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国際化が加速する湾岸の「JCQバイリンガル幼児園」(東京・晴海)

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見学を終えて…

じつは、訪問するまえはもっとスパルタ教育で、「わが園のスクールカラーに染まっていただきます!」という方針だと思っていた。

しかしプログラムが新しくなり、子どもたちはとても自由でのびのびとした印象だ。

園長補佐先生も、「園が一方的に教育をするのではなく、保護者にも一緒に成長を考え、教育に参加してもらいよりよい環境を作りたい」、「難しい目標をクリアすることが目的ではなく、プログラムを通して学ぶ意欲を身に着けてほしい」とおっしゃっていた。

そしてなんといっても、「外国人の先生ばかりで事務連絡が全部英語だったらどうしようという」という私の不安は(じつはこれが一番問題)心配無用で、日本人の先生がちゃんと対応している。

でも、「常に英語を使ってバイリンガル、マルチリンガルにして欲しい!」という希望があったり、両親が帰国子女だったりすると物足りないかも。

英語学習経験のないわが子にとってもよさそうなポイントだが、しいて気になる点をあげるとすれば、始動したばかりの探究授業では、どうしても先生がついていないチームの集中力が途切れがちに見えたこと。

そして、幼児園がある湾岸地区は人口が急増し、入学希望者も多くなかなかの倍率であること。

園も定員を増やして対応しているが、オフィス施設に入っているため増築ができないため手狭に感じる。

ただ、これは都心部にある園の多くが抱える課題でもあり、現在も分校や移転などよりよい環境を探しているとのことだったので今後解決する方向なのかもしれない。

JCQを選ぶメリットは?

さらに、JCQを選ぶうえでのメリットを考えると、下記の2点がポイントとなるのではないだろうか。

ひとつめは、「いろいろなお稽古をしてくれる幼児園で、1歳から預かってくれるというのは働くママにはありがたい」。

こちらの園なら夏休みも8月の1週間と長期休暇がなく、給食もあるし(アレルギー児はお弁当持参も可能)、延長保育も19時半までと保育園と同じように利用できる(これが大事!)。実際、半分ぐらい共働き家庭のようだ。

ただ、9時~17時まで毎日カリキュラムがあるのは子どもが小さいうちはいいが、3歳を過ぎると定番の習い事以外のものをはじめてみたい、運動系のお稽古を集中的にやりたくなったとき、園が終わってからつぎのお稽古へというのは時間も体力もなかなか厳しいだろう。

ふたつめは、アオバジャパン・インターナショナルスクールの系列校なので、やはりインターへの進学も考えるファミリーもいるだろうが、わが家のように日常的に英語を話す機会がない家庭は、幼稚園で学ぶ英語だけでは足りないだろう。

現時点では、アオバ受験で有利になる制度はないとのことだが、今後は運動会や発表会などを通じて連携を深めていく予定とのことなので、今後優先的に入学できる制度ができることに期待!

もし入学させるのなら、この先3年、5年後にどのような教育を選ぶのか、しっかり考えてからだなぁ…

【まとめ】園を選ぶまえに「選ばれる」!?

今回見学させていただき、英語を楽しく学ぶところ、興味があることを自分で探して学べるところ、進んで発言できるようになるところはとても魅力的でした。

人によってはどうでもいいことかもしれないけど、給食が提供され、持ち物が少ない(バスタオル2枚だけ)というのは、ワーキングマザーにはポイント高し!

しかし、やはりネックとなるのが、ひとクラスの人数の多さ(2歳児クラス以降は定員36名)と学費の高さ。

入園金15万円、月謝は13万円超。これは都内の認可保育園の上限のおよそ2倍ほど・・・手が出ません!

入学させたいと思っても、これだけの教育費が毎月かかると世帯年収により入れられる家庭は絞られますね。

…というわけで、わが家の学校探し振出しに。

2020年までに、わが息子たちは英語が喋れるようになるのでしょうか?


【JCQバイリンガル幼児園】

  • 住所:東京都中央区晴海1-8−2 晴海トリトンスクエア西地区2F
  • 対象年齢:1歳児クラス〜5歳児クラス
  • 定員:150名(1歳/12名、2歳/30名、3歳/36名、4歳/36名、5歳/36名)
  • 開園曜日:月曜日~金曜日
  • 開園時間:7時30分~19時30分(基本保育時間9時~17時)
  • 休園日:土日祝祭日、GW(1週間)、お盆休み(8月の1週間)、年末年始(12月26日~1月3日)、3月末2日間
  • 保育料(月額、15年度):5歳児/13万660円〜1歳児/13万4660円(月額保育料、教育充実費、おやつ・昼食含む) ※入園料/15万円
写真と文/紅絹(もみ)
東京の下町で、夫と息子ふたりと暮らす英語オンチ主婦。こどもが生まれるまでは、都心のど真んなかかつ緑の多いわが街はとっても素敵なところだったけど・・・待ち構えていたのは、教育熱心なママたちとそれにちっとも応えていないお稽古空白地帯という現実だった。周りの教育熱に煽られ、毎年新学期を前に高額なプリスクールに通わせるべきか? はたまた、遠くの英語教室を探すべきなのか? いっそ習い事の選択肢がいっぱいあるエリアに引っ越すべきかと、やや迷走気味。オリンピックまでには、子どもたちが「英語大好き!」になるような道を探すことを自分のミッションとしている。
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