学生クリエイターは検討するべき奨学金
「一般財団法人クマ財団」(東京・渋谷区)は、「2021年度クリエイター第6期奨学生」80名を、前期締切/2022年1月31日(月)、後期締切/3月31日(木)の2回にわけて募集します。

クマ財団は、白猫プロジェクトなど人気ゲームアプリを手がけるエンターテイメント企業「(株)コロプラ」(東京・渋谷区)社長・馬場功淳(なるあつ)氏が、才能を持った学生クリエイター支援を目的に、2016年3月30日に設立
対象となるのは、2022年4月に高専4年生以上および専攻科、専門学校、短期大学、4年制大学、大学院に在籍する学生で、25才以下の人。
「クリエイター」の定義は、ロボット・サイエンス・バイオ・宇宙工学・AI・VR・ドローン・モビリティーなどに取り組むエンジニアや、映画・アニメ・作曲・漫画・建築・写真・絵画・彫刻などを行うアーティストなど、としています。
新たな価値創造を目指して自ら創作活動をしている人、未開発な領域に挑戦し新しい価値を創造しようとしている人、伝統文化から新たな価値を創ろうとしている人を支援する予定です。
年間120万円に加えコミュニティにも参加できる
奨学生として選出されると、月10万円を1年間支給。あらゆる体験が創作になるという考え方から、創作活動費、制作費、渡航費など使用用途に制限はないそうです。
また、個人の活動と並行して、セルフプロデュース能力を身につけるためのカリキュラムが提供され、スキルを磨くことができるほか、8月と10月の年間2回開催される合宿「Kuma Camp」などを通して、クリエイター同士のつながりを築いたり、年度の終わりである3月には創作活動の成果発表の場を設け、社会とのつながりも支援するそうです。
応募方法は、「クマ財団」公式サイトからエントリーし、願書・作品を提出。
書類選考通過後、一次選考、最終選考を経て、両日程ともに5月末に結果が通知されるそうです。
【2022年度クリエイター奨学生】
- 主催:一般財団法人クマ財団
- 給付期間:原則、2022年4月〜2023年3月までの1年間 ※継続の可能性あり
- 奨学金:月額10万円(年間120万円)
- 対象:25才以下の学生(高専4年生以上および専攻科、専門学校、短期大学、4年制大学、大学院に在籍する学生)
- 募集人数:80名予定
- 応募締切:前期日程/2022年1月31日(月)、後期日程/3月31日(木)