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1年間で未来を切り拓くプロジェクトが始動
世界が未曾有の変化にさらされるこれからの10年で、大人になっていく子どもたち。
激動する時代において、幸せな未来を生き抜くために必要なのは、既存の枠組みやしくみそのものを疑い、新しいルールを築いていく力。未来を見通すビジョンを手に入れ、論理的かつクリティカルに思考する力が必須となります。
未来のビジョンを描くためには、自らが体験したことを言語化(分析)するプロセスを繰り返し、本質的な概念も理解できる「直感力」を獲得することが重要ですが、日本の教育には「体験から得られる学び」が圧倒的に不足していることが大きな課題となっています。
この夏、そんな日本の子どもたちの学びの質を一気に引き上げ、来年の夏は米国・ハーバードで未来を切り拓くビジョンを手にするーー人生のターニングポイントにもなり得る1年がかりのプロジェクトが、2018年7月開催の「グローバルリーダー・キャンプ in 八ヶ岳」を皮切りにスタートします。
学びに満ちた「八ヶ岳キャンプ2018」がスタート地点
このプロジェクトは「ローレンシャン・インターナショナルスクール」(名古屋市)が企画しているもので、この夏のキャンプは、2018年7月22日(日)~27日(金)の5泊6日間、小学1年生〜中学1年生を対象に「ロイヤルホテル八ヶ岳」を舞台に開催。
この6日間は、乗馬や天文台見学、夜の宝探しプログラム、美術研修といった八ヶ岳の豊かな自然を満喫するアクティビティや、ソニーの「KOOV」を用いたプログラミング学習などを通じて、ハーバード式クリティカル・シンキングを軸に、リベラルアーツや国際バカロレアなど最新の学びをたっぷり盛り込んだプログラムで構成されています。
キャンプのゴールは、「ロジカルに考えて、言葉にすること」。
キャンプ初日は、子どもたち自身が今回のキャンプのプログラムに、より主体的に取り組むことができるように、「なぜ、あなたのお父さんやお母さんは、あなたをこのキャンプに参加させてくれたのだと思う?」「このキャンプでどんな体験をしたい?」「合宿が終わったあと、どんな変化が自分に起こってほしい?」ーーそんな問いかけを、長い時間をかけて子どもたちに投げかけていきます。
じつはこのグローバルキャンプ、すでに国内外で80回以上開催されているのですが、これまでのキャンプでも、初日は言葉が見つからなくて、なにも話せなかった子もいました。でも、キャンプでの濃密な時間を過ごすうちに、多くのことを繰り返し考え、理解し、仲間や講師に触発されて自分の言葉をみつけていくーー初日と最終日に自分の考えを書き出してみると、その内容の違いに子どもたち自身が驚き、みるみる顔つきが変わっていく!
保護者の多くも、キャンプから帰って来て見違えたわが子に「まるで別人のよう!」と、成長の手応えを感じています。
いかにしてクリティカル・シンキングを学ぶのか
このキャンプのコアとなるのが、ハーバード式「クリティカル・シンキング」ですが、子どもたちはいかにしてクリティカル・シンキングを学んでいくのでしょうか。
学びのポイントとなるのが、「Keep asking WHY?」。
さまざまな事象について100以上の質問をしながら、答えのない問いに対して自分の答えを言葉にしたり、絵にしたりすることを繰り返し行います。大切なのは、答えを出すことではなく「考えてみること」。
モチーフとなるのは、アートや芸術、音楽、宇宙などですが、たとえば実際に目にした美術作品などを通じて、子どもたちのディスカッションからピックアップした、友情、喜び、喪失、混乱といった抽象的な概念を、ダンスやインスタレーションなどで表現してみます。
昨年に引き続き、ハーバード大学で宇宙物理学を専攻したデレク・ロビンズさんもレッスンを担当しますが、昨年のキャンプではデレクさんがピアノを持参し、短調と長調の和音を弾いて「なぜ、この音の組み合わせは悲しい気持ちになるのか」「このふたつの音の組み合わせはまったく違う印象を持つのか」といった問いかけをし、子どもたちと考えました。
今年も、乗馬などの体験を通じて「言葉を使わないコミュニケーションは可能か?」「そのとき必要なのはどのようなことか?」といった問いかけをまずは個人で考え、ワークシートを書き、書いたものをペアになってシェアしていきます。
さらに意見を交換し、グループや全体で発表。「考える→言葉にする→表現する」を、さまざまなモチーフを使って繰り返し、それぞれのプログラムで「個人→ペア→チーム→全体」で表現することを繰り返し行っていきます。
ワークシートは、自分のゴールやそれに対するグループでの評価などを指標にしますが、もっとも重要なのは「自らが目標に対してどれくらい成長し、チャレンジがあったかを評価する」こと。評価基準の項目も、子どもたちがディスカッションし、できるだけたくさん出してもらうそうです。
キャンプ後もハーバードにつなげていく
クリティカル・シンキングは、自分の価値判断の軸がどこにあるのかを発見するプロセスにも重なるため、すぐに身につくものではありません。だからこそ、キャンプ終了後も日常生活のなかでいかに生かし、継続的に学んでいくかが大事。
2019年7月下旬に開催される「ハーバード・キャンプ2019」では、八ヶ岳での学びをベースに、秋以降はオンラインプログラムで継続的に学び、さらには来春プレ合宿も開催するなど、ハーバードで最大の成果を手にできるようつなげていきます。
「八ヶ岳キャンプ」では、保護者もともに学べる「前夜祭(プレ・プログラム)」を7月21日(土)に「帝国ホテル」(東京・千代田区)において開催。また、キャンプ後も、学びの成果を発表するプレゼンテーション大会を、9月9日(日)に名古屋で開催する予定です。
「ハーバードキャンプ2019」への問い合わせもすでに来ているそうですが、定員オーバーになった場合は、八ヶ岳の参加者を優先的に案内するそうです。
ハーバードキャンプに興味のある人は、まずは5月20日(日)に「帝国ホテル」で開催される八ヶ岳キャンプの説明会に参加してみるといいですね。参加が難しくても、説明会の動画をユーチューブで限定公開するそうなので、問い合わせてみてください。
「子ども未来サミット・グローバルキャンプ」Facebookページ
【夏のグローバルリーダー・キャンプ in 八ヶ岳2018】
- 主催:ローレンシャン・インターナショナルスクール
- 日程:2018年7月22日(日)~27日(金)
- 場所:「ロイヤルホテル八ヶ岳」(山梨県北杜市大泉町西井出8240-1039)
- 対象:小学1年生~中学1年生
- 定員:40名
- 集合・解散地:名古屋・東京
- 参加費:32万9000円
- 応募締切:6月17日(日)
【グローバルリーダー・キャンプ in ハーバード2019】
- 主催:ローレンシャン・インターナショナルスクール
- 日程:2019年7月下旬〜(10日間〜2週間の予定)
- 場所:ボストン(ハーバード)、ニューヨーク、ダラス、シアトル
- 対象:小学5年生~高校1年生 ※保護者と一緒の場合は小学1年生から参加が可能
- 定員:60名
- 集合・解散地:東京・名古屋(予定)
- 参加費:2018年秋頃に案内予定
- 募集時期:2019年1月〜2月