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沖縄初のIB DP認定校へ
「沖縄尚学高等学校」(那覇市)は、2015年2月23日に「国際バカロレア校」に認定され、15年度よりIBプログラム(日本語DP)を開始することを発表しました。
沖縄尚学高等学校(以下、沖尚)は、1956年に設立された、附属中学校を併設する中高一貫私立校。学生寮もあり、離島や本土からの生徒も受け入れています。

東大・京大などを目指す難関校進学コースのほか、海外の大学進学等を目指す「国際文化科学コース」もあり、スポーツも盛んなことから文武両道の進学校として知られています。
沖縄では、「オキナワインターナショナルスクール」(以下OIS、保育部〜中等部)が11年にPYP(初等教育課程)認定校となり、15年内にはMYP(中等教育課程)認定校を目指しています。
14年1月に、OIS中等部で校長推薦を受けた生徒は、面接のみで沖尚DPコースへ進学が可能となる協定を結んでおり、今後沖縄でもIBで一貫して学ぶ進路が開かれる予定です。
日本語と英語それぞれ3科目が必修
沖尚では、15年4月から「国際文化科学コース」でIBプログラムをスタート。
すでに、現1年生はプレ・バカロレア形式の授業を開始しており、新2年生の希望者11名に2年間のIBプログラムが開始される予定。
IB修了に必要となる6科目のうち、日本語科目(文学、歴史、生物・科学など)、英語科目(芸術、数学、英語)からそれぞれ3科目を選択。
16年度新入生募集からは、学年コース定員は最大25名となる予定です。
くわしくは「沖縄尚学高等学校・附属中学」公式サイトで確認を。
【沖縄尚学高等学校「国際文化科学コース」IBプログラム】
- 沖縄尚学高等学校(沖縄県那覇市国場747)
- 開始:2015年4月
- 学年定員:最大25名(17年度新入生より)
- 年間学費:47万950円(14年度、IBプログラムには別途参加費が必要となる予定)