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創立60年目の節目に導入を検討
「聖ヨゼフ学園小学校」(横浜市)は、2016年3月に「国際バカロレア」初等教育プログラム「PYP」(Primary Years Programe)候補校として認定される予定であることを発表しました。
「聖ヨゼフ学園」は、1953年に小学校を開校し、現在は幼稚園から高校までを備えたカトリックの学校。小学校は共学ですが、中学校以上は女子校となります。
創立60周年を節目に、これまでの校風と伝統を受け継ぎながら、次の60年に向かっての教育改革としてIB導入を検討しはじめたそうです。
15年9月末に「候補校」申請をし、12月1日に国際バカロレア機構より「16年3月1日付でPYP候補校として認定する」との通知があったそう。
現状ではPYPに認定されている一条校はありませんが、2015年9月1日には「英数学館小学校」(広島県福山市)が候補校となり、15年に開校した「開智望小学校」(茨城県つくばみらい市)も聖ヨゼフと同時期の16年3月に候補校となる予定です。
すでに探究型学習を開始
聖ヨゼフ小学校の1学年定員は80名前後で、1学年2クラス編制。
すべての学年で週2時間の英語の授業があるほか、15年度より全学年で「探究型概念学習」を導入しています。
1年生と2年生は生活科で、3年生から6年生はこれまでの「総合的な学習の時間」を「探究の時間」とあらためて、探究型概念学習を行っているそうです。
くわしくは、「聖ヨゼフ学園小学校」公式サイトで確認を。
【聖ヨゼフ学園小学校】
- 住所:横浜市鶴見区東寺尾北台11番1号
- 学年定員:約80名
- 学費:授業料/2万7000円、教育振興費/1万5000円、施設設備維持費/1万円 ※月額(そのほかにも入学金20万円、施設設備資金14万円など)