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19年度に1期生が入学
「神奈川県」教育委員会は、2015年12月14日に「県立高校改革実施計画案」を公表し、2019年度に「県立横浜国際高校」において「国際バカロレア」認定校を目指す予定であることを明らかにしました。
「横浜国際高校」は、08年4月に開校した「国際情報科」のみを有する単位制専門高校。14年には、神奈川の県立高で唯一「スーパーグローバルハイスクール」に認定されています。
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この計画案では、現在の「国際情報科」を17年に「国際科」に改編し、県立高校全体のグローバル教育の核となる拠点校を目指すとしています。
「国際バカロレア認定校」へのスケジュールは、17年度に候補候補校の手続き、18年度に候補校認定および1期生の募集・入試の実施、教育課程の実施。19年度に認定校に決定し、1期生入学という流れ。
国際理解や語学教育が充実
横浜国際では、英語はもちろん、英語以外の第2外国語も必修で、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、ハングル、アラビア語の6つの言語から選択。
授業は毎年20~30名のネイティブ講師が受け持っており、アラビア語を開講している公立校は横浜国際だけなのだそう。
また、1年次には英語漬け合宿2泊3日があるほか、修学旅行は4泊5日でマレーシアに行くそうです。
14年度の卒業生は、上智大学39名、立教34名、青山学院24名、早稲田12名、明治学院20名など国内大学のほか、12名が海外大学に合格しています。
学校の特色などについては、「県立横浜国際高校」公式サイトで確認してください。
【神奈川県「国際バカロレア認定校」計画】
- 認定推進校:県立横浜国際高校(神奈川県横浜市南区六ツ川1-731)
- 認定時期:2019年度(予定)