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16年度の奨学金プログラムが発表
「日米教育委員会」は、「2016年度フルブライト奨学金プログラム」のオンライン登録を、2015年4月1日(水)〜5月31日(日)まで受け付けます。

フルブライト・プログラムは、第二次世界大戦終了直後の1945年に発足した、米国と諸外国との相互理解を目的とする交流事業。日米間のプログラムは1952年に開始され、日本人約6400人、米国人約2600人が参加しました。
フルブライト奨学金は、留学に必要な費用は基本的に全額支給されるのが大きな魅力。往復渡航費や生活費、授業料(大学院留学プログラムのみ)および家賃、着後雑費、別送荷物、同伴家族に対する補助手当て、健康保険(本人のみ)も含まれます。
奨学金の対象となる学術分野は、下記の5分野。
- 米国の研究…歴史学、政治学、経済学、経営学、法学、文学、思想史、社会学、文化人類学、およびジャーナリズムなどの分野を通して米国の文化・社会を研究
- 環太平洋地域の政治・経済関係…日本および米国と、太平洋地域における第三の国(々)との、現代の政治・経済関係を研究
- 現代社会の諸問題…現代の日本と米国が共通して直面している社会問題についての研究。とくに対象になるのは、急速な技術開発の影響、危機管理、情報産業の発達に伴う倫理その他の問題、環境問題、都市化、家族、高齢化社会、公法、犯罪、報道など、現代と関わりの強い研究テーマ
- グローバル社会の課題…グローバル社会が直面する諸問題についての研究。特に対象となるのは、公衆衛生・医療政策、通商、労働と流動性、ヒトの移動、環境政策、エネルギー、人口動態などに関連した研究テーマ
- 教育…日本と米国の教育制度に関する研究で、とくに現代の教育問題に焦点をあてたもので、比較研究が望ましい。研究対象としては、国際化のあらゆる側面( 学校、教員、学生)、組織・カリキュラム改革、社会における教育の役割などが含まれる
応募資格要件は、下記のとおり(詳細は公式サイトにて確認を)。
- 日本国籍を有すること(日米の二重国籍者あるいは米国永住権を持つ人は応募不可)
- 日本在住の人
- 米国で支障なく学術活動が行えるだけの充分な英語能力があること。また、学術的能力のみならず、高いコミュニケーション能力があること
- 米国で研究を計画しているテーマに関する専門知識に限らず、広い視野と関心を有すること
- 米国で支障なく学術活動が行えるよう、心身ともに健康であること
英語力は、TOEFLは80点、IELTSは6.0以上あれば申し込みが可能です。
応募や選考、渡航までのスケジュールは下記のとおり。
- 4月1日〜5月31日…オンライン登録受付
- 5月~6月…予備審査(条件を満たしている応募者には7月31日提出締め切りの申請書類一式を送付)
- 7月31日(消印有効)…申請書類一式の提出締切日
- 9月~10月…書類審査
くわしくは、「フルブライト奨学金プログラム」公式サイトで確認を。