ…インターは80校と多様なスタイルで学べるタイ

約80校のインターナショナルスクール、欧米大学のインターナショナルキャンパスもあり、さらには語学習得からマッサージ資格取得まで、多様な留学スタイルが選べるタイ。新型コロナウイルス感染者数は累計4008名(2020年12月2日現在)ですが、4月下旬以降の1日の新規感染者数はほぼ1ケターーそんなタイ留学の現在について、タイ国政府観光庁の藤村喜章さんに聞きました

[box type=”shadow” align=”” class=”” width=””]コロナ禍にあるタイの現状(2020年12月2日現在)

  • これまでのタイでの総感染者数は4008名。24時間以内の新規感染者は10名と、徹底した感染対策により4月下旬以降の新規感染者はほぼ1桁となっている(タイ保健省疾病管理局 Department of Disease Control サイト
  • タイは、2020年10月から感染リスクの少ない国や地域からの観光客の受け入れを再開。入国にはタイ王国大使館・領事館にて入国許可証を取得する必要がある
  • ビザがあっても、PCR検査と到着後の15日間の隔離措置は必須(タイ王国大使館サイト「新型コロナウイルス関連情報」ページ) 

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徹底した対策で国内新規感染者はほぼゼロ

タイでは3月以降、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための非常事態宣言が出ており、現状では2021年1月15日まで延長されることが決まっていますが、徹底した対策により、4月以降の1日の新規感染者数はほぼ1桁に抑えられています。

それらの新規感染者も海外からの入国者で、国内感染者はほぼ0名と安定した状況ですが、マスクの着用や消毒液、検温、追跡アプリの利用などの対策は引き続き維持されています。

学校も通常授業が再開していますが、1クラスの人数を減らして密を避け、マスク着用は必須。大学では大教室の授業をオンライン移行したり、体育や集団によるイベントなども密を避ける形で実施されています。

バンコクにある「国立シーナカリンウィロート大学」のカフェテリア。撮影時期時期は2018年3月。5月の新学期を控えての夏休みで閑散としている

[box type=”shadow” align=”” class=”” width=””]【コロナ禍でのタイ留学体験記】

私の通う学校では、1年生の3学期〜2年生の1学期までタイ・チョンブリー県にある「ブラパー大学」(国内ランキング14位)への語学留学制度があります。

私は、2020年1月〜夏までこのプログラムに参加してきましたが、渡航後しばらくすると、タイでもコロナが少し広がってきました。しかし、政府の早い対応により日本ほど感染が広がることもなく、安心して生活することができました。

3月ごろからは大学もクローズしてしまい、オンラインでの授業が始まりました。飲食店もほとんど閉まってしまったのでお店を探すのが大変でしたが、留学後半には飲食店も再開しはじめ、普段どうりの生活ができるようになり、バンコクの観光地にも行くことができました。

大変なこともありましたが、結果としてタイと日本の文化の違いをたくさん学べ、さまざまな経験ができた楽しい留学生活となりました。コロナが収まったら、まだまだ行きたい場所がたくさんあるので、またタイに行こうと考えています。

神田外語学院アジア/ヨーロッパ言語科タイ語コース2年
関根翔さん

留学のビザ発給や渡航状況について

タイでの日常生活はほぼ通常どおりに戻っていますが、日本からの渡航に関しては、在日タイ王国大使館・領事館にて入国許可証を取得する必要があります。

現在も、大学や小中学校、インターナショナルスクールなどへの留学ビザは申請可能です。しかし、フライトは大使館手配の特別便を利用しなければなりません。

英語やタイ語などの語学を学ぶ、もしくはタイならではのフルーツカービングやタイマッサージなどの資格をとるタイプの留学は、最大90日の滞在が許されている観光ビザを取得して、留学ビザ取得者と同様にタイへ特別便で行くことができます。

ただし、いずれの留学タイプでも、PCR検査、到着後14泊15日の隔離は必要となります。

さまざまなスタイルが選べる「タイ留学」

タイに留学する場合、期間は長期もしくは短期とするか、目的はタイ語なのか、それとも英語取得とするかで選択肢が出てくると思います。

タイの大学に入学する(タイ語 or 英語)

タイの大学数は国立大学が84校、私立大学が72校あります。日本で在籍している大学がタイの大学と交流関係にあれば、その大学に1年間留学するケースがほとんどのようです。

1917年設立でタイ最古であり、国内ランキング1位の「国立チュラーロンコーン大学」。東大、早慶をはじめ、日本にもたくさんの協定校を持つ。

欧米の大学のインターナショナルキャンパスに入学する(英語)

タイには、米国ミズリー州にある「ウェブスター大学 Webster University」の国際キャンパスがあります。留学費はアメリカの3分の1程度で済みますし、英語に自信がなければまずはタイのキャンパスから入り、数年後アメリカに編入する方法もあります。

語学学校に留学する(英語 or タイ語)

タイでもっとも古い「AUA Language Center」は、国王の支援のもと1921年に組織されたアメリカ大学同窓会が中心となり、2ヵ国のセンターとして設立。バンコクをはじめとする14地域で学ぶことができます。

英語はもちろん、ビジネスや医療関連、ツーリズムなどの英語も学ぶことができ、場合によってはタイ語も学習できます。

インターナショナルスクールに入学する(英語、高校生まで)

タイには日系企業のみならず、欧米の企業も多く進出しています。約80校のインターナショナルスクールがあり、プーケットのインターナショナルスクールでは日本人も学んでいました。

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上記のほか、英語+タイ料理やダイビング資格、マッサージ資格などプラスアルファを、タイでは学べると思います。

現地の食材や調味料の使い方や調理方法について学ぶタイ料理教室。

知っトク!家族にもぴったりなビザ&サービス

日本からタイへ留学する際には、学生ビザである「ノンイミグラントED」を取得する必要があります。ただ、「ノンイミグラントED」には国立と私立の2種類あり、受け入れ期間も異なるので気を付けてください。詳細については、「在京タイ王国大使館」サイトにて確認してください。

また、タイ国政府観光庁では「タイランドエリートカードメンバー」を発行しており、メンバーになることで5年間のビザが取得できますが、こちらは8月より入国が許可されています。さまざまなランクや家族カードありますので、「タイランドエリートカードメンバー」公式サイトから確認してみてください。このメンバーになることで、ビザの心配は不要になります。

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今後の見通しですが、現状では自主隔離が14日間あり、フライトも特別便しかないため渡航日程に限りがあるので、ある程度フライトが定期便として飛ぶようになってから、動きが出てくるかなと思っています。その時期はいつかといわれるとーー来年のオリンピック後かもしれません。

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