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【千葉大学】飛び入学制度「先進科学プログラム」が2020年度よりプログラマー対象入試開始

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合格倍率4倍の「飛び入学制度」

「千葉大学」工学部総合工学科情報工学コース(千葉市)は、17才から大学で学べる「飛び入学」プログラムの入試方式を拡充し、2020年春から「日本情報オリンピック」予選の成績および課題論述と2次面接による飛び入学生の受け入れを開始します。

千葉大の飛び入学制度(先進科学プログラム)は、高校2年修了後、通常より1年早く大学に入学して「若い才能」の発掘と科学者育成を促進する制度として、1998年にスタート。現在募集しているのは「物理学・化学・生物学・工学・植物生命科学・人間科学」関連の6分野で、理学部・工学部・園芸学部・文学部の4学部14クラスで実施しています。

1998年~2018年3月までの志願者は375名、合格者は90名。卒業生は71名で、そのうち8割以上の61名が千葉大学をはじめ東京大学、京都大学、米国のMITやラトガース大学など国内外の大学院で学び、教員や研究者、実業家として活躍するケースも増えているそうです。

なお、千葉大以外に現在飛び入学を実施しているのは、名城大学・エリザベト音楽大学・会津大学・日本体育大学・東京藝術大学・京都大学の全7大学となります。

また、千葉大学の飛び入学制度では、これまでも募集分野と関連する科学技術コンテスト等の実績を高く評価しており、成績に応じて課題論述試験を免除する学科・コースもあります。

  • 理学部物理学科…「全国物理コンテスト物理チャレンジ」第1チャレンジ合格者(方式I)、「国際物理オリンピック」日本代表選手候補者に選抜されたことのある人(方式III)
  • 工学部総合工学科物質科学コース…「全国物理コンテスト物理チャレンジ」第1チャレンジ合格者(方式Ⅰ)、「化学グランプリ」一次選考を通過した人(方式Ⅰ)、「ISEF(国際学生科学技術フェア)」に個人研究で日本代表として派遣された人(方式III)、「国際物理オリンピック」または「国際化学オリンピック」の日本代表選手候補者に選抜されたことのある人(方式III)

方式I:「考える力」を問う最大7時間半に及ぶ課題論述と提出書類+2次面接(春飛び入学)、方式II:千葉大学「個別学力検査(前期日程)」と提出書類+2次面接(春飛び入学)、方式III:自己推薦書等の提出書類並びに課題論述+2次面接(秋飛び入学)

どんな入試なの?

「日本情報オリンピック」を活用した入試では、情報工学の基礎から幅広い応用まで強い興味をもつ、プログラミングが得意な高校2年生を対象に実施。

初年度の入試方法は、受験生はまず2019年12月に実施される「日本情報オリンピック」の予選に参加。その後、12月に数理情報科学の問題解決能力を測る課題論述、および2次面接を受けます。

選考は、日本情報オリンピック予選の成績、課題論述、2次面接の成績を合わせて総合的に評価されます。

総合工学科情報工学コースに入学後は、飛び入学生は1、2年次にプログラミングの基礎である情報数理についての少人数教育、課題演習(PBL)を通して情報科学の奥行きを経験。

3年次にはいくつかの研究室を回り、情報科学やその実社会への応用、関連分野との関係、基礎分野の広がりを経験し、4年次には研究室をひとつ選び、担当教員や大学院生の指導を仰ぎ、議論しながら最新の研究を行うそうです。

「千葉大学」先進科学プログラム


【「千葉大学」飛び入学制度を拡充】

  • 実施:「千葉大学」工学部総合工学科情報工学コース
  • 開始時期:2020年春入学より
  • 対象:高校2年生
  • 選考方式:日本情報オリンピック予選の成績、課題論述、2次面接の成績を合わせて総合的に評価

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