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【学ぶKL09】「ラマダン」明けのお祝いムードに包まれるマレーシアの「いま」をお届け!

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「ラマダン」明けが待ち遠しいKL

Selamat Pagi!(スラマッパギ〜、マレーシア語で「おはようございます」)!

本連載「学ぶKL」とコラボしたGEPプログラムもいよいよ来週からスタート。

この夏マレーシアを訪れるみなさまにも、気になる最近のKLの様子をお伝えします。

このところの気温は32度前後。雨も少なく、わりと過ごしやすい気候かも。

イスラム教の断食月(ラマダン)が終わりに近づき、KLの町はお祝いムードに包まれています。

今年のラマダン明けの祝日「ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa/ Hari Raya Idilfitri)」は、7月17日(金)と18日(土)。

ディスプレーも華やいでいますよ〜

ラマダン中によく見かけていたのは、「デーツ(ナツメヤシの実)」。

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カリウムやビタミンなど栄養豊富なデーツの実は、毎日の断食を乗り越えるために欠かせない大切な食べもの。

マレーシアでは実が採れないため、中東から輸入しているそうです。そのため、デーツ売り場にはこんなラクダや砂漠の飾り付けが。

お祝いに準備するお菓子も色とりどり。たいていの家庭では、少なくとも7種類のお菓子を用意して親戚や友人たちをもてなすとか。

贈答用には、まるで宝石のように美しいお菓子たちが並んでいます。

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お祝いに向けて衣装も新調。今の時期はマレー系の素敵な服がたくさん並んでいます。家族でおそろいの衣装をオーダーメイドして記念写真を撮る家庭も多いそうです。

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「ハリ・ラヤ・プアサ」には故郷に帰省し、家族や親戚とごちそうを囲んでゆっくり過ごしたり、モスクやお墓参りに出かけるのだそう。

ショッピングモールには「古きよきカンポン(田舎)」をイメージした特設会場が出現し、民族舞踊や歌、ダンスなどで盛り上がっています。

息子の幼稚園でも、今月は毎日のようにマレーシアの文化や伝統について取り上げているようです。

町でよく見る飾りの意味など、子どもから教えてもらうことも。

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夏休みにマレーシアを訪れる皆さま、ぜひ楽しい時間をお過ごしくださいね〜!

服部 駒子
東京生まれ。2011年より約4年間シンガポールに滞在、2015年1月よりクアラルンプール在住。翻訳者・ライター。共訳書に「メディカル ヨガ 〜ヨガの処方箋〜」(バベルプレス)、書籍「アンコールの神々 BAYON」(小学館)、WEBサイト「シンガポール経済新聞」、「シンガポールナビ」、マレーシア在住日本人向けフリーマガジン「Weekly MTown」などに記事を寄稿。グローバルエデュ 姉妹サイト「旅キッズ」で「てくてくシンガポール」を連載。

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