イポーに2校目のインターが開校
「フェアビュー・インターナショナルスクール Fairview International School」は、14年秋にマレーシア第3の都市「イポー Ipoh」に、5校目となるキャンパスを開校します。
フェアビューは、1978年にクアラルンプールで創立した、マレーシアでも老舗のインターのひとつ。
現在「スバンジャヤ Subang Jaya」、「ジョホールバル Johor Bahru」、「ペナン Penang」にキャンパスを展開しており、すべてのキャンパスで「国際バカロレア」(IB)のPYP、MYP、DPを提供*していることが大きな特長といえます。
*ペナン校とスバンジャヤ校はPYPとMYPのみ、イポー校への導入は未定。
イポーは、クアラルンプールから北に200キロに位置するペラ州の州都で、華人が多く暮らす街として知られています。
イポーにあるインターは、現在「テンビー・インターナショナルスクール Tenby International School Ipoh」の1校のみ。
テンビーは、13年夏にイポー郊外の「メルラヤ Meru Raya」という新興開発エリアにキャンパスを移転。
安全で最新鋭の施設で学べることは喜ばしいことですが、移転に伴い学費もアップしています(Year1の場合で、入学金2800リンギット、学費2920リンギット×3学期)。
ちょっと余談になりますが、学費を抑えたいのなら、イポーからクルマで40分ほどの「カンパー Kampar」(ペラ州)にある「ウエストレイク・インターナショナルスクール Westlake International School」を検討してもいいかもしれません。
ウエストレイクは、Year1の場合で入学金2500リンギット、学費は2400リンギット×3学期。
Year1の学費にそれほど違いはありませんが、Year6になるとテンビーは1学期につき5400リンギット、ウエストレイクは2800リンギットとその差は大きくなります。
ちなみにウエストレイクには、学校敷地内に学生寮と家族も同居できるファミリー住宅があるため、母子留学など短期留学に便利な環境が整っています。
生徒は3〜16才まで600名
フェアビュー・イポーでは、クレッシュ(託児所)、レセプション(小学校入学の準備学年)、プリスクール(小学校)、セカンダリー(中学校)を開設し、3〜16才までの生徒を受け入れる予定。
全校生徒は600名ほどを予定しており、1クラス24名で生徒10人につき教師がひとりの割合でつくそう。
また、英語のサポートも行う予定とのことなので、英語に不安があるファミリーは相談してみるといいかも。
学費は、Gread1で1万8000リンギット×2学期となりますが(入学金2500リンギット)、現在1学期につき5000リンギットの値下げプロモーションを実施中。
学生集めに積極的なこの時期、空席もあることから兄弟を同時期に入学させやすいといった点をメリットとして捉えてみるのもいいかもしれません。
ただし、学費のプロモーションも魅力ではあるものの、マレーシアのインターの学費は年々上昇傾向にあるため、いずれ学費がアップすることを想定して予算を組んだほうがよさそう。
今後は、マレーシア半島東海岸の「クアンタン Kuantan」(パハン州)、「ポートディクソン Port Dickson」(スンビラン州)にもキャンパスをオープン予定のフェアビュー。
イポーでもIBプログラムを提供する予定なので、IB校を検討しているファミリーには注目の学校といえそうです。
【フェアビュー・インターナショナルスクール イポーキャンパス】
- 開校:2014年秋
- 住所:Lapangan Suria 4 Medan Lapangan Suria 31350 Ipoh, Perak
- 対象:3才〜16才
- 定員:600名