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【立命館アジア太平洋大学】2023年に「サステイナビリティ観光学部」を新設、既設2学部も修学分野拡大

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23年ぶりに「サステイナビリティ観光学部」を新設

「立命館アジア太平洋大学」(APU、大分県別府市)は、2023年4月に新学部「サステイナビリティ観光学部」(仮称、定員は350名を予定)を開設予定であることを、2021年11月18日(木)に発表しました。

APUの最大の特色は、学生、教員ともに約半数が外国人であること。留学生は94ヵ国から集まっており、授業の約9割が日本語と英語の2言語で開講。さらに、150以上の大学・機関と交換留学プログラムを実施している

APUにとっては、2000年に開学して以来初めての新学部となり、既存の2学部(アジア太平洋学部、国際経営楽部)についても改革が行われます。

2023年の改革ポイントは3つ

日本でもグローバル教育が進んだ大学であるAPUでは、3学部制に移行することにより、学生がさらに専門性の高い学習を修め、多文化・多言語環境のなかで世界のどこにいても活躍できる人材の育成を目指します。

今回のAPUの改革のポイントは、下記の3点。

  1. 「全学共通の学び」と「学ぶ場」を強化・拡充…オンラインとオフラインを融合し、学外ネットワークを取り込む。国際教育寮での取り組み、ICT、データサイエンス教育の強化により、全学部の学びを接続していく。新しい教室棟と国際教育寮の5棟目も建設
  2. 既存2学部「アジア太平洋学部」「国際経営学部」の教学改革…アジア太平洋学部は学修分野に新たに「グローバル経済」を加え、国際経営学部は学修分野に新たに「アントレプレナーシップと運用管理(仮称)」を加える
  3. 新学部「サステイナビリティ観光学部」(仮称)の開設…持続可能な社会の形成と観光に関する基礎的・専門的知識を修得し、クリティカルな思考力、分析力、多文化の中の問題解決能力やコミュニケーション能力、協働力を身に付けること目指す。日本国内に限らない地域開発や地域づくりを学ぶことができる

今回の改革構想の具体化に合わせ、出口治明学長は「(APUが)2030年には『世界の中で最も国際的な大学』と評価され、APU2030年ビジョン『APUで学んだ人たちが世界を変える』の実現、もう少し具体的に言い換えれば『APUで学んだ国際通用性のある人材が、世界のあらゆる場所で、世界をより良く変える中心となって活躍している』状態となっていることを目指します」と発信しています。

立命館アジア太平洋大学「2023年度の新学部開設とAPU教育の強化」


【立命館アジア太平洋大学「サステイナビリティ観光学部」】

  • 開設:2023年4月に開設予定
  • 設置場所:立命館アジア太平洋大学(大分県別府市十文字原1-1)
  • 入学時期:4月、9月 ※9月入学は、国際バカロレア(IB)入試が選択可能
  • 学費(2021年):授業料/130万円、入寮諸費用/22万8000円 ※その他、入学金/20万円、受験料/2万5000円から(入試区分により異なる)

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