Contents
全級でスピーキングテストに対応
「日本英語検定協会」は、2016年度第1回試験(2016年6月実施)より、英検4級と5級で「スピーキングテスト」を導入することを発表しました。
これにより、2016年度以降は、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級のすべての級でスピーキングテストに対応することになるほか、同時期に2級でライティングも導入されます。
導入の背景には、文科省が15年8月に示した次期学習指導要領改訂に向けた「教育課程企画特別部会 論点整理」で、小学校、中学校、高校の各段階での学びを接続させ、継続して4技能を総合的に育成することを明記。
2019年度には中学3年生全員を対象に4技能を測定する全国的な学力調査も実施される予定で、このような現状に対応するべくスピーキング導入に至ったのだそう。
全級を4技能化する可能性も示唆
なお、問題内容や実施方法などは検討中とのことですが、決定次第発表される予定。受験料金なども気になるところなので、追って内容を記事にて紹介できればと思っています。
今後は、準2級と3級でもライティングを早期に導入し、4技能に対応していく予定とのこと。
また、全級において速やかに4技能化させる必要性を認識しているそうなので、4、5級でもライティングが導入される可能性もありそうですね。
【英検全級でスピーキングテスト対応】
- 主催:公益財団法人日本英語検定協会
- 導入時期:2016年度第1回試験(2016年6月実施)より
- 導入される級:4級と5級