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国際情報オリンピック(IOI)

海外大学進学を視野に入れた進路選択をサポートする、学びのプラットフォーム

進路に役立つさまざまな教育プログラムを網羅しているほか、個別の進路相談やサポートも受け付けています。最新のプログラム情報をメルマガで配信しています。

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国際情報オリンピック | 「日本情報オリンピック」を経て世界大会へ

「日本情報オリンピック(JOI)」は、高校2年生までの競技プログラマー日本一を決めると同時に、「国際情報オリンピック(IOI)」への日本代表選手選抜を兼ねている大会。

日本情報オリンピックの運営組織は、「(独)科学技術振興機構」の支援を受けるかたちで、2015年より活動再開を果たした「特定非営利活動法人IOI日本委員会」です。主要な協賛企業として、NTTデータ、富士通、競技プログラミングサイトを運営するAtCoderなどが大会サポートにあたっている

国際大会IOIは、1989年にポルトガルで第1回大会が開催され、日本は旧情報オリンピック日本委員会の主導で、1994年より3年連続で同大会に日本選手団を派遣。

その後資金難による9年間の中断を経て、世界基準の数理情報科学教育への遅れに歯止めをかけるため、2006年より日本情報オリンピックを再開して以降、同世界大会(IOI)へ毎年のように選手団を派遣して成果を上げています。

応募期間①2022年7月1日(金)〜 9月15日(木)、②9月19日(月)〜10月13日(木)、③10月17日(月)〜11月17日(木) ※1回の参加登録で全日程の一次予選に参加可能
対象2023年2月5日2023年2月5日(日)の本選実施時点で、高等学校、高等専門学校、中等教育学校、中学校、義務教育学校、小学校、特別支援学校に在学し、学年が高校2年(またはそれに相当する学年)以下
選考プロセス一次予選を経た二次予選の成績上位者が本選に出場
参加無料

国際情報オリンピックのポイント

  • 高校生競技プログラマー日本一を決めると同時に「国際情報オリンピック(IOI)」代表選手を選抜
  • 1回の応募で、3回の予選に参加が可能
  • 予選から本選まですべてオンラインにて実施

国際情報オリンピック |

情報オリンピックで競い合うのは、課題解決のためのもっとも効率的で優れたアルゴリズムを考案し、プログラムとして適切に実装できる数理情報科学の能力。

こうしたスキルは、今後あらゆる分野でICTの活用とAI化が進展する流れで幅広く求められるもので、同大会の参加者はその優れた数理的思考や発想力を実社会において存分に発揮できる人材として期待されています。

毎年約1000人超の参加者が日本情報オリンピックの予選に挑み、最終的に20名前後が世界大会出場のための日本代表候補メンバーに選ばれています。

また、予選までであれば、本選への選考対象外の高3生や社会人の参加も可能です。

国際情報オリンピック | 応募&大会スケジュール

同大会では、まず一次予選が年に3回(第21回大会では、2021年9月・10月・11月)オンラインで実施されますが、予選日に応じて受付期間も3通りにわかれています。

1度参加登録すれば全日程の一次予選に参加できるので、本選進出を狙う場合は早期に申込を済ませて計3度の一次予選に出場するのがおすすめです。

一次予選で400点中基準点300点以上の成績(予選Bランク)を残した参加者は、11月末の発表を経て、12月半ばの二次予選へと進出。

2021年12月12日実施の二次予選(オンライン)では、706名の参加者のうち156名が本選への参加資格(Aランク)を獲得しました。

2021年度は例年にない多数の参加者(例年は80名前後)が本選への参加を決めており、約4分の1を中学生が占めているのも特徴です。

  • 一次予選…9月・10月・11月の3回
  • 二次予選…12月
  • 本選…翌年2月(2日間)
  • 春季トレーニング…3月(3日間)、対象は日本代表候補者。ここから日本代表4名を選出
  • 国際情報オリンピック(IOI)…8月

国際情報オリンピック | 2日間に渡り開催される本選

本選は、2022年2月12日(土)15時~3日(日)15時30分でオンライン開催。

初日は、開会式と競技環境に慣れることを目的としたプラクティスが実施されるのみで、プラクティス参加は必須条件ではありません。

コンテスト本番は、2日目の9時~13時に開催され、計5つの課題(各100点・500点満点)が出題され、使用プログラミング言語はC++17となる予定。

競技参加者は筆記用具および計算用紙や電卓の使用が認められるほか、参考書などの紙資料やインターネット検索などを活用して課題に取り組むことが可能です。

会場開催では禁止されていた資料閲覧やインターネット検索が認められているのは、オンライン開催では参加者の行動監視が技術的に難しいという事情が背景にあり、また競技中、コンテストシステム内の「質問」欄より質問を提出できるしくみでは、開始から2時間経過前の提出であればかならず回答が戻ってきます。

本選での成績上位者(本選Aランク)は、「第34回IOIインドネシア大会」の日本代表候補者として春季トレーニングへと参加。2022年3月20日~23日のトレーニング合宿での協議結果に基づき、4名の世界大会出場者が決定します。

国際情報オリンピック | 応募方法について

JOIに参加するには、「情報オリンピック日本委員会」公式サイト上より一次予選へのオンライン申込を行います(2021~2022年度は締切済み)。

参加は無料で、学校の教員が学校あるいは部・サークル単位で一括申込することも可能です。

第21回大会の場合、予選を経て本選への参加資格を有するのは、2022年4月2日以降生まれの高校2年生(またはそれに相当する学年)以下の人が対象。

国内で学校以外の教育機関に所属するケースや、日本国外の教育機関に通う日本国籍保持者は個別に参加資格の有無を運営元に確認してください。

主催特定非営利活動法人 情報オリンピック(IOI)日本委員会
代表理事筧 捷彦
住所東京都渋谷区渋谷1-10-7 グローリア宮益坂Ⅲ 301
プログラム開始1994年(2006年再開)
実施スケジュール一次予選/①2022年9月17日(土)、②10月16日(日)、③11月19日(土)、二次予選/12月11日(日)、本選/2023年2月5日(土)、12日(日)
競技内容ひとり1台のパソコンで与えられた課題を解決するプログラムを作成

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