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進路ナビ⑬ | 英語環境での日本語の「読み書き」学習の進め方

ママ

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質問:日本語学習、どのように進めればいい?

わが家は夫の仕事の都合でシンガポールで暮らしています。

5才の娘は日本の子どもたちのための幼稚園(日本語を使用)に在籍しているのですが、小学校はインターナショナルスクールに通わせたいと思っています。少なくともあと3年はこちらで過ごすことになりそうですが、心配なのは日本語の「読み書き」です。

すでに日本語の読み書きについては不安があるのですが、日本に戻った際は日本語の環境で勉強することになると思うので、どのように学習させればいいのか悩んでいます。

回答:日本語の「読み方」の学習法

国内外を問わず、英語環境下やインターナショナルスクールでの日本語教育については、みなさん共通の悩みですね。

英語と日本語の同時進行ですと、どうしてもそれぞれの言語の伸びのスピードが一言語で学んでいる子どもよりも遅れ気味になりますし、読み書きについてはさらに遅れてしまう可能性があります

では、どのようにして読み書きの力をつけていけばいいのでしょうか。

まずは、「読み方」について考えていきたいと思います。

①「字→単語→文節→文→文章」の練習

ひらがなを覚えはじめると、読みの練習をスタートする場合が多いのですが、子どもたちはまだ文字の羅列に慣れていませんので、順を追って学習を進めることが大切です。

最初は文字を追いながら、つぎに単語をひとくくりで読めるように、次に文節までを読めるようにと順を追って、読む分量を増やしていくようにすると子どもの負担が少ないうえ、文字や語彙の認識に効果的です。

②読みの練習=音読

本読みは、黙読ではなく音読をオススメします。

音読は、目で文字を認識し、口で読みを確認し、耳で音を確認するという3つの作業をひとりで同時に行える効率のいい学習法です。

音読を毎日行っている子どもとそうでない子どもでは、数年後の日本語力に雲泥の差が出てきます。

③適切な本の選択

読みの学習をスタートすると、親が気になるのは、おそらく読みのスピードが遅いことではないでしょうか。

読みが遅い理由として、語彙が足りないということが考えられます。私たちが英語の単語を知らないのにムリに英語の本を読もうとすると、スピードも遅くなりますよね。

しかし、知っている単語なら読むというよりは文字をパッと見て声に出すことができます。

子どもたちの日本語学習も同様です。読む本のレベルは、子どもが習得している語彙のレベルで選ぶようにしてください。適切なレベルの本で音読を行っていると、ムリなく日本語の定着を行うことができます。

④漢字は繰り返し

漢字の学習をはじめると、子どもたちは最初は喜んで覚えるのですが、画数が増えるごとにそのモチベーションは下がり、覚えることを嫌がるようになります。

また、せっかく覚えても、普段は英語で学習をし、友達との会話も英語ですので、漢字を使う機会も少なく定着しないということになります。

負担は大きくなりますが、漢字は一度覚えたあとでも、繰り返し学習し、定着させる必要があります。

たとえば、毎日1個ずつ漢字を覚えたなら、日曜は復習日として月曜から土曜までの6つの漢字の復習をするなど、家庭での工夫が必要です。

⑤漢字のルビは厳禁

漢字が難しくなり、子どもが覚えるのを嫌がるようになると、親が教えることをギブアップしてしまうことがあります。

それでも、なんとか本を読ませようと、本の漢字にルビをふる人もいますが、これは絶対にやめましょう。ルビをふると、子どもはルビの部分だけを読み、漢字を読むことをしません。

結果、その漢字の読みを覚えることもできませんし、漢字を見もしないのですからその意味も理解しません。

つまりは、その文を理解することもできなくなります。これでは読みの練習をした意味がまったくなくなってしまいますね。

⑥読みたがらない子には、本の内容を予告する

読みは、ただ字を追っていくだけでは意味がありませんし、楽しくありません。

本読みを嫌いな子どもは、文字や言葉を追うので精いっぱいで、内容を楽しめないでいる場合が多いのです。

このような場合は、本読みの前にその内容を予告してあげるといいでしょう。内容が何となくわかっていたり、おもしろそうだと思えば、自然と読みたい気持ちになります。

また、予告で聞いた言葉と同じ言葉が文章に出てくると、聴覚と視覚で得た情報が一致するので、定着しやすくなります。

「読む」という作業は、「読みたくない」意識を持っているととても大きな負担となります。

そう考えると、どのような学習でも同じですが、「読み」の練習でもっとも効果的なのは、「読みたい」と思わせる親の上手な動機づけなのかもしれませんね。

回答:日本語の「書き方」の学習法

①毎日少しずつ、きちんと

日常的に日本語を使わないインターの子どもたちの場合、なかなか日本語の読み書きが定着しません。

学校の宿題などもあり、家でもなかなか日本語の学習の時間がとりにくいと思いますが、毎日決まった時間、決まった量を練習するようにしましょう

幼稚園ならひらがなを1日1文字ずつとか、小学生なら漢字をふたつずつなど、年齢に応じて量や時間を調整しながら日本語の学習を習慣化させることで、日本語を使う、文字を覚えることも習慣化され、学習の効率もとてもよくなっていきます。

②漢字は意味を教えながら

漢字は、意味を覚えながら学習することが鉄則です。

たとえば、「火」という漢字の意味がしっかり認識できていれば、それに関連した「炎」「灯」などの漢字の意味もとらえやすく、また覚えやすくなります。同時に、それに関連した熟語の意味も理解しやすくなります。

覚える漢字数の少ない低学年のうちから、漢字の「意味」「書き」「読み」は連動させて学習するようにしましょう。

③漢字や言葉を覚えたら短文作成

せっかく覚えた漢字や言葉の使い方がわからない、ということもあります。

覚えたその日に、その漢字や言葉を使って短文を書かせてみましょう。適切な文が書ければ、意味を理解しているということになります。

逆に、つじつまの合わないような内容の文だった場合は、漢字や言葉の意味を誤って理解している場合がありますので、確認してあげる必要があります。

④日記ではなく、テーマ作文

文字が書けるようになると、文章を書く練習にと日記を書かせることがあります。最初はもちろん日記でいいのですが、毎日となると考えものです。

小学生の日常生活にそうたびたび書きたくなるようなことが起こるわけでもないので、書く本人も「書きたくない」という気持ちになってしまいます。

ですから、日記を書くのにそろそろ飽きてきた様子が見られたら、「テーマ作文」を書かせることも考えてみてください。

テーマ作文は、指導する側が「テーマ」を決めて作文を書かせるもので、テーマや長さはその子の興味や年齢に合わせて変えていきます。

また、このテーマ作文は「書くことの練習」として行うので、内容について「良い悪い」の判断をしないようにしてください。

以前、「今日のテーマは『先生に言いたいこと』です!」といって、小学3年生に作文を書かせたところ、わずか30分ほどで原稿用紙で3枚ほど書いた子もいました。

内容は苦笑いしてしまうものでしたが、書きたいことが相手に伝わるようにしっかりと書けていました。書きたい気持ちをもたせることは、書く力を養ううえではとても重要なようです。

日本語の学習をしていて、日本語嫌いになってしまう子どもがよくいます。彼らが日本語嫌いになる原因のひとつに、家でのムリな「読み・書きの練習」があります。

ムリに長文を書かせたり、一度にたくさんの漢字を覚えさせようとしたり、スピードを速く読ませようとするなど、親が知らず知らずにプレッシャーをかけ、書くことや読書の楽しみ、日本語を好きになる機会を奪っている場合もあります。

日本の学校に通っている子たちとは別の環境で日本語を学習しているのだ、ということを常に念頭に置いて、地道にしっかりと一貫性をもって学習をサポートしてあげることが大切です。

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