春から夏にかけて、さまざまな団体がエッセイコンテストを開催します。
今回紹介する「国際ユース作文コンテスト」も、よりよい世界のために何ができるか考え、行動することを奨励することを目的に毎年開催されている作文コンテスト。
小中学生、高校生〜25才までのふたつの部門を設け、日本語以外に英語とフランス語でも応募できますよ!
国際ユース作文コンテスト│よりよい世界のためにできることを考えよう
「公益財団法人 五井平和財団」(東京・千代田区)は、「2023年度国際ユース作文コンテスト」への小学生から25才までの応募作品を、2023年6月15日(木)まで募集しています。
五井平和財団は、持続可能で平和な地球社会の創造を目指し、教育、科学、文化、芸術など、さまざまな分野で先進的な取り組みを行っている専門家を招き、フォーラム、シンポジウム、講演会などを定期的に開催しているほか、青少年教育や国際機関とのネットワークづくりと連携を行っています。
「国際ユース作文コンテスト」は、平和の文化と持続可能な地球社会を築いていくうえで、子どもや若者たちのエネルギーと創造性、自発性を生かすとともに、あらゆる世代の人々が彼らの発想から学び、より良い世界のために何ができるか、それぞれに考え、行動することを奨励する目的で毎年開催されています。
国際ユース作文コンテスト│日本語・英語・仏語での応募が可能
2023年度のテーマは、「若者がつくる平和な未来」。
自分の考える平和な世界とはどのような世界なのか、新しい発想や方法で平和な未来を実現するためにはどうすればいいのか、具体的なアイデアが求められています。
応募は、「子どもの部」と「若者の部」の2部門あります。「子どもの部」は小中学生、「若者の部」は高校1年生から25才までが対象。
応募はオンラインから受け付けており、日本語だけでなく、英語・フランス語での応募も可能です。日本語の場合は1600字以内、外国語の場合は700語以内という字数制限があります。
日本だけでなく、世界中の若者が同じテーマを論じることになります。昨年の最優秀賞は、子どもの部で12才の日本人の作品が選ばれ、若者の部では20才のロシア人の作品が選ばれました。
国際ユース作文コンテスト│最優秀賞には10万円を授与
各賞は以下のとおり。
- 文部科学大臣賞…各部門1点(賞状と賞金10万円、副賞)
- 優秀賞…各部門3点(賞状と賞金5万円、副賞)
- 入選…各部門5点(賞状と副賞)
- 佳作…各部門25点(賞状と副賞)
- 学校特別賞…該当校がある場合(賞状とトロフィー)
- 学校奨励賞…該当校がある場合(賞状)
入選以上の受賞者は、後日オンラインにて受賞者の集いが催されます。
国際ユース作文コンテスト│オンラインでの応募がおすすめ
応募は、オンライン応募と郵送の2種類があります。オンラインの場合は、専用の応募ページからアカウントを作って作品ファイルを添付。郵送で応募する場合は、公式サイトから個人用応募書式をダウンロードしてください。
本コンテストは、「持続可能な開発のための教育:SDGs達成に向けて(ESD for 2030)」を推進する事業でもあるので、SDGsに興味のある人は春休みに平和な未来について考え、作文にしてみては?
詳細は、「国際ユース作文コンテスト」公式サイトから確認を。
2023年度国際ユース作文コンテスト | |
主 催 | 公益財団法人 五井平和財団 |
対 象 | 小学生~25才 |
応募方法 | オンライン応募または郵送 |
応募締切 | 2023年6月15日(木) |