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2025 Global Essay Prize | 世界トップ大の教授陣が審査…幅広い課題探究に挑戦する中高生のエッセイを募集 6/30〆

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2025 Global Essay Prize | 世界規模の中高生エッセイコンテスト

オックスフォードを拠点とする独立した教育機関「John Locke Institute」は、18才以下対象のエッセイコンペティション「2025 Global Essay Prize」への応募作品を、2025年6月30日まで募集しています(登録は5月31日締切)。

受賞作品の審査は、オックスフォード大学やプリンストン大学を含む一流大学の実績豊富な教授陣が担当。

Jhon Locke Instituteは、世界規模のエッセイコンテストにおいて、学校のカリキュラムを超えて、幅広い課題探究に挑戦する生徒を歓迎しています。

エッセイテーマは、哲学・政治・経済・歴史・心理学・神学・法律の7部門にわたって選択制の課題を複数出題。

さらに、14才以下の年齢制限で受賞者を選ぶジュニア部門も別枠で設けられています。

2025 Global Essay Prize

主催John Locke Institute
対象18才以下(2025年6月30日時点)
応募作品英語エッセイ(本文2000語以内)
受賞枠Grand Prize(総合):1名、部門別のWinner, Second Prize, Third Prize:各1名ずつ(受賞者合計25名)
応募費用無料
登録締切2025年5月31日(土)
作品提出締切2025年6月30日(月)BST(日本時間7月1日7時59分) ※有料で提出締切日の延長可能(late entry)

2025 Global Essay Prize | 対象年齢と応募課題について

コンテストの応募対象者は、2025年6月30日時点で18才以下に該当する生徒。ジュニアカテゴリ―のみ、6月30日時点で14才以下の生徒が対象となります。

ただし、14才以下の生徒も、シニアのエッセイテーマに興味がある場合はジュニア内の課題に限らず、シニア部門が出題するエッセイを提出することも可能です。

その場合は、高校年代の作品と同時に審査対象となるため、相対的に受賞者選出の難易度は上がると考えられます。

また、本コンテストならではの特徴として、提出エッセイ数に制限がないという点が挙げられます。

一般的に各応募者1エッセイまでと指定されるケースが多いですが、Global Essay Prizeでは同一部門・別部門に関わらず、複数のエッセイを提出することが可能です。(ただし、1エッセイ1課題について執筆するのがルール)。

よって、興味のある課題が多くて1つに絞りづらい、異なるテーマを執筆して自分の実力を試したいなど、ニーズに応じて複数エッセイを提出しても問題ありません。

2025 Global Essay Prize | 7部門にわたる選択制の課題について

2025 Global Essay Prizeのエッセイ課題を下記で一部抜粋して紹介します。

シニア向けの課題

Philosophy

Q1. What moral obligations do we owe to living persons that we do not owe to future persons? What are the implications of your answer for policy-making?(道徳的責務として、今を生きる人々に負い、将来を生きる人々には負わないものは何か?そのあなたの回答は政策立案にとってどのような意味を持つだろうか?)

​その他2問出題

Politics

Q1. Should politicians ever be punished for lying?(嘘をついた政治家は罰せられるべきだろうか?)

その他2問出題

Economics

Q1. What kinds of behaviour are engendered by the hope of profit? Is such behaviour better or worse, on balance, than the behaviour we should expect if all enterprises were owned by charities or governments? (利益を期待することでどのような行動が生じるのか?そうした行動は、全ての企業が慈善団体や政府に所有される場合に予想される行動よりも、総合的に良いのか悪いのか?) 

その他2問出題

History

Q1. According to Bertrand Russell, “Hitler is an outcome of Rousseau; Roosevelt and Churchill of Locke.” To what extent was he correct?(「ヒトラーはルソーの結果であり、ルーズヴェルトとチャーチルはロックの結果である」というバートランド・ラッセルの言葉はどこまで正しかっただろうか?)

その他2問出題

Law

Q1. What injury should one person be permitted to inflict on another in the defence of private property?(私有財産を守るために、相手に対してどのような傷害を加えることが許されるだろうか?)

その他2問出題

Psychology

Q1. Is objectivity all in the mind?(客観性は全て思考や意識に内在しているのだろうか?)

その他2問出題

Theology

Q1. Is atheism implausible?(無神論とはありえない考え方なのだろうか?)

その他2問出題

ジュニア向け(6月30日時点14才以下対象)の課題

Q1. Your citizenship at birth was chosen for you. Which citizenship would you have chosen?(あなたは生まれた時点で国籍を選べるとするなら、どの国籍を選ぶだろうか?)

​Q2. Do you benefit more from your own freedom of speech or from other people’s?(あなたの言論の自由と他人の言論の自由とでは、どちらがあなたに利があるだろうか?)

Q3. Who is more powerful – Donald Trump or Elon Musk?(ドナルド・トランプとイーロン・マスク、どちらにより強大な力があるだろうか?)

その他4問出題

このように多数のエッセイ課題が用意されていますが、とくにシニア向けの問いでは関連する学問分野の背景知識も問われそうな課題が目立ちます。

2025 Global Essay Prize | 応募や審査、特典に関しての留意点

提出エッセイは、各部門内にある問い1つについて論じる必要があります。もし、2つ以上の問いに回答したい場合は、問題ごとに複数のエッセイを執筆するようにしてください。

エッセイ1通の文字量は、参考文献や文末脚注などを除いて2000語まで。

本文中のfootnotes付記は認められず、必要に応じて参考文献とともにendnotes(文末脚注)を使用してください。応募者氏名は、文書ファイル内には記載せず、PDFファイル名として下記の形式に沿って記述する必要があります。

FirstName-LastName-Category-QuestionNumber.pdf

審査では、関連資料に関する知識と理解、エビデンスの適切な活用、論証の質、独創性、構成、文体、主張の説得力などに基づいてエッセイを評価。

例年、最優秀の評価を獲得するエッセイは、読者の考えを変えうる質を備えた作品が選ばれる傾向にあります。

受賞枠と特典について

Global Essay Prizeの受賞枠や特典は以下の通りです。

◉Grand Prize(全カテゴリーを含めた最優秀作品):1名

John Locke Institute主催プログラム用奨学金10,000ドル

◉Winner:各カテゴリー1名ずつ合計8名

John Locke Institute主催プログラム用奨学金5,000ドル

◉Second Prize:各カテゴリー1名ずつ合計8名

John Locke Institute主催プログラム用奨学金2,000ドル

◉Third Prize:各カテゴリー1名ずつ合計8名

John Locke Institute主催プログラム用奨学金1,000ドル

授賞式について

7月31日までにshort-listed essayists (最終選考の受賞候補者)が決定し、short-list入りした生徒は、10月3日~5日にロンドンで開かれる学術会議ならびに授賞式ディナーに招待されます(家族・友人・先生の同伴も可)。

ロンドンのイベントには別途参加費用がかかりますが、生徒は授賞式に直接参加しなくてもエッセイ作品の受賞には何ら支障はありません。

2025 Global Essay Prize | 登録手続きは5月31日まで

2025 Global Essay Prizeに応募するには、エッセイ提出に先行して5月31日までに必ず登録手続きを完了する必要があります。

エッセイの提出締切日は、2025年6月30日(月)BST、日本時間の7月1日(火)7時59分まで。

ただし、以下の条件に沿ってlate entry費用を支払うことで、エッセイの提出締切日を先延ばしすることも可能です。

締切日経過から24時間以内に、コンテスト応募ページにログインして下記の費用をオンライン決済すること。

  • 25ポンド支払い→現地時間7月7日(月)まで締切延長
  • 75ポンド支払い→現地時間7月21日(月)まで締切延長

応募者登録とエッセイ提出で締切日が分かれているので、手続き忘れがないように注意しましょう。

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