国内外の多言語・多文化環境で育つ小中高生(G5–G12)を対象に、山形県米沢市を舞台とした4週間の探究型サマーキャンプ「国際キャンプ in 米沢 2026」が開催されます。
本キャンプを主催するのは、言語・文化教育を専門とする教育NPO「Movement for Language and Culture JAPAN(MLC Japan)」。
参加者は、日本の暮らしや地域の人々との交流、伝統文化体験を通して日本語力を高めながら、「多文化共生社会」という正解のない問いにプロジェクト型探究で向き合います。

調べて、考えて、話し合って、まとめて、そして実際に地域で行動する。学びを「頭の中」で終わらせず、社会とつなげるところまでやり切る。それがこのキャンプ最大の特徴です。
国際キャンプ in 米沢とは
「国際キャンプ in 米沢」は、2005年に長野県浪合村でスタートした学習型サマーキャンプで、2026年で通算22回目の開催となります。
近年は、山形県米沢市に拠点を移し、旧三沢東部小学校をリノベーションした宿泊・研修施設「米沢みさわ小学校」を拠点に、地域と深く関わるプログラムを展開しています。


このキャンプの一貫したコンセプトは、「言語を学ぶ」ではなく、「言語で考え、言語で社会とつながる」ということ。
エデュコさん単なる日本語学習や国際交流にとどまらず、探究・対話・協働・社会参加を軸にした、本気度の高い教育プログラムです


こんな人におすすめ
- 日本語と英語、両方の環境で育っている
- もっと「考える力」「話す力」「まとめる力」を鍛えたい
- 国際系・探究型の進路に興味がある
- 机の上だけじゃなく、社会の中で学びたい
- 一生モノの「語れる経験」を作りたい
安全面について(宿泊施設)
宿泊施設「米沢みさわ小学校」では、環境省・山形県・米沢市のガイドラインに基づき、以下のような対策が取られています。
- 地元の熊猟師3名が法人理事として常時連携
- 生ゴミ管理・草刈りなど予防対策の徹底
- 出没情報は市・警察と連携してリアルタイム共有
- 緊急時の連絡体制・避難マニュアルも整備
山間部ではありますが、しっかりした安全体制が敷かれています。
国際キャンプ in 米沢 2026 概要
| 主催 | NPO 法人Movement for Language and Culture JAPAN |
| 日程 | 2026年7月1日(水)〜28日(火) |
| 場所 | 山形県米沢市簗沢3401 宿舎・みさわ小学校の研修センター(旧三沢東部小学校)※集合場所は東京駅(開催地までスタッフ同伴)または直接現地を選択 |
| 対象 | G5〜G12(小学5年生〜高校3年生相当) |
| 定員 | 25名(先着順) |
| 参加費 | 40万円税込 ※食事・宿泊・教材・洗濯・現地交通費すべて込み。申込金50,000円含む |
| 申込方法 | ①Google Formに記入後、②申込金5万円の振り込み |
| 申込締切 | 2026年5月8日(金)※キャンセル規定 6月5日まで:申込金を除く参加費の50%返金、6月6日以降:返金なし |
| 問い合わせ先 | npomlcjapan1@gmail.com |
2025年のテーマ:多文化共生社会を、地域から考える
2025年の探究テーマは、「多文化共生社会」でした。
参加者は、
- 多文化共生とは何か?
- なぜ異文化理解が必要なのか?
- 地域社会ではどんな課題があるのか?
- 自分たちにできる「第一歩」とは何か?
といった問いに向き合いながら、チームで探究プロジェクトを進めていき、最終的には、
- ポスタープレゼンテーション
- スピーチ発表
- 地域に向けたアクション
といった形で、学びを「発信」と「実践」までつなげていきました。
2025年の活動の様子は、以下よりご覧いただけます。
探究で終わらない。地域で“実装”するのがこのキャンプ
このキャンプの最大の特徴は、「考えて終わり」ではなく、「やってみるところまで行く」という点です。
ジュニアリーダー制度
キャンプ期間中、希望者の中から数名が「ジュニアリーダー」として選ばれ、
- 毎晩のミーティング
- イベントの企画立案
- 予算管理・スケジュール管理
- 役割分担
- 地域との調整
- 当日の運営責任
まで、すべてを子どもたち主体で進めます。
過去の活動内容例(2025年)
米沢市民主催「わっさまるしぇ」に参加
クイズ大会、ファッションショー、タレントショー、コーラス、生伴奏、花笠音頭まで、地域を巻き込んだイベントを企画・運営。






地域の方々を招いた「感謝パーティ」
メニュー企画、買い出し、調理、会場設営、司会、探究発表、スピーチ発表まで、すべて生徒主体で実施しました。





探究で考えたことを、地域社会の中で「試す」。これを本気でやるから、成長の密度が段違いになります


日本文化を「体験」するプログラムも充実
米沢ならではの環境を生かし、以下のような本格的な文化体験も組み込まれています。
- 狂言(プロの狂言師による指導&能舞台での発表)
- 茶道
- 座禅
- 生け花
- 花笠踊り
いずれも「ちょっと触る体験」ではなく、背景にある価値観や美意識まで含めて学ぶ設計になっています。


さらに、上杉謙信にゆかりある林泉寺での座禅や本格的なお茶のお手前も体験します。




探究活動に関連した書道、生花、花笠音頭の特別クラスなど、地域の人々とのつながりから、子どもたちが日本語力を高め、日本文化を体験的に学べるコンテンツが盛りだくさんです。






地域の学校訪問・ホームステイ
米沢市内の高校を訪問し、授業や部活動に参加






米沢に根差した多彩な活動も魅力
さらに、地元の人々の協力を得ながら実施されるキャンプでは、以下のような活動も予定されています。
- 活動の様子を毎日ブログで世界に発信
- キャンパーが活動中に撮りためた写真から1枚を選び、WEBでフォトコンテストを開催
- キャンプのテーマに合わせ、寸劇、ダンスやミュージカルなどのパフォーマンスを企画
アクティビティも充実しており、国際的イベントの場で一連の探究学習の成果発表、森の中の野外教室やハイキングも組み込まれ、忘れられない1ヵ月となるはずです。
現役大学生による進路セッション
キャンプ終盤には、日本および海外の大学で学ぶ現役大学生による進路セッションも実施予定。
2025年の参加大学生:
- 早稲田大学(キャンプOB)
- 慶應義塾大学(SFC)(キャンプOB)
- 愛知淑徳大学/テネシー大学(大学生リーダー)
- UCLA(大学生リーダー)
- UC Berkeley(キャンプOB)
- Bowdoin College(大学生リーダー)
「どんな進路を選び、何を考えてきたのか」を、探究や国際経験の延長線として聞ける時間になっています。



中高生のみなさんには、大学生リーダーたちと過ごしながら進路について考える貴重な時間になるはずです
先着順なので申し込みはお早めに
2026年の国際キャンプin米沢は、オンライン経由で申し込み受付が始まっています。
所定のGoogle Formに必要事項を入力後、申込金(5万円) を振り込むとキャンプの申し込み手続きは完了します(2026年5月8日まで)。
申込みは先着順となり、定員になり次第締め切りとなります。
リピーターも多く、子どもたちが積極的にプログラムに取り組んでいるところが印象的なこのサマーキャンプ。
世界から多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと、日本文化と生活にどっぷり親しめるかけがえのない夏を過ごしてみては。
学生ボランティアも募集中!



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