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EFアカデミーNY校 | 日本では”普通”と評価された才能が開花し「バークリー音楽大学」に進学(髙山萌花さん)

留学担当サトー

高校生で海外留学にチャレンジすると、進路の可能性も大きく広がっていきますね!

今回は、EFニューヨーク校の卒業生で、米国の名門音大「バークリー音楽大学 Berklee College of Music」に通う髙山萌花さんに、その魅力的な進路選択に関してのお話を伺いました。

髙山萌花(もか)さんプロフィール

神奈川生まれ。地元の公立中学校を2020年3月に卒業後、同年9月にEFアカデミーの10年生(高校1年生)に入学。2023年6月にEFアカデミーを卒業し、同年9月に「Berklee College of Music」に入学

大学では音楽を学んでいます

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Contents

EFアカデミーNY校 | スクールとの出会いを教えて!

EFアカデミーに入学したタイミングは?

私は、2020年3月に地元の公立中学校を卒業し、EFの夏季準備コースを受けて10年生から入る予定でしたが、コロナ禍と重なり、準備コースはオンライン受講を余儀なくされました。

同年9月にEFニューヨーク校に入ってからも外出制限が厳しく、11年生以降にようやくマンハッタン方面にお出かけできるようになりました。

EFの友達と出かけた、マンハッタンでの休日ので1枚

EFを選んだきっかけは?

中学での成績は平均的だったので、日本の一般的な高校に進学して女子高生を謳歌するつもりでした。

が、お父さんから「海外の学校も探してみたら?」と提案されたのが海外留学のきっかけでした。

父は若いころ、外国語が話せないまま海外に飛び込み、現地で勉強に励んだ経験があったのと、父の知り合いの娘さんがNYに留学していたこともあり、強く勧めてきました。

いろいろな留学先から資料を取り寄せて検討しましたが、EFの資料を見ると学費が高く、最初は前向きになれませんでした。

でも、説明会に参加してみたところ「ここなら安心して任せられそう」と、親にとってもEFが好印象に映ったようでした。

萌花さん

EFニューヨーク校は、音楽を続けてきた自分との相性の良さを感じましたし、説明会の翌週には試験を受けてEF進学を決めてしまいました

このときが、中学3年が始まってすぐの4月でしたね。

留学担当サトー

中3の4月とは、ずいぶん早く進路を決めたんですね!

EFへの進学が決まってからはどう過ごした?

受験も終わってしまったので勉強にはあまり身が入りませんでしたが、周りから「英語だけは準備しておきな」と言われ、平均レベルだった英語の成績は5段階中4ぐらいには上がったと思います。

そして、中3の12月には、約2週間の米国留学を体験しました。

私は外交的な性格なので不安はありませんでしたが、実際はあいさつ以外英語は話せないし、現地でインフルエンザにかかってしまったりと、思うようにいかなかったですね。

短期留学で、ラスベガスで年越しをしたときの写真

EFアカデミーNY校 | 友好関係を広げつつ英語の困難さを克服

EFでは英語も含めてうまく順応できた?

いや、最初のうちは何も理解できず泣いていましたし、日本人の友達にすがってばかりでした(笑)。

10年生の時のルームメイト
萌花さん

ていねいに教えようとしてくれた先生や友人もいたのに、それに応えることができない歯がゆさや悔しさもありましたね…

留学担当サトー

そうした状況が解消されたのはいつごろですか?

言葉に困らなくなってきたのは、11年生になってからです。

きっかけは、ルームメートを(とくに希望しない)ランダム申請したことで、日常の交友関係が広がったのが大きいと思います。

とくにバングラディッシュ人の同級生が、まだ英語が苦手な私に積極的に絡んでくれて、「英語が上手になったね」と日ごろから励ましてくれました。

そうして過ごしているうちに、11年生の冬ごろには英語で困らなくなっていましたね。

世界の広がりを体感した経験は?

また、イタリア人ルームメートの故郷の豪邸に遊びに行く機会もあり、英語の上達とともに自分の知らない世界も目の当たりにしました。

広大な敷地にあるルームメイトの自宅
専属シェフが毎食作ってくれる絶品イタリアンを満喫!

EFアカデミーNY校 | 音楽の才能を開花させた3年間

そもそも音楽とはどのような関係にあったの?

母が保育士で家にピアノもあったので、ずっと音楽が身近な環境にはありました。

4才のころからエレクトーン、その後ピアノを習い、中学時代は吹奏楽部の部長でサックスをおもに担当しました。

中学時代、合唱コンクールではピアノ伴奏を担当

EFの受験が終わってヒマだった期間には、ドラムを習ったこともあります。

EF入学後は、バンドを手伝ったのがきっかけで、ソロ演奏も含めていろいろな楽器を頼まれる機会が増えていきましたね。

EFアカデミーでは、ドラムをはじめとするいろいろな楽器を担当

教科はIBも組み合わせて学んだの?

留学担当サトー

EF在学中は、USハイスクールディプロマをベースにIBを組み合わせて学んだということですか?

萌花さん

はい、IBはMusic HL以外に、Business, Math, ChineseなどYear1だけとった科目も多かったです

11年生のころは、大学でビジネスを学ぼうかなという考えもあって、それに関連した科目を選んでいました。

Musicは音大を目指すというより、好きだから選択していた感じです。

バークリーが視野に入ったのはいつ?

進路は12年生になっても迷っていて、「いろいろ出願してみたら?」という父のアドバイスもあり、「バークリー音楽大学 Berklee College of Music」、「ハルト・インターナショナル・ビジネススクール Hult International Business School」、「パーソンズ美術大学 Parsons School of Design」のリベラルアーツ部門、そして記念受験のつもりで「ハーバード大学」の計4校に出願してみました。

留学担当サトー

なんとも大胆な…萌花さんならではの大学選択ですね!

どこに1番行きたいか明確ではなかったですが、けっきょくハーバード大学を除く3校には合格することができました(ハーバードは2次面接まで通過)。

出願先にバークリーを選んだのは、メキシコ人の親友がバークリーに憧れていて、その素晴らしさについて常々聞いていたからです。

萌花さん

正直、学費が高くて気が引けましたが、「せっかくバークリーに受かったなら行きなよ」という父の後押しもあって、入学が決まりました

バークリーの選考プロセスは?

インタビューに加えて、トータル15分ぐらいで、自分の好きな曲(自作でもなんでも)の披露、初見で演奏するテスト、絶対音感を試すテスト、トラックから即興のメロディ作りといったオーディション選考がありました。

萌花さん

私は、好きな曲として「丸の内サディスティック」を演奏しました

バークリー以外の受験は、エッセイを含む書類を提出しただけです。

ハーバードに出願した記念に写真をパチリ

音楽の先生が熱意を込めて評価してくれた!

留学担当サトー

萌花さんは本当に音楽センスに恵まれていますね! もともと内在していたスキルが、EFの環境を経てより顕在化したのですか?

そうですね、EFの音楽の先生たちが「ビジネスなんて勉強してどうするの? これだけ能力があるのに音楽をやらないのはもったいないよ」と熱意を込めて評価してくれたんです。

萌花さん

日本では、自分の絶対音感は普通のことだと思っていましたし、音楽の先生から能力を絶賛された経験もありませんでしたから

留学担当サトー

日本では当たり前だと思われた才能が、異文化の場で固く評価されることで開花したのですね! これも留学の素晴らしさですね

バークリー音楽大学 | 大学での生活を教えて

バークリーには、日本人はどのくらい在籍しているの?

日本人は約25名が在籍中で、大学内で日本人を見かける機会はめったにないですね。

あと、日本人学生は私より3~4才年上が高く、その理由は日本で何らかの課程を修了してからBerkleeに入ったほうが必要単位数や学費を抑えられるからだと思います。

バークリーでは何を学んでいるの?

必修のコア科目を学んでいるのですが、それぞれレベルわけされています。

Earトレーンング、音楽理論、PCで音楽をつくるクラス、バンド演奏、リベラルアーツ系のクラスなどがあります。

そのなかで、音楽理論はとくにおもしろいと感じています。

APと違い、IBはあまり理論が扱われなかったので、内容は難しいですが音楽のしくみを学べるのが新鮮です。

大学での住環境はどんな感じ?

いまは食事付きの学生寮で暮らしていて、エレベーターで降ればすぐ教室なので便利です。

ただ、私の寮はキッチンがなくて、せいぜいレンジで温めるぐらいしかできません。

それに、費用が高いこともあり、2年目からはルームシェア形式で部屋を借りようと考えています。

将来の方向性は定まっているの?

ジブリ映画の音楽が好きなので、映像に合わせた音楽を制作するフィルムスコアリング専攻を視野に入れています。

将来のことはまだ考えていなくて、かならず音楽系の仕事に就くと確定しているわけでもありません。

父も「バークリーや音楽が合わないと感じたら、いつでも他の道を選べばいい」と話してくれていますし。

萌花さん

いまはとにかく、自分がやりたいことをどんどん深めていくことで充実した日々を送れています

留学担当サトー

親子の信頼関係の上に成り立つお父様の寛容さは、好印象を抱かずにはいられないですね

ーー今回、萌花さんからお話を伺い、異文化の教育環境だからこそ自分にしかない才能を適切に育むことができるという、留学における大きな可能性を改めて実感できました。

本日は、貴重なお話の数々をありがとうございました!

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