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【英検】他の英語資格も上限4000点換算で比較…15年度より成績表に「CSEスコア」を導入

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学習に活用できる共通スコアを導入

次回、15年度第1回「実用英語技能検定」より、試験結果が記載される成績表に「英検CSEスコア」と「英検バンド」という要素が併記されるようになります。

合格/不合格の表示に加え、英検CSEスコアと英検バンドが記載され(図の右下)、技能別と総合的な英語能力の伸長度がわかるようになるそう。

合格/不合格の表示に加え、英検CSEスコアと英検バンドが記載され(図の右下)、技能別と総合的な英語能力の伸長度がわかるようになるそう。

「英検CSE(Common Scale for English)スコア」は、14年9月に「日本英語検定協会」が「日本生涯学習総合研究所」とともに開発した、国際基準規格「CEFR※」(欧州言語共通参照枠)との関連性を持たせた、ユニバーサルな新しいスコア尺度。

※CEFR(セファール)は、Common European Framework of Reference for Languagesの略。語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際基準規格。欧米で幅広く導入され、6つのレベルを設定

【関連記事】「CSE」導入に伴い、15年4月より英検の名称が変更

具体的には、CEFRのA1レベル(初級学習者)からC2(熟達した学習者)までの範囲を、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を各1000点満点とし、合計0点から4000点スコアに尺度化しています。

英検のほか、英検IBA、TEAP、IELTS、英検Jr.をはじめ、今後は国内外の資格・検定試験のスコアもCSEで示すことを目指していくそう。

英検のほか、英検IBA、TEAP、IELTS、英検Jr.をはじめ、今後は国内外の資格・検定試験のスコアもCSEで示すことを目指していくそう。

「英検バンド」は、各級の英検CSEスコアを合格と不合格を連続的に幅で捉えた指標のこと。

25点刻みで細かいバンド(帯状)に分割し、あらかじめ定めた合格ラインからの差を+-で表現します。

上位級になるにつれ難易度が上がった場合でも、自分の英語力を正確に把握することで、モチベーションを維持したまま英語学習を続けていくために活用してほしいとしています。


【英検CSEスコア・英検バンド】

  • 主催:財団法人日本英語検定協会
  • 採用:2015年第1回試験の成績表より

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