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公設民営のIB導入校が誕生
大阪市は、2016年6月に開催された教育委員会会議において、「南港ポートタウン」(大阪市住之江区)内に、2019年4月に公設民営の中高一貫校を開校する方針を固めました。
「公設民営学校」とは、国家戦略特別区域法における学校教育法の特例を活用し、公立学校の運営を民間の学校法人等に委託すること。設置者は大阪市ですが、運営は民間の学校法人等が行う学校となります。
今後は、2016年度中に事業者を公募予定。
2018年4月に「南港南中学校区小中一貫教育校」が開校するのに伴い、2018年3月末に廃校予定の小学校の校地を活用し、2019年4月に新中高一貫教育校の開校をめざします。
大阪市のグローバル教育を牽引
新中高一貫教育校には、下記のような特色があります。
- 英語に重点を置いた教育を行う
- 「国際バカロレア」の手法を取り入れた教育実践を行う
- 大阪市の学校教育全体をけん引する拠点校とする
- 公設民営の手法で学校運営を行い、民間の知見を活用する
この新中高一貫教育校で実践される先進的なプログラムは、市内の小中学校や高校にその教育手法を普及しカリキュラム開発を行うなど、大阪市の学校教育全体の学力向上に寄与する拠点校となる予定です。
【大阪市「南港ポートタウン」新中高一貫教育校】
- 開校:2018年4月
- 場所:大阪市住之江区「南港ポートタウン」