未来のリーダーに国際教育の機会を提供
「日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)」は、楽天会長・三木谷浩史さんからの9000万円の寄付による「フルブライト・三木谷記念奨学金」を設立したと、2021年2月3日(水)に発表しました。
三木谷さんの父は、フルブライト奨学生の第一世代として米国留学し、ハーバード大で経済学を修め、 のちにエール大学で教鞭を執った経歴があります。

ハーバード・ビジネス・スクール在学時の三木谷浩史さん(右手前)と、父・良一さん(左手前)
三木谷さん自身もハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得するなど、米国での経験が人生に大きな影響を与えていることから、日本の未来のリーダーが国際教育を受け、グローバルな視野を身に付けるための機会を広げたいとの強い思いを持っています。
今後は、フルブライト交流プログラムに参加する日本人学生を3年間で毎年5〜6名を送り出し、米国の教育機関で人文・社会科学分野のあらゆる領域で、修士・博士課程を履修する機会を提供する予定です。
2022年度の「フルブライト奨学金」募集要項は、3月中旬ごろに発表予定です。
【フルブライト・三木谷記念奨学金】
- 運営:日米教育委員会
- 募集開始:2021年3月
- 対象:フルブライト・プログラムに参加する奨学生
- 採用人数:3年間にわたり、年間5〜6名