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筑波大学 | 「発見したこと」を観察してまとめてみよう…小3~高校生対象「科学の芽 2024」9/17〆

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科学の芽 | 子どもたちの「発見の心」を育む

「筑波大学」(茨城県・つくば市)は、小学3年生~高校生を対象とする「科学の芽2024」への応募作品を、2024年8月19日(月)~9月17日(火)まで募集します。

「科学の芽」コンクールは、筑波大学の前身である東京教育大学の学長を務めた、ノーベル物理学賞受賞の朝永振一郎博士の功績を称え、小・中・高校生に自然や科学への関心と芽を育てることを目的としたコンクール

今年で19回目となる「科学の芽」コンクールは、ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎さんの功績を称え、自然現象の不思議を発見し、観察・実験して考えたことをまとめた作品を募集します。

1年間で新発見した研究作品を募集

「科学の芽」コンクールは、素直な疑問や発見がある、この1年間で新しく発見したことを中心にまとめた作品を募集し、選考が行われます。

作品は、レポート用紙A4判、片面10枚以内にまとめたものを募集。

手書き、PCなどによる作成のどちらでもいいそうですが、継続研究の場合は、新しい研究成果がわかるように記載しておく必要があります。

生成系AIの使用に関しては、年齢制限等の利用規約を満たしたうえで、応募作品に使用する場合は使用箇所やその方法を明記することが要件です。

3部門にて作品を募集

個人もしくは団体での応募が可能で、

  • 小学生部門
  • 中学生部門
  • 高校生部門

という年齢別の3部門にわけて募集があります。

夏休みに取り組んだ自由研究の成果を応募することができるため、作品条件をあらかじめチェックした上で、研究の成果をまとめるといいですね。

第19回朝永振一郎記念「科学の芽」賞

主催筑波大学
対象全国(海外を含む)の小学3年以上、中学校、義務教育学校、高校(高専3年次までを含む)、中等教育学校、特別支援学校の個人もしくは団体
作品条件レポート用紙A4判、片面10枚以内(表紙は枚数に含まず)
応募期間2024年8月19日(月)~9月17日(火)〔消印有効〕
表彰式・発表会12月21日(土) 於 筑波大学(茨城県つくば市)

科学の芽 | 朝永振一郎さんってどんな人?

朝永振一郎さんは、小学生の理科の教科書の表紙に掲載されるなど、日本の自然科学に大きな功績を残した人です。

なかでも、量子電気力学を完成させたことが高く評価され、湯川秀樹氏に続く日本人2番目のノーベル賞受賞者となりました。 

筑波大学の前身である東京教育大学で長年の研究に励み、6年間にわたり学長も務めたことから、筑波大学に大いにゆかりのある人物です。

その功績を称えた本コンクールは、若い世代に伝えるとともに、子どもの自然や科学への関心と芽を育てることを目的としたイベント。今回で19回目の開催となります。

科学の芽とは…?

”ふしぎだと思うこと

これが科学の芽です

よく観察してたしかめ

そして考えること

これが科学の茎です

そうして最後になぞがとける

これが科学の花です”

朝永振一郎

このような朝永さんの言葉のように、「科学の芽」コンクールでは自然現象の不思議を発見し、観察・実験して考えたことをまとめた作品を募集しています。

募集作品の内容は

  • 素直な疑問や発見があるもの
  • 自然科学の分野で、この一年間に新しく発見したこと

に限定されています。

継続して研究している内容も、今年度研究した部分がわかるような形でまとめられていれば応募可能です。

参加者には記念品も贈呈

「科学の芽」コンクールは、応募した人全員に記念品が贈られます。

昨年度は、本コンクールオリジナルファイルが記念品としてプレゼントされ、「科学の芽」賞・奨励賞・努力賞などの受賞作品には学長から賞状や記念品が贈呈されます。

選考スケジュール

選考は、筑波大学教員、筑波大学附属学校教員や後援団体関係者などによって行われ、2024年11月下旬を目処に審査結果を発表。同年12月21日(土)には、筑波大学で表彰式・発表会が行われる予定です(「科学の芽」賞受賞者が出席)。

科学の芽 | 部門別審査ポイント

今年度は、部門ごとに審査の観点が公表されています。 具体的な審査の観点は以下のとおり。

小学生部門

  • テーマの独創性…日常的な自然や現象の中から独創的な問題をみつけ出しているか
  • 探究力…問題を解決するための観察 ・ 実験 ・ 調査を的確に根気よく行っているか。目的を達成させるための実験観察方法を工夫しているか
  • 表現・活用…自分なりに結果をまとめ、 それをわかりやすく人に伝えるものになっているか。研究成果を活かしたり、 創造したりしているか

中学生部門

  • 着眼点…ふしぎだと思っているテーマや解決したいテーマが明確であり、 さらに魅力的であるか
  • 洞察力…自分の力で、 観察 ・ 観測 ・ 実験 ・ 資料調査などを行っているか
  • 創造力…自分の力で、 テーマを解決するための工夫や考察を行っているか
  • 発表力…自分なりの結果をまとめ、 それを的確に人に伝えているか
  • 独創性…今までにない着想 ・ 探究 ・ アプローチがあるか
  • 仲間とのチームワーク…共同研究の場合、 仲間との協力体制がうまく作られているか

高校生部門

  1. 課題設定…テーマの魅力、 独創性があるか
  2. 研究手法…実験や調査の手法が目的に沿って適切か否か
  3. 解析方法…得られたデータの客観性、 妥当性を保障するものであるか
  4. 結論・考察…単なる結果のまとめではなく、 独自の視点が盛り込まれているか

このように、観察・実験・調査など研究活動に必要なプロセスが審査されるのはもちろんですが、自分なりに工夫し、考えているか、独自の視点を盛り込んでいるかが重要視されていると読み取れます。

応募方法は、 応募方法は、 付属学校教育局WEBサイト内の「科学の芽」申し込みフォーム(2024年8月19日に公開予定)から必要事項を入力してPDF出力画面に移行。

PDFを印刷したら作品の一番上に貼り、作品を筑波大学「科学の芽」賞実行委員会(東京都文京区大塚3-29-1)宛に郵送します。

団体応募の場合は、最も学年が上の方を代表者に指定してください。

原則として、応募作品の返却はされないそうです。

研究を始める前に、公式サイトにある「中高生のための研究サポート動画」や「過去の受賞作品」チェックしてみてくださいね!

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