Contents
広島市発のグローバル人材育成プラン
広島市は、2014年4月にグローバル人材の育成を目指した中高一貫の中等教育学校「広島市立広島中等教育学校」を開校します。
これまで、併設型中高一貫教育校として運営されてきた「安佐北中・高等学校」を、6年間の一貫教育活動を実施できる「中等教育学校」へ移行。
高い理想や品格を有し、各分野のリーダーとして活躍できる人材を育てるために、以下のような方針を掲げています。
- 徹底した少人数指導
- 6年間一貫したムダのないカリキュラム
- 夢を見つけ志に変え、それを実現させるプログラム
前期課程(中学校相当)では、英語関連の授業を210時間増やし、ER(Extensive Reading:英語多読)の導入を予定。また、国語・数学・理科の高校内容の科目を前倒しで履修するとのこと。
さらに、伝統文化・異文化理解・リーダーシップ・コミュニケーションスキルを学べるプログラムも用意するようです。
高学年ではゼミ形式の探究的学習を導入し、難関国立大学をめざす「特進クラス(Ⅱ類)」も設置。
3年生時には、3泊4日で国内施設「ブリティッシュヒルズ」において「イングリッシュキャンプ」を実施予定。インターンシップ、ボランティア活動などを通じて疑似留学体験ができるそう。
また5年生時には、10泊ほどオーストラリアへの「海外修学旅行」を予定。ホームスティや現地の高校生や大学生、小学生との交流をはかる予定です。
【広島市立広島中等教育学校】
- 住所:広島市安佐北区三入東1丁目14-1
- 開設:2014年4月
- 定員:120名
- 出願資格:保護者の住所が広島市内全域にあること(定員30パーセント以内は広島市外からの入学を認める)
- 選抜方法:適性検査1(テーマに基づいて、文章等で表現)、適性検査2(資料等をもとに課題を解決)、面接・志望理由書・調査書