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【東京学芸大学附属国際中等教育学校】国立校初の「IB MYP」認定校が育成するグローバル人材

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生徒全員が4年間でMYPを修得

東京学芸大学附属国際中等教育学校」(TGUISS)は、国立校ではじめて国際バカロレア資格認定を取得した、国際社会で活躍する人材育成を目標とする中等教育学校。

国際バカロレア資格「MYP」(ミドル・イヤーズ・プログラム)認定を取得したのは、2010年2月。

【関連キーワード】国際バカロレア

さかのぼること07年4月に、グローバル人材育成を目的に、附属高等学校大泉校舎と附属大泉中学校を統合・再編して「附属国際中等教育学校」を開校。

独自の学習領域「国際教養」を設けており、6年間を通した学習活動によって、国際社会のなかで共生・共存できる人材育成を実践しています。

東京学芸大学附属国際中等教育学校

1学年の生徒数は105〜124名(1クラス27~30人)となっており、全校生徒は約700名。

語学学習にも力を入れており、英語で授業を受けられるイマージョン授業は、全3年生を対象にスタート(社理数)。

4年生以降はイマージョン授業は選択制となりますが、4年生および5年生では英語以外の言語を選択することも可能(中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、韓国・朝鮮語)。

「MYP」は、本来11才(小6)〜16才(高1)の5年間で修得しますが、同校では1年生から4年生の4年間でプログラムをこなします。

最終試験のある「DP」とは異なり、MYPでは各国の学校がナショナルカリキュラムを各言語で教えられる柔軟なプログラム編成が可能。

包括的学習、多文化理解、コミュニケーションの3つの概念を柱に、8つの教科群と相互作用のエリア(AOI)を学びます。

↑東京学芸大学附属国際中等教育学校では、8つの教科群を上記のように日本語の教科に対応させている(東京学芸大学附属国際中等教育学校が配布する資料より)。

↑東京学芸大学附属国際中等教育学校では、8つの教科群を上記のように日本語教科に対応(東京学芸大学附属国際中等教育学校が配布する資料より)。

最終学年となる4年生では、集大成となる「パーソナル・プロジェクト」(PP)に取り組み、成績は7段階にて評価されます。

ちなみに、現在のところDP認定を受ける予定はないとのこと。

入試は、第1学年4月入学(2013年度募集人数は60名)選抜のほか、第1〜3学年での編入選抜、第4、5学年の4月と9月、第6学年4月の編入選抜があります。

編入選抜は、海外の教育機関に1年以上在籍していた生徒が対象。

学校説明会は、2013年9月28日(土)に予定しているので、詳細は学校のHPにてチェックしてください(要事前申込)。


【東京学芸大学附属国際中等教育学校】

  • 住所:東京都練馬区東大泉5-22-21
  • 学費:なし *ただし第1学年4月入学時(2013年度)に必要なコストは27万800円(教育活動費など各学年費が必要)
  • 生徒数:1学年105〜124名、全体で約700名

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