高校生のうちに、異文化に触れるプログラムに挑戦したい!
高校留学を考えるなら、まずは奨学金プログラムの利用を検討してみましょう
AFS年間派遣プログラム | 1年間の高校交換留学プログラム
「公益財団法人AFS日本協会」(東京・港区)は、2025年に留学する「AFS年間派遣プログラム(72期生)」に参加する高校生を2回(A日程、B日程)にわけて募集します。
- A日程応募期間…2024年4月8日(月)~5月27日(月)正午まで
- B日程応募期間…2024年6月14日(金)~7月8日(月)正午まで
B日程で応募できるのは募集継続国に限られるため、留学する国にこだわりがある場合はA日程の段階で申し込むのがおすすめです。
今回募集する「AFS年間派遣プログラム」は、異文化理解を目的とした1学年間の交換留学プログラム。
AFSプログラムの特徴は、留学先の国の選択肢が非常に多いという点。
2025年には、38の国と地域へ約330名の高校生が派遣される予定です。プログラム参加費は125~198万円ですが、多様な給付型奨学金制度を活用することも可能
参加者は受入国であるAFSパートナー組織のサポートのもと、現地の一般家庭に滞在しながら、地域の高校で交換留学生として学びます。
AFS高校生年間派遣プログラムとは
- 高校1〜3年生を対象とした海外派遣プログラム
- 派遣先は世界38ヵ国・地域と多様な体験が可能
- 50万円程度~全額負担の奨学金制度が活用できる
AFS年間派遣プログラム2025概要
主催 | AFS日本協会 |
留学期間 | 2025年〜2026年 |
留学先 | アジア、ヨーロッパ・カナダ、アメリカ、ニュージーランド、中南米 |
対象 | 高校生 |
定員 | 各国により異なる |
選考手数料 | 3万3000円 |
プログラム参加費 | アジア/125万円、ヨーロッパ・カナダ/160万円、アメリカ/198万円、ニュージーランド/190万円、中南米/130万円 |
応募期間 | A日程/2024年4月8日(月)~5月27日(月)正午、B日程/2024年6月14日(金)~7月8日(月)正午 |
AFS年間派遣プログラム | 国ごとの募集人数
募集する人数は、国ごとに定員が決まっています。
2025からは、派遣先にトルコと中国が新たに追加されました。全体として受け入れ人数が増加傾向にありますが、本年度はとくにアジア地域の募集枠拡大が目立ちます。
出発時期は、冬組(2025年1月~4月)、もしくは夏組(2025年7月~10月)のいずれか
アジア・オセアニア地域(57名)
- インド…8人(7月〜10月出発)
- インドネシア…5人(7月〜10月出発)
- タイ…5人(1月〜3月出発)
- タイ…5人(7月〜10月出発)
- 中国…5人(7月~10月出発)
- トルコ…5人(7月~10月出発)
- ニュージーランド…3人(1月〜4月出発)
- フィリピン…10人 (7月〜10月出発)
- マレーシア…10人(1月〜3月出発)
北米・中南米(109名)
- アメリカ…50人(7月〜10月出発)
- アルゼンチン…8人(1月〜4月出発)
- エクアドル…3人(7月〜10月出発)
- カナダ(フランス語圏)…2人(7月〜10月出発)
- コスタリカ…8人(1月〜4月出発)
- チリ…6人(1月〜4月出発)
- パナマ…3人(1月〜4月出発)
- パラグアイ…3人(1月〜4月出発)
- ブラジル…3人(1月〜4月出発)
- ブラジル…3人(7月〜10月出発)
- ボリビア…5人(7月〜10月出発)
- ホンジュラス…5人(7月〜10月出発)
- メキシコ…10人(7月〜10月出発)
欧州(161名)
- アイスランド:3人(7月〜10月出発)
- イタリア:5人(1月〜3月出発)
- イタリア:32人(7月〜10月出発)
- オーストリア:5人(7月〜10月出発)
- ギリシャ:4人(7月〜10月出発)
- スイス:8人(1月〜3月出発)
- スイス:6人(7月〜10月出発)
- スペイン:3人(7月〜10月出発)
- チェコ:6人(7月〜10月出発)
- デンマーク:2人(1月〜3月出発)
- デンマーク:5人(7月〜10月出発)
- ドイツ:5人(1月〜3月出発)
- ドイツ:10人(7月〜10月出発)
- ノルウェー:4人(7月〜10月出発)
- ハンガリー:10人(7月〜10月出発)
- フィンランド:15人(7月〜10月出発)
- フランス:18人(7月〜10月出発)
- ベルギー(オランダ語圏):4人(7月〜10月出発)
- ベルギー(フランス語圏):4人(7月〜10月出発)
- ポーランド:5人(7月〜10月出発)
- ポルトガル:3人(7月〜10月出発)
- ラトビア:5人(7月〜10月出発)
AFS年間派遣プログラム | 応募から採用までの7ステップ
応募の流れは、以下のとおりです。
こちらのページより手続きを進められますが、最初に応募者専用アカウントを作成する必要があります。
AFSプログラムの特徴やプログラムの流れを説明動画で視聴。理解確認のためのクイズに回答。誕生日などを入力し、応募可能な国のセルフチェックが可能。
基本情報登録・留学希望国申請・奨学金申請・英語試験日選択・選考手数料支払い(3万3000円)・在学校の推薦書提出
留学先を問わず、AFSの応募者は、自宅のPC等を用いて英語力判定テストELTiS(エルティス)をオンライン受験。
試験時間はガイダンス等も含めて約120分、解答パートはリスニング約30分、リーディング約50分から構成されています。
とくにアメリカ留学を希望する場合は、689点以上(800点満点)のスコア取得が必要です。さらに、20分のオンライン個人面接(日本語)も実施されます。
- A日程:2024年6月8日(土)または9日(日)
- B日程:2024年7月21日(日)
選考試験の3~4日後に、派遣プログラムの合否結果を通知。
選考試験の13~14日後に、奨学金受給の審査結果を通知。
本申込みに係る手続きをもって、応募者の受け入れ国が内定します(一次合格)。
申し込みにおける留意点
募集の有無や定員については、応募時までに変更される可能性があるほか、派遣先内定後も国内外の情勢変化により、出発日が先延ばしされたり、留学期間が短くなったりするリスクも留意しておきましょう。
派遣先によって、ビザ取得難易度やプログラム参加費以外の支出(予防接種・ビザ関連費用など)、必要な語学レベルにも違いがあるため、応募時は、公式ホームページで国別の留学情報を比較検討することも重要です。
AFS年間派遣プログラム | 約100名に給付型奨学金を用意
2025年度には約330名の留学生を募集しますが、そのうち3分の1相当(約100名)が利用できる返済不要の奨学金(給付型)を用意。
約70名にはプログラム参加費(125万円~198万円)が全額支援されます
多様な給付型奨学金が揃い、それぞれ出身地域や世帯収入などの応募条件が定められています。
なかでも、応募者や学校の所在地を問わず最大70名の枠を定める三菱商事高校生海外留学奨学金は注目の選択肢といえるでしょう。
プログラム参加費を全額支給する奨学金の併願·併給はできませんが、その他のタイプは問題なく併願可能です。
全国対象
- 三菱商事高校生海外留学奨学金(最大70名)…プログラム参加費全額(収入制限あり)
- JBS海外留学奨学金(最大3名)…プログラム参加費全額(MS社の資格証明が必要)
- AFSボランティア奨学金(5名)…50万円(経済的必要度の高い者)
- オデッセイIT奨学金(1名)50万円(所定のIT系資格取得が必要)
地域限定
- 東海東京財団留学奨学金(愛知県、最大5名)…100万円〜150万円(年間収入合計額1000万円以下)
- AFSどさんこ奨学金(北海道、2名)…50万円(経済的必要度の高い者)
- AFS山形ふるさと奨学金(山形県、2名)…50万円(経済的必要度の高い者)
- (公財)新潟市国際交流協会 高校生留学奨学金(新潟市、若干名)…70万円
- 赤羽恒雄博士記念ながの奨学金(長野県、1名)…100万円
- 田口福寿会AFS留学生奨学金(岐阜県、10名以内)…50万円
- 城西グリーンシュート奨学金(福岡県、1名)…プログラム参加費全額(西南学院高校に在学または進学予定)
- AFS岐阜つながる奨学金(岐阜県、人数制限なし)…20万円(全額支給タイプとも併給可能)
地方自治体や企業等による奨学金
- (公財)長岡市米百俵財団(長岡市、3名)…プログラム参加費の半額
- イトーヨーカドースカラシップ(10名)…プログラム参加費全額(セブン&アイHLDGS.各社の正社員、1年以上勤務するパートナー社員の子弟)
- ソニーグループ国際教育基金(若干名)…プログラム参加費全額(ソニーグループ社員の子弟で、海外年間派遣内定者)
- はまぎん財団 Voyage(神奈川県、5名)…最大120万円(外国語1教科の評定が4.0以上、その他全教科の評定平均値が3.5以上)
AFS年間派遣プログラム | 留学生内定後について
留学内定後は、受入国審査のために、自身の魅力が伝わる日常写真の収集や、ホストファミリーへの英文の手紙の作成、かかりつけ医による英文健康診断書作成など英文での書類作成が求められます。
また、AFSのボランティアスタッフによる家庭訪問もあり、性格・趣味・家庭環境などを踏まえてAFS留学生とホストファミリーの組み合わせを的確にマッチング。
留学前にはオリエンテーション(参加必須)やAFS支部活動を通じて、1人1人の留学動機を明確にするとともに、AFSプログラムへの理解を深められる交流活動が充実しています。