K.K.くん(公立小学校4年生、東京都在住)
- 語学資格:英検2級(小4の7月に取得)
- 英語以外の勉強など:レゴロボットに夢中。2015年に、小中学生対象のレゴのロボット競技大会の日本代表となり、シドニーで開催された世界大会に出場
- 性格タイプ:頑固で言い出したら聞かないタイプ
- 希望の進路:2016年もレゴロボット競技大会の日本代表となって、世界大会に出場したい
英検2級 | 取得するまでの道のり
2才4ヵ月
- 9月…インターナショナル幼稚園「覚王山インターナショナルスクール」(名古屋)に入園(週3回、年少からは週5回)
年長
- 4月…東京への引っ越しに伴い、インターナショナル幼稚園「ビージービーズ・インターナショナルスクール」(東京・杉並区)に転園(週5回)
小学1年生
- 4月…公立小学校に入学、ネイティブスピーカーが教える英語塾に通塾開始、レゴロボットも学ぶ(週2回、1回4時間)
- 7月〜8月…ハワイでサマープログラム「Honolulu zoo summer fun」に参加(8週間)
小学2年生
- 7月…ハワイでサマープログラム「Honolulu zoo summer fun」(2週間)、「Sea life Park summer program」(2週間)に参加
- 1月…英語補習校に参加(週1回)
小学3年生
- 7月…ハワイでサマープログラム「Sea life Park summer program」(2週間)、「Honolulu zoo summer fun」(2週間)に参加
小学4年生(2015年)
- 7月…英検2級取得
英検2級 | 家庭での教育環境・方針
- 家族構成:父、母
- 両親の語学力:父/ビジネス英語、母/日常英会話程度
- 家庭での英語教育の方針:目標は、メイド・イン・ジャパン・バイリンガル。「英語はできて当たり前」という意識をもたせている
- 英語教育への協力体制:英語圏の友達との付き合いや、父親の仕事でつながりのある外人を家に招いたり、ホームステイの受け入れをしたり。英語を日常的に使える場所づくりを心がけている
- 子供の英語力についての評価:レゴロボットの世界競技大会に出場し、大会のミッションのひとつ「世界で友達を作る」を、英語が話せることでクリア。息子も英語を使えることのメリットを感じている様子
- 子供の進路などへの希望:英語以外にもさらに2ヵ国語ぐらいの言葉を習得し、世界のどこでも「誇りを持ってできる仕事」を見つけることができればいいなと考えている
英検2級 | 教材&かかったコスト・期間
スクール関連
- プリスクール「覚王山インターナショナルスクール」、「ビージービーズ・インターナショナルスクール」(週3、週5)…約590万円(月額約9万円×5年5ヵ月)
- ネイティブスピーカーによる英語塾(週2)…約200万円(年間50万円×4年間)
- 英語補習校(週1)…約16万円(年間約4万円×4年間)
- ハワイでのサマープログラム参加…約52万円(1週間300ドル×8週間+4週間×2年間)
英検2級 | ママからのコメント
息子の英語教育を振り返ってみると、その都度悩んでチョイスしてきたのだなぁと実感しています。
生まれて間もなくから、テレビやラジオで英語の放送を流したり、知っているフレーズで英語で語りかけたことで、1才くらいになると英語のほうがラクなようでした。
日本語と英語のチャンポン状態だったこともあり、発語は若干遅めでしたが、どちらも理解している様子だったので気にせずにいました。
2才4ヵ月からは、英語イマージョン教育を実施する幼稚園に週3で通園を開始。
堰を切ったように発語が始まり、日本語と英語の混濁もそれほどなかったものの、先生に「このままでは英語だけの子になってしまいます。家では日本語を話して、日本語の本を読んでください」と説得され、家では日本語を使うことにしました。
小学校は、しっかりとした日本語が使え、日本の文化も理解する子供になってほしいと、公立の小学校を選びましたが、同時に英語を維持することの大切さも実感。
英語だけの時間を作ることを考え、週2回、1回4時間の英語のアフタースクール、英語劇グループなどに参加。そして、小1〜3年生の夏休みは、日本人が少ない時期を狙ってハワイのサマープログラムに4週間〜8週間参加させました。
現在は、ネイティブのための英語補習レッスングループにも参加しており、幸いにも息子はバイリンガルとして成長しています。
英語補習レッスングループでは、みんな小4くらいで英検2級に受かるレベルなので、息子も中学受験を視野に入れて有利だと思ったので受験することに。結果、ヒアリングが30点満点で、バイリンガル教育のメリットを実感しました。
このような英語教育がいいのか悪いのか…
周囲に同じような環境のファミリーがいなかったので、じつはずっと悩んできました。
でも、この夏参加したレゴロボットの世界大会で、息子が「ママ、いっぱいいろんな国の友達ができたよ。本当に英語が話せてよかった」とポツリ。
これまでの教育が報われた気がして、思わず泣いてしまいました。
わが家の教育が成功なのか失敗なのかは、これから息子が判断することになりますが、言語の定着は12才までが顕著と言われているので、あと2年は英語教育ママでいるつもりです。