
小学生から高校生を対象としたエッセイコンテストは、多数開催されています



2023年の夏休みは、関心や希望進路に近いコンテストに挑戦してみよう!


高校生アートライター大賞 | 自分の言葉で伝える力を育むコンテスト
「筑波大学」(茨城県・つくば市)は、アートについて自分の言葉で考え、伝える力を育むエッセイコンテスト「第10回高校生アートライター大賞」作品を、2023年9月20日(水)まで募集しています。


2023年は日本語エッセイを募集
このコンテストがユニークなのは、同じテーマを2年に渡り募集し、1年目は英語、2年目では日本語のエッセイを募集していること。
2023年度は日本語エッセイを、2024年度には英語エッセイを募集します。
応募対象者
応募者条件は、15~18才で高校やそれに相当する公的教育機関に在籍する生徒であること。
第10回高校生アートライター大賞
主催 | 筑波大学芸術専門学群 |
対象 | 応募時に高校ならびにそれに相当する公的教育機関に在籍する生徒 |
応募締切 | 2023年9月20日(水) |
結果発表 | 2024年2月(公式サイトにて) |


高校生アートライター大賞 | 募集テーマについて
「高校生アートライター大賞」は、アートについて自分の言葉で考え、伝える力を育むことを目的に実施。
2023年は、「アートについて、自分の考えを2000字以内の日本語で書かれた」エッセイを募集。
なお、2021年の「第9回高校生アートライター大賞日本語エッセイ部門」では、4ヵ国から531編の応募があったそうです。
これまでの入賞作品は、公式サイトに掲載されているので、まずはチェックしてみましょう。
募集テーマ
以下の3つの観点から、アートについて書かれたエッセイが対象となります。
- 制作体験…自分が作品をつくった体験をもとに書く
- 作品探究…アーティストがつくった作品について書く
- 芸術支援…アートと人々の交流について書く
「アート」というと、美術やデザインを中心とした視覚芸術が想定されがちですが、書き手に自由に判断してほしいのことです。
書き方について
2000字以内のエッセイのうち、以下は文字数に含まれません。
- 題名
- 図
- キャプション
- 参考文献一覧
- 図版一覧
小論文のように論題を設定し、論理的に考察しても、体験報告や随想のように個人的な思いを語ってもいいですし、雑誌や新聞記事のように、伝えることを主眼にした作品でもいいとのこと。
また、この高校生アートライター大賞では、原稿作成について細かな注意点があります。
- 題名等の記入…原稿の最初に、ファイル名(ローマ字で応募者の姓_名)、国、学校名、エッセイの題名、氏名を記入
- 本文…必要に応じて本文中に小見出しなどを用い、読者が読みやすいような構成で書く
- 引用…本やインターネット等から人の言葉を引用する場合は「 」で囲む
応募作品のなかから、大賞が3編、優秀賞が17編、入選が30編、学校賞が選出されます。受賞すると賞状や記念品が授与されます。
応募方法
応募は公式サイトからとなり、ファイル形式はdocまたはdocxのみ受け付けます。
ウェブサイトから、テンプレート(Word)等をダウンロード
テンプレートファイルにエッセイを執筆
応募原稿のファイル名は、応募者名のローマ字(姓_名)
必要事項を入力し、「Upload」ボタンで応募原稿ファイルを指定し、すべての記入が完了したら送信
日本国内の学校からまとめて応募する場合は、CD-Rなどのディスクやオンラインストレージで提出することも可能ですが、いずれも締切日必着で、個別に事務局に問い合わせが必要です。
応募締切は9月20日(水)なので、夏休みをじっくりとアートと向き合うチャンスにしてみては。