日本の文化が体感できる、アクティビティ満載の4週間キャンプです!
PR
日本の言語と文化に親しむ国際キャンプ
「NPO法人Movement for Language and Culture JAPAN」(東京・墨田区)は、2024年7月1日(月)~28日(日)に開催する「国際キャンプ in 米沢 2024」への参加者25名を募集しています。
言語教育を専門とする教育NPOが主催
Movement for Language and Culture JAPAN(MLC Japan)は、ニューヨークのMLC本部と連携しながら、言語教育および教育支援サービスの開発と実施を目的として設立された組織。
言語・文化教育の最大限の可能性を達成するために、日本語教科書の作成や被災地児童支援などさまざまな活動を行っています。
記念すべき20回目の開催となる国際キャンプ
2005年に長野県・浪合村でスタートした本サマーキャンプは、2024年の今年は節目となる20回目の開催となります。
女流歌人・小野小町の伝説が残る小野川温泉の中心部にも隣接したエリアです。
清流に恵まれた川沿いは、ほたる鑑賞の名スポットとして知られ、キャンプの開催期間中は地元の「ほたるまつり」が賑わいを見せることでしょう。
このような自然豊かな環境で、子どもたちは地域に溶け込みながら1ヵ月を過ごします。
国際キャンプ in 米沢2024 概要
主催 | NPO 法人Movement for Language and Culture JAPAN |
日程 | 2024年7月1日(月)~28日(日) |
場所 | 山形県米沢市の研修センター(旧三沢東部小学校)※集合場所は東京駅(開催地までスタッフ同伴)または直接現地を選択 |
対象 | 国内外在住の多様な言語環境で生活する小学5年生~高校3年生 |
定員 | 25名 |
参加費 | 35万円(宿泊費、全食事、プログラム参加費、教材費、洗濯代、現地交通費を含む) |
申込方法 | ①Google Formに記入後、②申込金5万円の振り込み |
申込締切 | 5月10日(水) |
米沢の自然と人々とつながり、日本文化を体感
この「国際キャンプ」では、国内外の多言語多文化環境で生活するG5~G12を対象に、1ヵ月にわたる日本の暮らしと地域の小中学生や人々とのつながりを通して、日本語力を高め、日本文化を体験する学習していきます。
SDGs未来都市・山形県米沢市
開催地である山形県米沢市は、154都市ある「SDGs未来都市」のひとつ。
過去十数年、長野で開催してきたサマーキャンプと同じように、言語学習にとどまらない、SDGsをテーマとする探究学習や、米沢ならではの地域性を生かした活動が実施されます。
探究学習から屋外活動までグループで協働して過ごす
サマーキャンプでの1日のスケジュールは、大きくふたつにわけられます。
午前中はSDGsからテーマを選び、ペアやグループにわかれ、協働で探究学習を行います。そして午後は米沢ならではの野外活動に取り組みます。
日本文化に触れる体験
狂言師の指導を受けながら、米沢の伝統芸能である狂言の実演に挑戦。
さらに、上杉謙信にゆかりある林泉寺での座禅や本格的なお茶のお手前も体験します。
日本の学校生活も体験
地域の学校を訪問して学ぶだけでなく、同学校の生徒宅にてホームステイ体験も可能。
ほかにも、お餅つきや花笠音頭の体験など、地域の人々とのつながりから、子どもたちは日本語力を高め、日本文化を体験的に学べるコンテンツが盛りだくさんです。
それぞれが普段のスクールとの違いを知り、学ぶ楽しさの再発見につながるでしょう。
感謝パーティや寸劇なども子ども主体で開催
キャンプのメインテーマは、「自分自身が世界の出来事とどのようにつながり、自分には何ができるのか」。
SDGsに関わるテーマを子どもたちが主体的に選び、協働の探究活動を重ねながら自律した思考習慣が身に付くようプログラムが構築されています。
サマーキャンプの終盤には、キャンプ期間中にお世話になった人たちを宿舎に招待して、感謝パーティーを開催。
招待状作り・プログラム作り・役割決め・献立・調理・飾り付け・当日の司会やパフォーマンスなど、キャンパーがすべてをマネージメントし、パーティーが開かれます。
難民の生徒たちと共創する国際フェスティバル
そして、2024年のキャンプ最終週は、Movement for International Education Field(MIEF)やWelcome Japanなどの団体と「国際フェスティバル2024」をコラボ開催する予定です。
これは、米沢市と世界各地の難民との交流を推進するイベントで、国際ファッションショーやバイリンガルスピーチなどキャンプの集大成ともいえる体験です。
質疑応答も交えながらの探究学習テーマ発表
昨年の国際フェスティバルでは、ミャンマー、シリア、アフガニスタン、ウクライナなどの難民の生徒たちの前で、探究学習テーマ「難民問題:多様な人々が共生できる社会づくり」を質疑応答も交えながら発表。
フェスティバルでは、そのテーマを表現した寸劇と、世界的なチャリティーソング「We are the World」を生伴奏に乗せて披露。
そのコーラスはさらに難民の生徒らを加えた大合唱となり、イベントを観覧した大学教員やUNHCR職員からも感動の声が寄せられました。
米沢に根差した多彩な活動も魅力
さらに、地元の人々の協力を得ながら実施されるキャンプでは、以下のような活動も予定されています。
- 活動の様子を毎日いろいろな言語でブログで発信
- キャンパーが活動中に撮りためた写真から1枚を選び、フォトコンテストを開催
- キャンプのテーマに合わせ、ダンスやミュージカルなどのパフォーマンスを企画
- 間伐&間伐材を使った階段・丸木橋作り
アクティビティも充実しており、サマーキャンプの締めくくりには、国際的イベントの場で一連の探究学習の成果発表や地元の花火大会(予定)もあり、忘れられない1ヵ月となるはず。
先着順なので申し込みはお早めに
所定のGoogle Formに必要事項を入力後、申込金(5万円) を振り込むとキャンプの申し込み手続きは完了します。
申込みは先着順となり、定員になり次第締め切り。
申込金は参加費に充当されるため、納入期限5月31日までに残額30万円を支払いましょう。6月7日(金)までに申し込みをキャンセルした場合は、申込金を除く参加費用の50%(15万円)が返却されます。
リピーターも多く、子どもたちが積極的にプログラムに取り組んでいるところが印象的なこのサマーキャンプ。
世界から多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと、日本文化と生活にどっぷり親しめるかけがえのない夏を過ごしてみては。
学生ボランティアも募集中!
学生ボランティア大募集! 応募はキャンプ運営事務局までメールしてくださいね