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冬の英語キャンプ
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#01|英検3級レベル→IELTS7.0|“負けず嫌い”が引き出した4年間の成長──アムステルダム大学への道

英検3級レベルからIELTS7.0を達成し、オランダのアムステルダム大学へ進学したにんじゃさん。ずっと日本の学校で学びながら、高校3年間でスコアを7.0まで引き上げました。

高校のIBコースでの勉強と並行しながら、どうモチベーションを維持し、英語力を伸ばしていったのか。その軌跡を紹介します。

英語が得意でなくても、
粘り強く続けることで“世界基準の力”は育つ!
にんじゃさん(英検3級→IELTS7.0)
  • 出身高校:リンデンホールスクール中高学部(福岡県)
  • 進学大学:アムステルダム大学 社会学部(オランダ)
  • IELTS受験時期:高校3年の11月(大学進学直前)
  • 学習期間:中学3年9月〜高校3年11月(約3年)
  • 学習方法:独学+外部オンライン講座(ベルリッツ)
  • 学習開始時の英語レベル:英検3級〜準2級/CEFR A2〜B1
  • 最終スコア:7.0(L8.5/R6.5/W6.0/S7.5)
  • 受験理由:高校カリキュラムでIELTSが必須だったため

👉 IELTSのスコアの仕組み・CEFR換算表・英検やTOEFLの違いについて → IELTS完全ガイド

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Contents

挑戦のきっかけ

にんじゃさんがIELTSを受験したのは、高校での必修要件がきっかけでした。当初は英検3級レベルで、リーディングには苦手意識があったといいます。

にんじゃさん

英語ができそうな人が受ける試験だと思っていました。実際、会場に行くとそういう人ばかりで、最初は少し怖かったです

それでも、高校の授業の一環として避けて通れなかったIELTSに向き合うことを決意。「リーディングが難しそうでやりたくなかった」という正直な気持ちを抱えつつも、地道に勉強を始めました。

学習法と工夫

勉強法は独学が中心。学校や部活が忙しいなか、週2〜3日、1〜3時間ほどの学習時間を確保し、外部講座としてベルリッツのIELTS講座も受講しました。

使用教材は『IELTS必須英単語4400』。「洋書を読むことを習慣にして、リーディングに慣れるようにしました」と話します。

部活や学校行事で思うように勉強時間が取れない時期も多く、モチベーションを保つのが大変だったそうです。

にんじゃさん

ほとんどの日本人が受けない試験に挑戦しているだけでも偉い、と思うようにしていました。それで気持ちを立て直していました

3年間のIETLSスコアの推移

受験回数OverallListeningReadingWritingSpeaking
初回4.54.04.04.56.0
最終7.08.56.56.07.5

成果と気づき

何度も受験する中で、ListeningとSpeakingが特に伸びました。

にんじゃさん

肩の力を抜いても自然に聞き取れるようになったとき、“あ、英語が入ってくる”って実感しました

英語を勉強する中で、ただのテスト対策に留まらず、「数字(点数)で見えるからこそ、自分の苦手が明確に分かった」と振り返ります。

一方で、周囲の支援は少なく、学習環境には課題も感じていました。

「指導できる先生が少ないし、費用も大きな負担。無料や低価格のオンライン講座やIELTSお茶会のような場があると良いと思います。」

結果とこれから受験する人へのメッセージ

高校3年の秋、最終スコアはOverall 7.0を達成。

Listening 8.5・Speaking 7.5という高スコアを記録し、アムステルダム大学 社会学部への進学を実現しました。

にんじゃさん

IELTSの勉強は大変ですが、みんな苦労しています。心配しすぎずに勉強を続けてください。IELTSで培われる英語力は本当に役立ちます!

💡 まとめメモ

  • 学習期間:2年間(独学+外部講座)
  • 得意技能:Listening/Speaking
  • 苦手技能:Reading
  • 克服法:洋書を読む・リラックスしてリスニングに臨む
  • IELTSで得た力:粘り強さ・情報収集力・国際的な視野
  • 印象に残った言葉:「ほとんどの日本人が受けない試験に挑戦しているだけでも偉い」

📍にんじゃさんの学びは、「自分を信じて続けることが、結果につながる」ということを教えてくれます。英語力の成長だけでなく、試験を通して培われた“自己肯定感と継続力”が印象的でした。

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