英検S-CBT | 従来型と同じ内容をコンピュータで受検
4技能を1日で測ることができる「英検S-CBT」は、従来型英検と同様の級・スコアとして扱われる、コンピューター上で受検する方式のテスト。
受検できるのは、準1級、2級、準2級、3級ですよ
原則毎週土日に開催されており、都内11ヵ所、全国47都道府県にある77ヵ所のテストセンターで受検することができます。
さらに、下記の33会場では平日受検することも可能です(検定および級により異なる)
- 北海道・東北…札幌、青森、仙台
- 関東…水戸、小山、川越、大宮、千葉、新宿、立川、町田、横浜
- 中部…金沢、岐阜、名古屋、岡崎、一宮
- 近畿…京都、梅田、天王寺、難波、神戸、奈良
- 中国・四国…鳥取、岡山、広島
- 九州・沖縄…博多、佐賀、長崎、大分、鹿児島、那覇
2023年度のみ受検料は100円引きとなっており、平日の受検で最大1700円のキャッシュバックも(条件あり)
申し込み締め切りは週ごとに設けられており、たとえば2023年10月中(試験日は10月30日)に受検をしたければ、9月20日(水)10時まで申し込みが必要です。
英検S-CBT 2023年10月の日程
主催 | 日本英語検定協会 |
日程 | 10月土日、平日 |
会場 | 全国47都道府県にある77ヵ所のテストセンター |
検定料 | 準1級/9800円、2級/8900円、準2級/8400円、3級/7100円 |
申込期間 | 2023年8月3日(木)〜9月20日(水)10時 |
英検S-CBT | 4つのポイントを押さえよう
従来の英検は試験が2日間にわたって行われますが、英検S-CBTは1日で完結することができます。
①PC上で受検する
大きく従来型と異なるのが、テストの方式で、英検S-CBTは、問題がPC画面上に映し出される点。
- スピーキング…ヘッドセットを装着して解答を録音する吹き込み式で回答
- リーディング・リスニング…PC画面上でマウスを操作して解答
- ライティング…申し込み時に筆記型・タイピング型の2種類から選び、試験当日は選んだ方法を使って解答
試験の順番は、スピーキング→リスニング→リーディング→ライティングで行われます
②検定期間内に3回受検が可能
また、一部のエリアでは平日にも試験を実施しているため、忙しい学生のスケジュールに合わせ、柔軟に日程を決めることができます。
さらに、検定期間内に同一級を2回まで受検可能で、従来型も含めると最大3回まで受検することができます
③テストセンターにて受検
試験は、英検のテストセンターで受けます。
テストセンターは、都内だけで11ヵ所、全国47都道府県には77ヵ所のテストセンターもあり、主要な駅に近い場所で試験を受けることができます。
受検室ではパーテンションで各席が区切られ、座席には英検S-CBTに適したパソコン・ヘッドセットが用意されています。
私物は事前に専用ロッカーに入れ、不正のないように管理された防音性のある受検室で、決められた時間にテストがスタート。
④結果は翌月オンラインで確認
試験結果は、受検から1.5ヵ月後に登録したマイページからWEBで確認することができます。
たとえば10月初旬に受けた合否結果は、翌月の12月中旬くらいに知ることができ、合格すれば従来型の級と同様の級・スコアとして扱われます。
英検S-CBT | 申し込み方法
柔軟な受検が可能な英検S-CBTは、申し込みもWEBから簡単にすることができます。
申し込みたい級・会場・日時を選択
英ナビ!会員ではない人は、新規会員登録を行う必要があります。
受検票印刷、ネット合否閲覧、有料証明書再発行は、英ナビ!アカウントから手続きを行うことができます。
入力する項目は
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 顔写真
コンビニエンスストア(ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマート)払い、クレジットカード(JCB・MASTER・NICOS・VISA)の一括払い、または郵便局ATM(Pay-easy)から選ぶことができます。
申込/受付完了メールが届きます。
初めての人はまずは体験版を
初めて受検する人には、まずは自宅でできる体験版がおすすめ。
公式サイトの体験版では、以下の級を体験することができます。
- スピーキング…3級
- リスニング・リーディング・ライティング…準2級
体験版で出てくる問題数は、以下のとおり。
- スピーキング…6問
- リスニング…30問
- リーディング…37問
- ライティング…1問(タイピング型か記述型か選択可能)
PC画面上の形式や操作などに慣れておくことで、本番では自分の実力を出すことができますね!
コンピュータ上で受検する英検