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【留学hack03】達人ママが学校選びを指南…フィリピン親子留学②ダバオ「E&G」

親子留学 DATA

  • 子供の年齢:長女9才(小学4年生)、次女6才(小学1年生)
  • 子供の英語レベル:長女/英検3級、次女/公文の英語学習
  • 留学期間:2週間(2014年7月〜8月)
  • 留学地域:フィリピン・ダバオ
  • 留学にかかったコスト:航空代金/約11万4000円(大人ひとり+子供ふたり)、語学学校/34万6000円、寄宿舎保険金/3000ペソ(退寮日に電気代3000ペソを引かれて相殺)、SSP(特別就学許可証)/1万8000ペソ、教材費代/約4500ペソ、その他(生活費、交通費、レジャー費など)/約6万円(週末ホテル滞在1泊にかかった7200ペソ含む)、海外保険/1万3330円…合計約60万円 ※100ペソ=約255円(2015年9月現在)

留学先 DATA

  • 学校:「E&G」(韓国資本)
  • 学校の住所:Buhangin District, Davao City, Davao del Sur, Phillipines
  • 定員:100名ほど
  • 日本人比率:50パーセント(その他韓国人、台湾人、ロシア人)
  • プログラム名:子供「Junior ESL」、保護者「Comprehensive ESL」
  • スクールの時間帯:平日時分~17時30分
  • 授業内容:Junior General English Course/マンツーマン4時間、グループ1時間、インターナショナルスクールでの授業1時間、フリークラス2時間、Comprehensive ESL/マンツーマン4時間、グループ4時間
  • 授業料:子供/12万7000円、大人/9万2000円 ※4週間
  • 学生寮:ベッド、机、チェスト、冷蔵庫、扇風機、エアコン、トイレ、温水シャワー、掃除(1日おき)、洗濯(1日おき、仕上がると部屋まで持ってきてくれる)、3食提供あり(土日祝も含む)、Wi-Fi(部屋によって違うが、学生寮はつながりにくい)
  • 周辺環境:学校の隣にカフェ、プール、スーパー、ファーストフード「ジョリビー」、マッサージなど(約徒歩10分)
Contents

かなり穴場感のある「ダバオ」に留学

2014年の夏休み、わが家は2回目のフィリピン留学をしました。

昨年は2週間と短期間でもの足りなかったこともあり、今回は1ヵ月間で計画を立てました。

2回目の留学なので、じっくり勉強できる地域での留学を考えていたところ、「ダバオはとても治安がよくてオススメですよ」とエージェントからアドバイスが。

ダバオの学校をいろいろ比較してみて、海も近くて学校の隣にプールもある、そして親子留学も受け入れ可能な「E&G」という学校に決めました。

「ダバオ Davao City」は、ミンダナオ島にある、マニラ、セブにつぐフィリピン第3の都市。

日本からの直行便はないため、マニラもしくはセブからの乗り替えとなりますが、マニラから「ダバオ国際空港」までは飛行機で1時間40分、セブからは30分で到着します。

ミンダナオというと、分離独立を訴えるイスラム勢力と衝突している島という印象がありましたが、ダバオは島の南側に位置しており、西部の紛争地域から遠いため、ダバオで危険を感じたことはありませんでした。

街中では決められた場所でしかタバコが吸えないし、爆竹・花火も禁止されていて、規律は厳しいみたい。

※編集部より:2015年9月21日に、ミンダナオ地方ダバオ市近郊のサマル島で武装集団がリゾート施設を襲撃し、外国人3人を含む観光客等4人を誘拐する事件が発生しました。ダバオ市は、現在「レベル1 十分注意してください」が発出されていますが、サマル島に近接していることから、最新の現地治安情勢の収集に努めるなど引き続き十分注意してください

外務省「海外安全ホームページ」フィリピン情報

台風発生地域よりも南に位置しているため、台風もほとんど来ることはなく、雨季や暑季などもなく気候も一定して温暖なので、フルーツがとても美味しい(事実、ダバオにはバナナやパイナップルの巨大プランテーションがあります)。

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そして、物価も安いとなると、なんだかいいことづくめなダバオ! 期待も高まります。

「E&G」で学んでみた

「E&G International Language Center」は、2006年にオープンした韓国資本の語学学校。

海に面して建っているので、学校からは海を臨むことができます。

船乗り場までは、歩いて数分。目のまえに見えるサマール島のほか、いろいろなビーチにも気軽に行くことができました。

敷地内にプールはありませんが、隣のカフェに併設しているプールを割引料金で使うことができます。

施設は、教室・食堂棟と学生寮にわかれています。学生寮はキレイで広く、快適に過ごすことができました。

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食事は基本的に韓国料理で辛いものも出ましたが、そのときは子供たちに特別メニューを作ってくれました。

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オーナーがお米にこだわっているらしく、お米がおいしかったのもよかった。プルコギやオムライスなどメニューも豊富で、ときどきフルーツも出ました。

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スピーキング力がアップした1ヵ月

娘たちは「Junior ESL」というコースで、1日6時間すべてマンツーマンでのレッスン。午後に1時間の休憩をはさみ、6時間授業を受けました。

私は「Comprehensive ESL」というコースで、マンツーマン授業が4時間、グループ授業が4時間、計8時間のレッスン。宿題は毎日出ましたが、量はそれほど多くありませんでした。

娘たちはすぐに学校に慣れ、休憩時間のほとんどを先生のところで過ごしていました。休憩時間も気軽に話しかけられるアットホームな雰囲気がE&Gにはあったのだと思います。

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先生のところに入り浸っていたおかげか、スピーキング力もアップ。

採用されたばかりの先生も数名いましたが、経験不足ではあるものの熱心に指導してくれました。

ベテランの先生は「さすが」という感じで、さまざまな国からの生徒を上手にまとめあげ、楽しいグループクラスにしてくれます。

大人も子供も月1回レベルテストが行われるほか、講師向けにはレベル維持のために、月に1回TOEICかIELTSのテスト(もしくはトレーニング)を行っているようです。

日本人の生徒も増えていた時期だったので、日本語が堪能なマネージャーが講師向けに日本語講座を開いていました。

学生の半分ほどは韓国以外からの学生でしたが、グループレッスンで知り合った学生たちは国籍のカベもなくみんな仲よし。

学生同士の会話はもちろん英語なので、スキルアップにもつながりました。

ダバオで学んでみて感じたこと

セブの学校では、夕食後のフリークラスに出ないでマッサージなどへ外出する学生も多かったのですが、この学校では、夕食後も食堂に集まり自習をする真面目な学生が多いのにも驚きました。

ダバオを選ぶ時点で、しっかり勉強しようという意気込みが違うのかもしれません。

ダバオについては、想像していた以上に安全で快適な街でした。

セブのような観光地ではないので、客引きにも合わずムダなストレスを感じることはありません。タクシーに乗ってぼられるどころか端数をおまけしてもらったことも。

家に招待して食事をご馳走してくれる地元の人もいて、ダバオの人たちはとてもフレンドリーで親切でした。

果物が安く、とても美味しかったのもうれしい限りでした。マンゴーはスーパーで買って毎日のように食べていました。

週末は、ダバオで唯一のリゾート「パールファーム・ビーチリゾート」へ1泊旅行にも行きました。

ダバオで唯一のリゾートともいえる、「パールファーム・ビーチリゾート」。
「パールファーム・ビーチリゾート」のプール。

海やプールで遊んだり、買い物や観光なども楽しめるので、週末はいい気分転換になると思いますよ。

「E&G」をまとめると…

よかったところ
  • ダバオの治安はよく、物価も観光地とくらべて安い。キレイな海にも気軽にアクセスできる
  • ダバオには語学学校が少ないため、優秀な先生の流動性も少ない
  • 学校の学生定員は100名程度と小規模なので、先生との距離感が近い。先生たちの仲もよく、学校の雰囲気がアットホームだった
  • 韓国のほか、日本や台湾、中国、ロシアなどの学生も在籍しているため、英語で会話して互いの文化を知ることもできた
  • 学生寮がキレイで快適だった
×よくなかったところ
  • Wi-Fi環境が悪く、部屋でまったく使えずストレスだった(部屋によっては可能かも)

写真と文/tenchan

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