まだ間に合う海外サマーキャンプエプソム・サマーキャンプ第2弾

金沢大学STELLAプログラム シニアコース2024 | 特定の分野に飛び抜けた興味や共感を持つ高校生30名を全国から募集 6/30〆

海外大学進学を視野に入れた進路をサポートする、学びのプラットフォーム

進路に役立つさまざまな教育プログラムを網羅するほか、個別の進路相談やサポートも受け付け中。最新のプログラム情報はメルマガで、使い方はガイドでチェック!

Contents

最長3年間にわたる研究サポートが受けられるプログラム

「金沢大学STELLAプログラム シニアコース」(旧金沢大学グローバルサイエンスキャンパス)は、自ら考え,問題の解決方法を探求し,イノベーションを起こせる研究者の育成を目指し、高校1~2年生(高専生および中等教育学校生を含む)を対象に、受講生30名を2024年6月30日(日)まで募集しています。

プログラム名の通り金沢大学が主催し、北陸を拠点とする複数の高等教育機関や企業・博物館と連携しながら地域を挙げた実施体制を確立している

前年までは金沢大学グローバルサイエンスキャンパスが高校生年代の育成に携わってきましたが、科学技術振興機構(JST)が支援する次世代科学技術チャレンジプログラムに採択されたことにより、従来の活動は新事業として金沢大学STELLAプログラムのシニアコースへと引き継がれました。

ユニークかつ未来志向型の人材養成プログラムとして、以下のような特徴を有しています。

  • 小中高大院接続による多様な参加者の交流を通じて研究者への歩みを支援
  • 早期に好奇心・自発性を発掘し,小学校高学年からの長期育成により、能力を最大に伸長
  • 高度で体系的な学修と実践を通じ、真の科学研究の進め方や考え方を習得
  • 金沢大学のほか,域内の4高等教育機関と連携し、科学に関連する高度で幅広い分野をカバー
  • 国内外の研究者等と接し、立場を超えたグローバルなコミュニケーション力を修得

対象について

「特定の分野に飛び抜けた興味や共感を持つ高校生・高専生」を受け入れ、研究室での課題研究や現代の科学者・技術者にとって必要な素養を学ぶ講義、海外研修などを行います。

原則として、対象は申込時に高等学校または高等専門学校の1、2年生ですが、とくに優れた意欲と能力を備えていれば中学生でも受け入れ可能とのこと(要相談)。

参加費用や条件

参加費は無料。土・日に金沢大学で開催される講義や実習に、オンラインまたは登学して参加できることが条件です。

また、他のグローバルサイエンスキャンパスに参加予定の人は、応募できません。

募集エリア

おもな募集エリアは、石川県・富山県・福井県・新潟県・長野県・岐阜県・神奈川県(横浜市)の6県1ですが、応募条件を満たしていれば、全国どこからでも応募できます。

金沢大学STELLAプログラム シニアコース2024

主催金沢大学
受講期間Cステージ/2024年8月~12月、D1ステージ/2025年1月~11月、D2ステージ/2026年1月~11月
対象高校または高専1、2年生(中等教育学校4、5年生)
参加費無料
応募締切6月30日(日)

段階的にレベルアップ可能な4ステージで構成

本プログラムは、体験ステージと3つの段階のステージで構成されています。

STEP
体験ステージ(2024年4〜6月)

まずは、体験ステージ(オンライン配信)で、金沢大学や提携教育機関が提供する講義を聴講。体験ステージ参加は、STELLAプログラムへの応募条件に含まれ、以下の2つのプログラムのいずれかに参加して「聴講レボート」を作成する必要があります。

  • 金沢大学KUGS高大接続プログラム(随時配信)
  • 金沢大学 STELLA プログラム(シニアコース)募集説明会・講演会(5月及び6月にオンライン配信)

体験ステージの聴講レポートは、STELLAプログラム(シニアコース)に応募する際の必須書類です。

他の応募者との違いをアピールするチャンスにもなるため、所定のレポート作成には入念に取り組みましょう。

STEP
Cステージ(8月〜12月)

一次選抜を通過した30名は、月2回程度、土曜か日曜におもに金沢大学で行われる6回の講義に参加。

  • 総合科目(研究者倫理,科学方法論,データサイエンス)
  • 着想科目(文理を問わず現代の学術研究に求められることを最前線の研究者から学ぶ)
  • 言語科目(英語による発表の重要ポイントを学習)

の3つの科目を受講し、研究テーマを具体的な研究課題・計画へ展開。⼀次選抜時に提案した研究テーマの具体化に向けた活動を行う。

本ステージの終盤には、活動の集大成として大学教員やその他関係者の前で研究計画発表会を実施。

STEP
Dステージ(2025年1月下旬〜11月)

Cステージから選抜された15名が、月2回程度、土曜か日曜に配属された大学研究室で15~20回の研究活動に取り組む。

自らの研究計画に沿って研究を行い、その結果から結論を導き出していく。

金沢大学、北陸先端科学技術大学院大学、石川県立大学など大学や高専の研究室に配属され、学会での発表や科学コンテストへの参加にも挑戦する。

さらに選抜されれば、海外で開催される国際学会・シンポジウムで発表する機会も。

STEP
D2ステージ(2025年1月〜11月)

D1ステージの受講生のなかから希望者若干名を対象に実施。対象者は引き続き連携大学の研究室に配属され、受講生同士の交流や発表スキルの向上も図りながら、D1ステージまでの研究をさらに深める。

最終的な成果をまとめ、英語での論文投稿や国際学会での発表にも挑戦。なお、高校1年生で応募した場合、第3ステージでは高校3年生になっている。

なお、Cステージを修了すると、2021年から始まった大学入学共通テスト受験を必要としない「金沢大学KUGS特別入試」の出願資格を得ることができます。

応募方法について

応募には以下の4つの書類が必要です。

  • 個人調書
  • 研究活動経験書(過去に自由研究やクラブ活動で取り組んだ研究内容や期間をまとめる)
  • 体験ステージ参加・聴講レポート(体験ステージに参加困難な場合は、事務局に相談すること)
  • 研究提案書(取り組みたい科学的疑問や社会的課題とそのアプローチ方法について)

提出方法は、WEBの応募フォーム、郵送、FAXから選択することができます。

体験ステージを除く3ステージの参加者には、遠方からの通学の場合、一部交通費に補助が出るようです。探究したい分野のある人、国内外で研究発表するチャンスを掴みたい人は、ぜひチャレンジしてみては。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

新しい学びに挑戦!
Contents