海外

【QSアジア大学ランキング2019】トップ10にシンガポール2大学、香港・中国各3大学がイン

日本はトップ30に8大学がランクイン

英国の「クアクアレリ・シモンズ Quacquarelli Symonds」(QS)社は、「QSアジア大学ランキング2019 QS World University Ranking Asia 2019」を、2018年10月24日(水)に発表しました。

QS社は、2004年から毎年世界大学ランキング「QS World University Rankings」を発表しており、英国「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」の大学ランキングと並んで世界で広く参考にされています。

【関連記事】「THEアジア大学ランキング2019」

アジア大学ランキングは今回で10回目の集計となり、上位500大学をランク付けしています。

■「シンガポール国立大学」が1位に返り咲き

2018では2位だった「シンガポール国立大学」が1位に返り咲き、前回1位だった「南洋理工大学」(シンガポール)は3位に。トップ10には、シンガポール2大学、香港3大学(2位「香港大学」、7位「香港科技大学」、9位「香港中文大学」)、中国3大学(3位「清華大学」、5位「北京大学」、6位「復旦大学」)、韓国2大学(8位「KAIST 韓国科学技術院」、10位「ソウル大学」)がランクインしています。

■日本の大学は7校がトップ30入り

日本の大学は89校がランクインし、8校がトップ30に入りました。日本でのトップは東京大学で、「学術的な評判」ではアジア最高得点を獲得し、2015年以降最高位となる11位にランクイン。

東京大学に続いたのは、京都大学(14位)、大阪大学(16位)、東京工業大学(18位)、東北大学(23位)、名古屋大学(26位)、北海道大学(29位)、九州大学(30位)でした。2019より「国際的研究ネットワーク」指標を導入したことが、日本からは6校が上位20位以内にランクインする要因となったそうです。

アジアの他国より日本の大学が国際的な共同研究に対し積極的な姿勢を有していることを示していますが、一方で、学生に対する教員の比率を表す「学生に対する教員の比率」指標では、日本の大学89校中70校の評価が低い結果となったそうです。

QS社は「日本の上位大学は今年度も広い分野において競争力を維持しているが、今後も競争力を維持するためには研究開発と教育提供にさらなる投資が必要である」との見解を公表しています。

QSランキングでは11の指標で大学を評価

QSランキングでは、下記のような11の指標を参考にしてランキングを作成しており、大学の資金力も重視する「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」と比べ、教育そのものについて評価しています。

  1. Academic Reputation(学術的な評判) 30%…アンケート調査
  2. Employer Reputation (雇用者からの評判)20%…アンケート調査
  3. Faculty Student Ratio(学生1人あたりの教員比率)10%
  4. International Faculty(外国人教員比率)2.5%
  5. International Students(留学生比率)2.5%
  6. Inbound Exchange Students(海外からの交換留学生比率)2.5%
  7. Outbound Exchange Students(海外へ留学する交換留学生比率)2.5%
  8. Staff with PhD(博士号を持つ教員比率)5%
  9. Papers per Faculty(教員当たりの論文発行比率)5%
  10. Citations per Paper(論文あたりの被引用比率)10%
  11. International Research Network(国際的な研究ネットワーク指数)10% ※2019から新たにランキングに導入

アジア大学トップ30を紹介

アジア大学ランキング2019では上位500校を発表していますが、ここではトップ30を紹介します。

  • 1位(↑)シンガポール国立大学 National University of Singapore(シンガポール、81.7)
  • 2位(↑)香港大学 University of Hong Kong(香港)
  • 3位(↓)南洋理工大学 Nanyang Technological University, Singapore(シンガポール)
  • 3位(↑)清華大学 Tsinghua University(中国)
  • 5位(↑)北京大学 Peking University(中国)
  • 6位(↑)復旦大学 Fudan University(中国)
  • 7位(↓)香港科技大学 Hong Kong University of Science and Technology(香港)
  • 8位(↓)KAIST 韓国科学技術院 Korea Advanced Institute of Science and Technology(韓国)
  • 9位(↑)香港中文大学 Chinese University of Hong Kong(香港)
  • 10位(↑)ソウル大学 Seoul National University(韓国)
  • 11位(↑)東京大学 University of Tokyo(日本)
  • 12位(↑)高麗大学校 Korea University(韓国)
  • 13位(↑)浙江大学 Zhejiang University(中国)
  • 14位(↑)京都大学 Kyoto University(日本)
  • 15位(↑)成均館大学校 Sungkyunkwan University (SKKU)(韓国)
  • 16位(↓)大阪大学 Osaka University(日本)
  • 17位(↓)香港城市大学 City University of Hong Kong(香港)
  • 18位(↓)東京工業大学Tokyo Institute of Technology (日本)
  • 19位(↓)上海交通大学 Shanghai Jiao Tong University(中国)
  • 19位(↑)マラヤ大学 Universiti Malaya(マレーシア)
  • 21位(↓)香港城市大学 City University of Hong Kong(香港)
  • 22位(↑)国立台湾大学 National Taiwan University (NTU) (台湾)
  • 23位(↓)東北大学 Tohoku University(日本)
  • 24位(↓)浦項工科大学校 Pohang University of Science and Technology(POSTECH) (韓国)
  • 25位(↑)漢陽大学校 Hanyang University(韓国)
  • 26位(↑)名古屋大学 Nagoya University(日本)
  • 26位(→)南京大学 Nanjing University(中国)
  • 28位(↓)中国科学技術大学 University of Science and Technology of China(中国)
  • 29位(↑)北海道大学 Hokkaido University(日本)
  • 30位(↓)九州大学 Kyushu University(日本)

QS World University Ranking Asia 2019


【QSアジア大学ランキング2019】

  • 集計元:クアクアレリ・シモンズ Quacquarelli Symonds(QS)社
  • 公表時期:2018年10月24日(水)
  • 集計数:上位500大学

最新情報をFacebookにて
いちはやくお届け!

Globaledu on Weekends

Globaleduで紹介した記事を、その週末の土曜朝にメールマガジンにまとめてお届けします。家族が集まる週末は、未来の学びについて考えるチャンス。プランニングのヒントとして活用してくださいね!

Thank you for subscribing.

Something went wrong.

Tags
Close
X