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学生クリエイターを支援
2017年は、日本の財界人が続々と才能ある若手人材の育成支援に乗り出す元年でもあります。
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今回は、2015年にフォーブスの「世界の若手億万長者30人」にも選ばれた、コロプラ社長・馬場功淳氏が創設した奨学金制度を紹介します。
* * *
「一般財団法人クマ財団」は、白猫プロジェクトなど人気ゲームアプリを手がけるエンターテイメント企業「(株)コロプラ」(東京・渋谷区)社長・馬場功淳(なるあつ)氏が、才能を持った学生クリエイター支援を目的に、2016年9月に設立。
クマ財団は「2017年度クリエイター奨学金」奨学生50名を、前期締切/2017年3月6日(月)、後期締切/5月15日(月)の2回にわけて募集します。
奨学金は月額10万円で、2017年4月1日〜2018年3月31日までの1年間支給(計120万円)。
奨学生に選ばれた人には、個人で行う「OUTPUT」と並行して、セルフプロデュース能力を身につけるためのカリキュラムが提供され、「INPUT・PREVIEW・BRUSH UP・OUTCOME」というプロセスでスキルを磨きます。
上記の実績が評価された人は、その後も同額の給付を継続される場合があるそうですよ!
なお、他の奨学金との併給は可能で、外国籍の人も給付期間中の在留資格を有し、財団のカリキュラムに参加可能であれば応募が可能です。
応募資格について
応募資格は、下記のすべてに該当している人。
- 2017年4月に、専門学校、短期大学、4年生大学、大学院に在籍する学生
- 2017年4月1日の時点で25才以下であること
- クリエイター(オリジナルの映画、ゲーム、作曲家、画家、作家、漫画家、映像作家、技術、デジタルコンテンツやサービス等の作り手)を目指し創作活動をしている人
- ものづくりに対して情熱がある人
- 選考に際し、自作の作品を提出可能な人
なお、クリエーターとは下記のような分野の創作者となるそうです。
技術者
テクノロジー、サイエンス、アプリ、サービス、ゲーム、ロボット、VR、言語、ツール等
アーティスト
映画、アニメ、作曲、漫画、プロダクトデザイン、グラフィック、建築、写真、絵画、彫刻、ファッション、メディアアート、工芸、小説、書道、戯曲、パフォーマンス 等
応募方法や選考の流れ
応募方法は、専用フォームに必要事項を記入し、自身の作品を提出。その後、在学証明書(2017年4月以降発行のもの)と提出物自己作成誓約書を郵送。
選考スケジュールは、1次選考(面接と作品を使用しての自己PR)が、前期日程/3月20日(月)〜4月7日(金)、後期日程/5月29日(月)〜6月5日(月)。
最終選考(選考委員による面接)は、前期日程/4月16日(日)、後期日程/6月18日(日)に実施される予定です。
なお、前期日程で多くの奨学生を採用予定なので、前期のほうがよりチャンスがあるかもしれません。
くわしくは、「一般財団法人クマ財団」公式サイトで確認を。
【2017年度クリエイター奨学金】
- 主催:一般財団法人クマ財団
- 奨学金:月額10万円(年120万円)
- 給付期間:2017年4月1日〜2018年3月31日までの1年間 ※延長される可能性あり
- 対象:25才以下(2017年4月1日時点)の学生(専門学校、短期大学、4年生大学、大学院)
- 募集人数:50名(前期日程で多めに採用する予定)
- 応募締切:前期日程/2017年3月6日(月)19時、後期日程/5月15日(月)19時