ワールド・ビジョン・サマースクール | 親子で世界について学ぶ1日
「国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン」(東京・中野区)は、小学生と保護者を対象とした参加型オンラインイベント「ワールド・ビジョン・サマースクール2023」を、2023年7月27日(木)に開催します。

このサマースクールは、毎年恒例となっている夏の人気プログラム。
今年もオンラインでの開催のため、全国からの参加が可能です。
「ワールド・ビジョン・サマースクール2023」は、自宅にいながらバーチャルツアーでアフリカ・ケニアの子ども達に会いに行くことができます。
クイズや質問コーナーなどがあり、子どもが意見を出し合ったりするため、最後まで飽きることなく参加できるプログラムとなっています。
参加対象は?
対象は、小学1~6年生と保護者。
開催時間は80分で、途中に休憩もあるとのこと。低学年でも楽しめるように工夫されていて、飲み物などを飲んでの参加大丈夫という配慮のあるプログラム。
昨年参加した子どもたちの97パーセントが「楽しかった!」と回答していることからも、プログラムの魅力が伝わってきますね。
クイズやスタッフからの説明を通して、世界の子どもたちの生活を具体的に想像してみれば、日本での日常生活がいかに恵まれているかに気づくきっかけになるはずです。
ワールド・ビジョン・サマースクール2023
主催 | 国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン |
日時 | 2023年7月27日(木)10時~11時20分(11時20分~50分は自由参加の質問コーナー) |
開催方法 | Zoom |
対象 | 小学1~6年生と保護者 |
定員 | 500名 |
参加 | 無料 |
申込締切 | 7月20日(木)正午 |
ワールド・ビジョン・サマースクール | 知ることから世界が広がる
「ワールド・ビジョン・サマースクール2023」の内容は、
- バーチャルツアーでケニアの子どもたちに会いに行こう
- 塩野義製薬と一緒に感染症からみんなを守る方法を考えよう
のふたつ。
①バーチャルツアーでケニアの子どもたちに会いに行こう
アフリカの子どもたちの家庭や学校をバーチャル訪問し、国や地域による生活の違いを知ることで、「安全な水が十分に手に入らない」、「病院が近くにない」などの課題に気づくことができ、SDGsの理解も深まります。
②塩野義製薬と一緒に感染症からみんなを守る方法を考えよう
塩野義製薬株式会社の協力により、「感染症を取り巻く社会課題に対して私たちに何ができるのか」について、塩野義製薬の研究所でバーチャルレクチャーを受け、感染症の社会課題を一緒に考えます。
子どもたちが学んだこと
これまでに参加した子どもたちにとって「1番心に残ったこと」は、つぎのような感想だったそうですよ。
- 6秒にひとり、5さいまで生きられないで、命を落としていることがわかった
- 日本とはちがって、あんなにつらいおもいをしながら、せいかつしているなんておもいませんでした
- 「世界には、いろいろくるしんでいる人がいて、一生けんめい、がんばっているんだなぁ」と知りました
- 自分がふつうと思ってたことが、世界では、ふつうではないこと
世界の同世代が置かれている現状に目を向け、アクションを起こすことの大切さを学ぶことにより、子どもたちがグローバルな視野を持つきっかけになりそうですね。
ワールド・ビジョン・サマースクール | 自由研究キットももらえる
また、参加者には、プログラムの振り返りができる「夏休みの自由研究キット」が送付されます。
夏休みの自由研究のヒントとして、「どのようにまとめたらいいのか」を説明したPDFが2種類紹介されています。
ヒントでは、
- テーマ、きっかけ
- 予想と結果
- 調べたこと①
- 調べたこと②
- 調べたこと③
- 調べたこと④
- 自分にできること
- まとめ・感想
という具体的なまとめ方や、見出しや図の書き方が紹介されています。
質問コーナーも活用しよう
当日は、イベント終了後に自由参加の質問コーナーが設けられ、国際NGOで実際に働くスタッフや、塩野義の担当者に質問するチャンスもあります。
このサマースクールを体験することで、親子の会話や生活に変化を感じることができるなら嬉しいですよね。