ふたつ目の国際寮をオープン
「上智大学」(東京・千代田区)は、新しい国際学生寮「上智大学信濃町国際学生寮(仮)」を、2019年4月に開設します。
留学生と日本人学生が共同で暮らす混住型の寮としては、2012年4月にオープンした「上智大学祖師谷国際交流会館」に続き、2つ目の国際学生寮となるそうです。

JR信濃町駅から徒歩1分という絶好のロケーションにある「一般財団法人真生会館」の敷地の一部を借用して建設。
上智大学は、2014年に「スーパーグローバル大学(グローバル化牽引型)」に選ばれており、現在62の国と地域に311校の協定校を有し、留学生の受入れや学生の国際交流活動を積極的に推進。
この国際寮でも、多文化・多言語環境の中での共同生活を通じた人間的成長を促し、国際感覚豊かな人材を輩出する場として活用していくそうです。
LGBTや多宗教に対応
収容人数は182名。日本人と留学生は1:1となる予定。
約9平米の個室7室(一部6室)で1つのユニットを構成し、ユニットごとに共用のダイニングキッチン、トイレ、シャワーを設けるシェアハウス方式を採用。
さらに複数のユニットに対して、「コモンリビング」と呼ばれる大きなリビングルームを各階に配置。

コモンリビングは、階を越えた寮生間の交流を可能とすると同時に、2フロアで大きなメゾネット空間を構築。
また、シャワー、洗面、キッチン、トイレを室内に設けた個室を2つ設け、障がいのある学生やLGBTの学生に対応するそうです。
1階には多目的室、学習室およびシアタールーム、宗教を問わず利用可能な「祈りの部屋」を設ける予定。

建物は、地上9階建(鉄筋コンクリート)。
9階には軽スポーツスタジオ(男女別、計2ヵ所)を設置するほか、屋上にはテラスを設け、寮生間の交流活性化を促すとのことです。
【上智大学信濃町国際学生寮(仮)】
- 住所:東京都新宿区信濃町33-7
- 収容人数:182名
- 対象:留学生・日本人学生