【コロナ留学07】入国再開に向けた多様なプログラム提供…オーストラリアQLD州留学の現在

THE世界大学ランキング2021」に6大学がランクインするなど、高い教育レベルを誇るオーストラリア。2019年時点で956773名の留学生を受け入れるなど、留学先としても人気のオーストラリア留学の現状はどうなっているのかーー温暖な湾岸都市・ブリスベンをはじめ、世界遺産のグレート・バリア・リーフやゴールド・コーストなど、多彩な魅力を放つ「クィーンズランド州」政府駐日事務所フォーサイス伊織さんに話を聞きました

コロナ禍にあるオーストラリアの現状20201111日現在)

授業はオンラインに移行して継続

クィーンズランド州では、20203月に新型コロナウィルスが広まって以来、州全体が休校・外出規制となりましたが、58日には規制の段階的緩和を発表、ソーシャルディスタンシングを取りながら日常生活が戻ってきています。

クィーンズランド州政府「新型コロナウィルス最新情報」

現在は国境が閉ざされているので留学生も入国できない状況ですが、722日にはオーストラリア国外での学生ビザ発給が再開されており、州政府と教育機関は留学生の受け入れ再開に向けて準備を整えています。

クィーンズランド州では、直近州内での市中感染はゼロないし1桁台が続いており、小中高も全面的に対面授業が再開、大学も対面とオンラインの併用型授業が行われています。

THE世界大学ランキング2021で61位の「クィーンズランド州立大学 The University of Queensland」でも、セメスター2の授業はオンラインを中心に行われている

34月の外出規制時には、州内の教育機関もオンラインへの移行がスムーズに行われ、オーストラリアの教育現場のITCリテラシーが高く評価されました。

日本にいながら参加できる留学プログラム

このような背景もあり、現在のクィーンズランド州留学は、「オンライン・バーチャル留学」と「ハイブリッド型留学」という形式で提供されています。

オンライン・バーチャル留学

語学学校や大学付属学校では、「オンライン・スタディツアー」などを通じてクィーンズランドが体感できるプログラムを提供しています。

SDGs」や「リーダーシップ育成」といったテーマを設定したり、「現地学生とのバーチャル交流」「大学講義体験」「ホームステイ体験」など多様なニーズに対応しており、さまざまなつながりやきっかけとなる内容で人気となっています。

また、日本とオーストラリアの中学校や高校の教室をオンラインでつなげるプログラムも増えており、留学再開を見据えての事前学習として導入するケースも多くあります。

ハイブリッド型留学

おもに現地大学への進学・長期留学を目指している学生向けとなっており、日本にいる間は自宅からオンラインで授業を受け(場合によっては準備コースの英語学習部分)、渡航後のリアルな留学と組み合わせるスタイル。

大学によっては、通常学生ビザでは不可能なパートタイム(フルタイムでは通常1学期間に4科目受講するところ、12科目のみ単位を取得)でオンライン履修できるので、英語力をあげつつ、授業を1科目ずつ集中して受講することで、留学準備期間をより効果的に活用できます。もちろん、留学費用もコストダウンできるなどのメリットもあります。

クィーンズランド州の「オンライン・バーチャル留学&ハイブリッド留学」は、教育現場でのテクノロジーの普及やSTEM教育への先行投資が功を奏し、プログラムの質や評判も高く、日本との時差も1時間と少ないため、ライブ授業などを通して効率よく学べるという点で従来の留学のあり方も大きく変えようとしています。

コロナ禍以降も留学の新スタイルとなる可能性も高いので、多くの大学が本格的なハイブリッド型プログラムの充実に取り組んでいます。

いつでも入国できるよう準備をしておこう

オーストラリアへの渡航についてはいまだ不透明な状況なので、現状では留学について具体的なプランやイメージを持つのは難しいかもしれません。それでも、オーストラリア・クィーンズランド州はみなさんの渡航を心待ちにしており、近い将来迎え入れられるよう最善の準備を尽くしています。

留学までのモチベーションを維持するためにも、ぜひ日本からも参加できる「オンライン・バーチャル留学」や「ハイブリッド留学」を始めて、英語力アップと心の準備をしてください。ウォーミングアップが終わり、国境が開くと留学がはじまりますよ!

国境が再開し次第、留学生がすぐに入国できるよう、クィーンズランド州政府では今後も定期的な情報提供に努めていきます。

 

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